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こんな暑い中、カートで燃えてます。
シティーカートにて。
今日は、マニャガハ島でのんびりだ。
アクティビティーもシュノーケリングしか入れていない。昨日の件がなければ、体験でもいいからダイビングをしようと思ったのだが…。
しかし、ビーチでのんびりしているだけで気分がいい。ござやレジャーシートだけでも問題ないが、次回行く時には、ビーチチェアーなどを借りようと思う。場所の確保に便利だし、屋根付きのを借りればスコールもしのげる。
島を一周してみた。
サイパンの本島を望むビーチ。右の方が暗いのは、恐らくスコールのせい。我々がマニャガハ島に来る時も、途中から凄いスコールに見舞われた。写真には撮れなかったが、スコールが来るよ、と言うのは見て取れるくらいだ。
途中にはこんな像も建っている。
この樹の前で写真を撮ると、樹が守り神になってくれると言う。
マニャガハ島は、太平洋戦争時に日本軍が要塞化していたため、島にはこんな砲台や司令部跡などが残っている。
この後、シュノーケリングツアーに参加した。昨日のダイビングと比べてしまってはいけないが、期待したほど魚が見られなかった。
次回来る時には、もっと自由に遊んでみたい。
今日は、サイパンでの初ダイビングだ。
以前から、ブログを読んでいるアクアスミスで潜る事にした。
ピックアップの時間通りに現れたのは、Kompekさんだ。
まるでいかついぬいぐるみの様な見た目は、ほとんどアメコミのキャラクターだ。いや、特攻野郎Aチームにでも出て来そうなキャラだ!
だが、このKompekさん、遠くから見送っていた私の妻に手を振って挨拶をしてくれる陽気な人。グローブの様な大きな手を差し伸べて挨拶をする姿に人柄が滲み出ている。
今回はKompekさんのガイドで、もう一人の女性ゲストHさんとアクアリウムとオブジャンビーチで潜る予定だった。
ホテルから車で20分程走るとオブジャンビーチに着く。そこから、少し林を抜けるとアクアリウムにたどり着く。
他のショップでは紹介されていないからか、人気もなく静かだ。波の音だけが聞こえる。
Kompekの話によると、エントリー後は流れに身を任せて泳いでくれと言う。そして、帰りにはロープに掴まりながら戻るのだ、と言う。
経験本数の少ない僕は、Kompekの腕に掴まりながら一緒に泳いで行く。耳抜きは浮上せずに順調にできた。泳いでの水面移動時から既に多くの魚が見えていたが、水深10m程まで潜降すると、そこはまさにアクアリウムだった。
Kompekが石を裏返すと、そこにはクモヒトデらしき生き物がいて、近くを泳いでいた魚がいきなりそれに食い付いた。あっと言う間の出来事だ。
我々が泳いでいる事が何の不自然でもないかの様に魚達も泳いでいる。すぐ近くまで泳いで来ては、身をひるがえして避ける。
見渡す限り、魚…魚…魚…。
かなりの透明度で、水中カメラを持っていない事が悔やまれた。
最後には、遠くにだけれど海亀が見られて嬉しかった。
ただ、途中で感じた器材への不安から、呼吸が浅かったのか、気分が悪くなり、急いで帰還。エグジット後はお二人に色々とご迷惑をお掛けしてしまった…。
水中では、アクアスミスの浅井さんが大好きなシャークの模型を取り出して岩陰に置き、それをHさんにカメラで撮らせたり、ユーモアのあるKompekさん。
帰りに気分が悪くて苦しんでいる僕に、タオルを手渡してくれたりと細やかな気遣いもしてくれた。
そして、一緒に潜っていただいたのにご迷惑ばかりお掛けしたHさん。後のアクアスミスでのコメントでは、爽やかな言葉を下さって感謝しています!
大変な事もあったが、またサイパンで潜りたい…!
次は、バンザイクリフの近くにある『ラストコマンドポスト』へ。
日本から天皇陛下が来た時に、ボロボロだった砲身に色を塗ったりしたそうだが…、ボロボロのままの方がいい感じがするのでは…?
建物の右の方にある穴は、海上からの艦砲射撃で開いた穴だと言う。
この日は、日差しは強かったが、風は心地良かった。
戦闘で苦しんだ兵士達が、せめて最後にこの風に吹かれる事ができたなら…と感傷的になってしまった。
それほどまでに、今のサイパンはのどかな空気が流れているように感じられる。
バンザイクリフ…この名前は、聞き知っていたが、さらに凄まじい名前の崖が存在していた…。
スーサイドクリフ…Suicide Cliff
バンザイクリフよりも凄まじいこの場所で、自決した人達は皆死んで行ったと言う…。
自決した人達は、どんな思いだったのであろうか…。
家族で飛び降りたなら、しっかりと抱き合って…離れまいとしたであろう。
このような悲劇は二度と起こしたくない。