老人保健施設にナイフ男（32歳）、面会者ら2人刺す・・・恨みらしいが！

介護老人施設にナイフ男、面会客ら２人刺す…仙台(読売新聞) - goo ニュース

　学校や家庭など安全と思われる場所での突発的、衝動的な事件が多い。老人保健施設も介護される老人のいる場所である。施設や病院は面会者が自由に出入りできるだけに危ない場所なのかもしれない。病院での殺人や傷害事件なども意外とあるわけで。面会者と助けようとした看護師が刺された。幸いなことに殺人まではいかなかった。

　・・・・調べによると、男は近くに住む無職蟻坂康義容疑者（３２）。蟻坂容疑者は「ホームで働いていた知り合いの男に裏切られた。利用者を殺して恨みを晴らしたかった」と供述している。・・・・

　自分の恨みの感情を全く無関係に人に向ける心理は怖い。予想できない人に向かうわけで。被害者はとんだ災難であるが、それで済む話ではない。
　昔から、社会に対する個人の恨みの気持ちが色々な犯罪にでるとはよく言われる話である。
　このような犯罪は起こる要因は、何かこの社会が鬱屈したものを人に与えているからかもしれない。刑法などの改正だけでは抑止力にはならないようだ。
　恨みからくる衝動性を出しやすくしている社会を少しずつでも変えていかなくては。これは国全体の問題でもあり、政治の問題、責任でもあるような気がするが。
　多くの人々の恨みの気持ちが蔓延しているが宗教でも救えず、何に救いを求めたらいいのだろうか。