青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
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あなたの夢はなんですか?

2008年07月10日 19時59分56秒 | 雑感、雑記
 こんにちは。


 皆さんの「夢」って、なんですか??


 …こう聞かれて、
 「〇〇になることです」、
 こういう答えはアウトだと、私は思います。


 なんででしょう。
 それは、「〇〇」にあたるものが、
 「職業」や「地位」になってしまうからです。

 その理由について、これから私の考えをお話ししていこうと思います。


 〇 〇 〇


 小さい頃、必ず夢を聞かれます。
 親から、先生から、親戚から。

 こう聞かれるたびに、
 「私は学校の先生になりたいです」、
 「私は社長さんになりたいです」、
 というような答え方をしていたと思います。

 そして、「いつもこんな答えを言わなければいけないのかな」、
 こんな疑問を持ったこと、
 少なからずありませんか。

 私は、6才の頃に既に思っていました。
 だから、保育園の卒園式で、
 「私はこの保育園の先生になりたい」と、
 即座に思い付いたことだけ、卒園書をもらう時の言葉で言いました。
 両親や先生には失礼だったかもしれませんが、
 それぐらい、「夢を語る」ことに嫌気がさしていました。


 〇 〇 〇


 前置きが長くなりました。
 なんでこんなことを言い出すかというと、
 人間の幸せは、肩書きではなく生き方にあると、
 幼い頃からなんとなく確信する部分があったからです。

 たしかに、私は高い学歴が欲しくて頑張ったり、
 特定の職業を目指してみたくなったりもしました。

 しかし。
 そこがゴールではないんです。
 その地位にいることで、他人からいかによく見られるかは関係ありません。
 こういう考えが、知らず知らずのうちに置き去りにされていたりします。

 現実には、社会的に評価されるものがあったほうがいいに決まっていますが、
 それはあくまで幸せになるための手段でしかありません。
 嫌いなものをやっても長続きしない、
 例えば料理が好きな人が、音楽を無理矢理やったって、たかが知れています。

 結局、どんな先まで行っても自分が人間であることはほぼ変わりないし、
 地位を手に入れたって苦労がなくなるわけではない。
 そんなことも振り返らず、大人までもが「肩書き」や「地位」を大切にして、
 子供に価値観を押し付けている。

 これではいけないと思うんですね。

 私が大切にしたいのは、
 「〇〇さんのような優しい人になりたい」、
 「〇〇ちゃんのように綺麗な笑顔でいたい」など、
 あくまで生き方や性格、さらには人格のモデルを探す、という考えです。
 もちろん、モデルとする人は、たくさんいていいと思います。
 子供の頃の話から始めましたが、年齢は関係ありません。
 自分を磨くこと、たくさんの生き方を知ることで、
 たくさんのことに幸せを感じられるんだと思います
 さらに、真剣に物事に関わる力量がついて、結果的に地位を手に入れていることすらあります。


 大切なのは、どんな生き方をするか、したいか、ということ。

 これから短い夏です。
 暑い間に、こういう視点でなにか一つでも成長していたいですね。

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