介護の末…再び悲劇 5年前に妻が長男を、その妻を夫が殺害(産経新聞) - goo ニュース
母は、全身の運動神経が侵され体が動かなくなる難病「筋委縮性側索硬化症」(ALS)を患っていた長男=死亡時(40)=を、平成13年から約3年間、自宅で介護していた。人工呼吸器をとりつけられた長男の食事も排せつも、ほとんど面倒を看ていたのだ。長男の状態は時とともに悪化して、言葉もままならない状態になり、励ます母親、死にたいと目で訴える息子。そして、16年8月26日深夜母親が無理心中を決意、人工呼吸器を外すことを伝えると、長男は目で「おふくろ、ごめん。ありがとう」と応じたという地裁での話しだった。母親は死に切れず逮捕されて裁判になったのだ。
母親は嘱託殺人で有罪、しかし執行猶予がつき、自宅に戻るが「うつ病」になり、ふさぎこむ日々が続く。病院へ通い、夫とともに子供の墓参りをしていた。
そして、妻が『死にたい』と言うのをずっとなだめていたが、妻が包丁を持ち出した。そして、10月12日、妻に「死にたい」といわれた夫が、包丁で妻の首を刺し殺害する事件が起こった。
繰り返された「嘱託殺人」誰かが救われたのだろうか?誰が何をできたのだろうか?
母は、全身の運動神経が侵され体が動かなくなる難病「筋委縮性側索硬化症」(ALS)を患っていた長男=死亡時(40)=を、平成13年から約3年間、自宅で介護していた。人工呼吸器をとりつけられた長男の食事も排せつも、ほとんど面倒を看ていたのだ。長男の状態は時とともに悪化して、言葉もままならない状態になり、励ます母親、死にたいと目で訴える息子。そして、16年8月26日深夜母親が無理心中を決意、人工呼吸器を外すことを伝えると、長男は目で「おふくろ、ごめん。ありがとう」と応じたという地裁での話しだった。母親は死に切れず逮捕されて裁判になったのだ。
母親は嘱託殺人で有罪、しかし執行猶予がつき、自宅に戻るが「うつ病」になり、ふさぎこむ日々が続く。病院へ通い、夫とともに子供の墓参りをしていた。
そして、妻が『死にたい』と言うのをずっとなだめていたが、妻が包丁を持ち出した。そして、10月12日、妻に「死にたい」といわれた夫が、包丁で妻の首を刺し殺害する事件が起こった。
繰り返された「嘱託殺人」誰かが救われたのだろうか?誰が何をできたのだろうか?
毎日どんな思いで過ごしてこられたのだろうと胸が詰まります。
この家族に、いい思い出がありましたように、
それを持って逝けましたように・・と祈らずにはいられません。
とても哀しくてやりきれません。
残った夫の背負うもの あまりにも辛すぎます。
残ったご主人も背負うものが大きいでしょうねえ。