先輩の責任。

　こんにちは。



　あまりにも頭に残っているので。

　先日、「20代になるのは嫌だ」と、
　嘆いている人がいました。
　責任が増え、自由が減る。
　しわが増え、つやが減る（これは努力で抑えられますが…、後日にしましょう）。
　あるいは、あまり遊んでいられない、など、
　これまでのやり方が段々に通用しなくなっていくことに、
　いわれのない不安を抱えているのかもしれません。

　こんな言葉を聞くたびに、胸がとても痛みます。
　20代になって数年。
　私はそんな人たちの先導者として、
　希望を与えられる存在だったか、
　果たして疑問だからです。
　例えば、世の中の大人みんなが、
　歳を重ねる毎に元気に、活発になるだとか、
　世の中にわかりやすい形で貢献できているとか、
　美しさが磨かれていくだとか、
　そんな傾向にあれば、
　あんまり歳を取ることに、抵抗はないはずなんですね。
　ところが、現実は真逆。
　これは先輩である全員の責任です。


　∞　∞　∞


　歳はみんな、嫌でも重ねてしまうものです。

　カッコ良く歳を重ねる努力。
　老化を抑え、若々しく見られる嬉しさ。
　こんな姿を少しでも見せなければいけません。
　私もその一人として、
　私の生き様や人柄の全てとは言わないとしても、
　一部分でも、「大人っていいなぁ…」と思ってもらえる部分を持ち、育てていきたいです。


　P.S.
　自分の若さを自慢したり、
　人の年齢をあざ笑うのは絶対にやめるべきです。
　要するにそれは、年齢をいいことに、自分を磨く努力を怠っているということ。
　自分がその歳になった時、自分の言葉によって、
　言われた人の2倍、3倍と傷つくのです。