@susiebero blog編

スージーベロによる@susieberoのブログ編!
アンチエイジング、愛猫、ガーデニングを語りたい!

難しい乳腺腫瘍

2008-05-10 20:49:50 | 黒猫Qちゃん
2日に転移した乳腺腫瘍の辺縁切除手術をしたQちゃんは、食欲が元に戻り、元気さを取り戻してきました。
(追いかけっこはまだできませんが)

これから、どういう治療をしていくべきか・・・ということは今までの2度の手術の時にもさんざん考えましたし、薬もサプリメントも試してきましたが転移は防げませんでした。
(担当の獣医師は、「薬やD-フラクションが効いたから、腫瘍がここまでの大きさに治まったともいえる」と言われました)

今、八方塞のような状況で、次の手を考えていますがまだ悩んでいます・・・。
しかし、正直、悩む時間も惜しいので、Qちゃんの病気を絶対治す決意で手を尽くすしかないのですが・・・。


インターネットで猫の乳腺腫瘍のことを色々調べると、罹患した猫に外科手術を受けさせない飼い主が多いことに驚きました。

猫に手術を克服できる体力がある場合は、腕のいい獣医師に手術をしてもらうべきだと思います。
手術の痛みよりも、自壊して感染症を起こしてしまうことの方が猫は苦しいのではないでしょうか?

経済的に手術を受けさせられないという人は、本当に貧困なのか、給食費を払えるのに払わないというレベルなのかは判断できませんが、薄給ながらもまじめに働いている私にも、3度の手術費用の支払いは十分可能でしたからケチらないでいただきたいと思うのです。

何より、乳腺腫瘍発症のリスクを極力下げるために仔猫を望まない飼い主さんは、避妊手術を早期(1歳未満)に済ませていただきたいと思います。

私は飼い猫に対して、無知な時期が長く、Qちゃんに避妊手術を受けさせたのは推定6歳の時でした。

当時、Qちゃんは外出OK猫で、1年に何回か発情期が来ました。
その度に近所のいろいろなオス猫が寄ってきて、Qちゃんは夜遊びを繰り返していましたが、妊娠することはありませんでした。
避妊手術の時に「卵巣水腫」という病気で妊娠しなかったことが分かりました。
QちゃんがFIVやFeLVに感染しなかったのは奇跡としか言いようがありません・・・。

こんな無知だった私が、今、Qちゃんに辛い思いをさせているのかと思うと、ただただ猛省の日々です。
でも、今日ブログに書いたのは、もし、未避妊の飼い主さんがいたら、愛猫の避妊手術について考えていただきたいからです。

担当の獣医師に「乳腺腫瘍は、ホルモンが関係している病気だから4歳までに避妊手術を済ませると、グッとリスクが抑えられたんです。」と言われた時はものすごくショックでした。
私は無作為による作為で乳腺腫瘍を発病させてしまったのですから・・・。

Qちゃんは私の宝物です。
我が子と同じです。
今後、先が見えずに不安でたまらないのですが、Qちゃんと一緒に病気と闘って行きます!!!

写真は今日のQちゃんです。
Tシャツを洗濯してしまったため、また術後シャツを着せたところ、嫌がって破壊工作(シャツを噛んで破ります)に出られましたので脱がせました。
久しぶりに真ん丸になって眠っています。