成り行きアラカルト日記

人生は成り行きでありますが、日日是好日と考えて、日々の出来事を凡人の視点でアドリブ的に記載したいと思っております。

繰り返された悲劇、5年前に妻が長男を、その妻を夫が殺害・相模原市

2009-10-19 21:33:41 | 三面記事的
介護の末…再び悲劇 5年前に妻が長男を、その妻を夫が殺害(産経新聞) - goo ニュース

 母は、全身の運動神経が侵され体が動かなくなる難病「筋委縮性側索硬化症」(ALS)を患っていた長男=死亡時(40)=を、平成13年から約3年間、自宅で介護していた。人工呼吸器をとりつけられた長男の食事も排せつも、ほとんど面倒を看ていたのだ。長男の状態は時とともに悪化して、言葉もままならない状態になり、励ます母親、死にたいと目で訴える息子。そして、16年8月26日深夜母親が無理心中を決意、人工呼吸器を外すことを伝えると、長男は目で「おふくろ、ごめん。ありがとう」と応じたという地裁での話しだった。母親は死に切れず逮捕されて裁判になったのだ。
 母親は嘱託殺人で有罪、しかし執行猶予がつき、自宅に戻るが「うつ病」になり、ふさぎこむ日々が続く。病院へ通い、夫とともに子供の墓参りをしていた。
 そして、妻が『死にたい』と言うのをずっとなだめていたが、妻が包丁を持ち出した。そして、10月12日、妻に「死にたい」といわれた夫が、包丁で妻の首を刺し殺害する事件が起こった。

 繰り返された「嘱託殺人」誰かが救われたのだろうか?誰が何をできたのだろうか?


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2 コメント

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あまりにも辛すぎます。 (黒糖)
2009-10-22 07:20:23
私達は記事になった部分しか知る事が出来なくて
毎日どんな思いで過ごしてこられたのだろうと胸が詰まります。
この家族に、いい思い出がありましたように、
それを持って逝けましたように・・と祈らずにはいられません。
とても哀しくてやりきれません。
残った夫の背負うもの あまりにも辛すぎます。
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黒糖さん、余りに・・・ (ウフフマン)
2009-10-22 23:25:23
辛い事件ですよね。ここまでくると、何か大きな悪霊が家庭を襲ったような感じですね。難病「筋委縮性側索硬化症」は未だ治療方法のない病気ですが、それにもかかわらず、絶望の崖っぷちから立ち直り、残りの人生を自分らしく、そして、家族も明るく生活される例もかなり多いと思います。何か希望の光がひとつあればと思います。一つの笑いとか、ユーモアとかですね。又感動とかですね。
残ったご主人も背負うものが大きいでしょうねえ。
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