皆様おはようございます。
今年取り組んでいる区民農園。
夏野菜もキュウリなどは終わりにして方付けたりしています。
そこでマルチ(黒い農業用ビニール)をはがしてみて、うれしい驚きがありました。
ヤスデなど土壌生物が沢山いたのです。
7月に行った山梨の自然農法の畑にも引けを取らないほどです。
私の畑は、化成肥料をあげていることが多いのにです。
ヤスデは攻撃されると毒を出したりもするようですが、自分は、土を豊かにしてくれる生き物と捉えています。
さて、一般的には、無農薬、有機栽培に対して、農薬や無期肥料を使う栽培という構図にとらえることが多いです。
けれど、久しぶりに畑をやってみて、改めて、そう単純に片づけるのもどうなのかなと思います。
ネガティブな面では、無農薬で有機でも条件によっては多少の病気や虫が発生したりしてしまうこともあります。
一方、一般の生産性を重視した栽培では、品質や見た目は優れていても、味の面では単調で今一つに感じるときもあります。
今季、同じ品種の苗を、農家さんのものと自分の畑で育てたもので比べて、出来上がりが全然違ったので考えてしまいました。
自分の畑は、味が濃くおいしいものもできましたが、風が強く吹くからかあくが強いものが多かったです。
ですから私は、どちらが正解なのかというととても難しいなと思います。
理想を持つ農家さんも応援したいですし、生業としてしっかり慣行どおり作っている農家さんもやはり応援したいです。
いつも手軽にお店で様々な野菜が手に入るのは、皆農家さんたちのおかげですものね。
さて、ここで未来の農業を妄想してみました。
未来では、最新の技術が大きく採用されていました。
コンピューターのセンサーで虫や鳥などの数が常に監視され、データが蓄積されています。
特に虫は、模様などの特徴がはっきりしているので、AIにより識別するのに適していました。
そのデータはクラウドサービスの農業コンサルティング会社のコンピューターに集計されます。
そこで、データの分析が自動でされ、益虫、害虫のバランスが崩れ、悪い方になると各農家、場合によっては関連地区のJAなどに警告が届きます。
もちろん主な害虫の発生時期等には早期に対策がとれるよう、適切に指示が出るようになっています。
このサービスの利用により、従来よりも農薬の使用や作業が減り、品質もいくらか安定し、高齢化、少人数化の歯どめのきかない農業界に貢献しているのでした。
(このお話はフィクションです)
今回は害虫カテゴリーだけの妄想でしたが、気温や、気候など、いろいろできてくるかもしれませんね。
みつばち(受粉の役目)も超小型ドローンで代用したりして。
凄腕農家さんとコラボしたサービス「サイバー〇〇アグリシステム栽培」とかいう商品が登場するのも近いかもしれません。
今日は未来の畑の妄想の話でした。
それでは皆様、良い1日を。