成り行きアラカルト日記

人生は成り行きでありますが、日日是好日と考えて、日々の出来事を凡人の視点でアドリブ的に記載したいと思っております。

田中好子さんの肉声全文について

2011-04-26 00:10:13 | 心のこと
もっと女優を続けたかった…スーちゃん肉声全文(読売新聞) - goo ニュース

・・・・元キャンディーズの「スーちゃん」、田中好子さんの葬儀が営まれた東京都港区の青山葬儀所で25日、田中さんの「幸せな、幸せな人生でした」「もっともっと女優を続けたかった」などという声が流れ、約2100人のファンや関係者の涙を誘った。・・・・


 テレビニュースでも大きく取り上げられたが、田中好子さんの生前録音の肉声が葬儀で流された。さすが、彼女の声とその内容が分かると、胸にきます。こちとら、年齢とともに涙もろくなっております。


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 「こんにちは、田中好子です。きょうは3月29日、東日本大震災から2週間たちました。被災された皆さまのことを思うと、心が、破裂するように痛み、ただただ亡くなられた方々のご冥福をお祈りするばかりです。

 私も一生懸命、病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でも、そのときは、必ず天国で、被災された方のお役に立ちたいと思います。それが、私の務めと思っています。

 きょうお集まりいただいている皆さまにお礼を伝えたくて、このテープを託します。」との言葉!

 
 死の間際まで、東日本の震災に心を痛め、何かできないかなと思っていた彼女の気持ちが伝わってきます。死を自分なりに受容されて、その覚悟とともに、人に対しての思いが伝わります。
 この力は何かのか?凄い人としか言えない。


 「キャンディーズでデビューして以来、本当に長い間お世話になりました。幸せな、幸せな人生でした。心の底から感謝しています。特にランさん、ミキさん、ありがとう。二人が大好きでした。

 映画にもっと出たかった。テレビでもっと演じたかった。もっともっと女優を続けたかった。お礼の言葉をいつまでも、いつまでも皆さまに伝えたいのですが、息苦しくなってきました。

 いつの日か、義妹、夏目雅子のように、支えて下さった皆さまに、社会に、少しでも恩返しができるように、復活したいと思ってます。かずさん、よろしくね。その日まで、さようなら。」


 まだまだ若くて、早すぎる死であった。もっとしたいこともあっただろうにと思うが、何かを受容して皆に感謝の気持ちを伝えておられます。
 彼女より年長である僕が死を前にした時、そんな態度を取れるだろうか?

 何故か、フランクルの言う「態度的価値」を思い出した。
 
 無限の時間の中で、いつの日か復活されるのを祈ってます。 永劫回帰ですよね、スーちゃん!



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2 コメント

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Unknown (百舌)
2011-04-27 21:48:08
 陳腐な表現になりますが、「美人薄命」なのかなあ・・・と。

 私はキャンディーズ時代より、ソロ・女優としての活躍の方が印象深く、好きでした。この人にはやはり"普通の女の子"は似合いませんでした。
 女優として後年は「母親役」が多く、またそれがハマってました。素晴らしい役者でした。 
 人生最後の声を搾り出すかのようのようなメッセージ、自身の死を目前にしてまで被災者を慮る気持ちに、涙が出ました。
 一時とはいえ、震災関連ニュースを止めてしまう偉大な存在であったことをあらためて認識しました。老若男女を問わない、国民的アイドルだったんですよね。

 ランさんの「もう一度、3人で会いたかった」、ミキさんの「私たちは永遠にキャンディーズよ」。よくぞ気丈に読まれた、心に響く弔辞でした。

 心からご冥福をお祈りします。
百舌さん、こんばんわ! (ウフフマン)
2011-04-29 01:35:38
 確かに、「美人薄命」でありますね。僕は、個人的には、キャンディーズ時代はランちゃんフアンでありましたね。スーちゃんは容姿がアマチュアくさいので、「普通の女の子」に戻り、専業主婦に納まるのかと思っていました。ところが、女優として名前がでてきて、母親役が上手くはまっていて演技も上手いのには驚きでした。
死を前にして、自分の素直な気持ちをファンの前で生の声で露呈させたのは何故か?と不思議に思う反面、何か「勇気」を感じましたね。女優としての自分、素の自分が出ているように思いました。
ランちゃん、ミキちゃんともに、心に響く弔辞でしたねえ。

 ご冥福を祈りたいと思います。

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