このお店では『運納喜』と書く。
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鰻の脂っこさが抑えられた仕上がりで、魚としての風味が活きている味付けだ。
旨かった
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最後は浄妙寺で締めくくり…
と言うか『喜泉庵』と言う茶室でマッタリ…
こんなお部屋で…抹茶を一服
小さいながらも素敵な庭。
こんな水琴窟もあって、手前の竹で音を聴く。
こんな素敵な窓もあって、一日でも居たいくらいの部屋だ
この時期になると思い出すのは、受験シーズンを終えてから小学校卒業までの解放された自分の心だ。
学区内の中学校は校内暴力などで荒れていて、その後の進学の事も考えて中学受験をした。
結果として第一志望には入れず、国公立の中学校に進学した。
風邪を引いて熱を出した日にも、注射を打ち点滴をして試験を受けた事もあった。
月曜、水曜、土曜、日曜と四谷大塚進学教室に通い、日曜日は午前は四谷大塚、午後は日本進学教室でテストを受けた。春夏冬と講習を受けて、模試も色々と受けた。
日曜日は、テストの後に解説授業を受けて帰って来るのだが、点数が悪い時は元気が出ない…。親に叱られて、冬の夕方に一人でぶらぶらと歩いた事もあった。
木曜日に速達で送られて来る成績表が怖い事もあった。
父も母も、最大限の努力と手助けをしてくれたのだが、第一志望には入れなかった。
そんな状態なのに…
何故かホッとしていた。
何故か安らかだった。
塾に行けば、仲間がいて、皆で励まし合って頑張った。いい意味で張り合っていたのだ。
でも、そんな時期を過ぎた後の解放感は大きかった。
何かが終わった、と言う想いが溢れていた。
この歳になって、再びあの頃の気持ちがよみがえる事がある…。
何かに疲れて、何かが終わって欲しいのであろう。
何かから解放されたいのであろう…。
その時は、まだまだ先であるが、春の清々しい空気と温かい日差しの中で、あの頃の解放感を思い出すのである。