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Paradise Lost

地獄より光に至る道は長く険しい

実光院

2010-01-23 14:00:00 | 記憶のかけら~風景
お昼の後は、実光院へ。



ここは、『不断桜』と言う桜で有名らしい。

今回は、花が綺麗に咲いていなかったが、『編鐘』を鳴らして、とても気に入った。



この『編鐘』、『声明』を唄う時の楽器らしい。『声明』とは、仏教版『賛美歌』のようなものらしいが、何だかいい節回しなのだ。少し、トランス状態を感じる気がする。

さて、実光院は拝観料に『お抹茶とお菓子』の代金が含まれている。と言う事で、お茶をいただきながら庭園『契心園』を眺める。



手前の池の向こう側を『極楽浄土』、手前側を『俗世間』に見立てているらしい。小さいながら、起伏に富んだ見飽きない庭園だ。

この契心園以外にも、回遊式の庭園がある。ここは開けた景色で、遠くの山々も借景している。





庭園内には『理覚庵』と言う茶室もある。





実光院はのんびりと庭園を楽しむのに良い場所だった。

京都大原三千院~♪

2010-01-23 12:00:00 | 記憶のかけら~風景

今日は、大原を散策する日だ。

『二条城前』から『三条京阪』まで東西線で移動。『三条京阪』からは京都バス17番で大原へ。

バスに乗ってしばらくすると、舞妓さんが乗って来た。昨晩、京都国際ホテルで見た白粉べったりの舞妓さんとは違って、自然なお化粧で可愛らしかった。
隣の席のおばちゃんと楽しそうにお話していた。
不思議な事に、山里で降りて行った。

まずは、三千院門跡から…。



山里の風情が満喫できる道を歩いて、門跡前の茶店通りに着く。



道路脇の石垣が苔むしていて、いい感じに自然を感じる。



名前は何度も聞いた事があるけれど、来たのはこれが初めて…のはず…。



中のお庭はこんな感じ…。



ここには『わらべ地蔵』と言うお地蔵さんがいて、境内で遊んでいる。







三千院は、外側も素敵です。来迎院へ向かう途中で見た朱雀門。とても風情があります。


二条城

2010-01-22 16:30:00 | 記憶のかけら~風景
詩仙堂から二条城へ。

唐門がとても立派な門で、お寺の門のようだ。



門をくぐると直ぐに、二の丸御殿が見える。何だか『山』のように見える。



写真は撮れなかったが、中には『大政奉還』が行われた部屋『大広間一の間』もある。国宝だけあって見所も多い。

二の丸御殿を出て、二の丸庭園へ。





庭園を抜けると、本丸御殿がある。中は見学できなかった。



本丸御殿の脇を抜けて、本丸庭園を見学した。立派な松の木が目に留まる。



最後に、天守閣跡から市内を眺めたが、それほど素晴らしい眺めと言うわけではなかった。

だが、二条城跡はその歴史的な価値も去る事ながら、広々とした庭園などが憩いの場を提供してくれる。

最後に、戸締まりをした東大手門。


椿山荘の紅葉

2009-12-06 20:20:20 | 記憶のかけら~風景
今週末は紅葉を見ようと計画していた。

だが、遠くまで行くのは面倒…、と言うか、生活パターンが変わって遠くまで行けなくなったので、椿山荘に行ってみる事にした。
椿山荘の庭を一度歩いてみたかったのだ。



三重塔と綺麗な紅葉が、ここが都内だと言う事を忘れさせる。





御神木周辺も綺麗に色付いていた。





椿山荘の庭園の象徴のような三重塔。



この塔は広島県加茂郡入野の山上伽藍、篁山竹林寺に、長い間修理の手が行き届かず、上層部が大破したまま放置されていた物を、大正十四年(1925)、藤田平太郎がこれを譲り受け、解体し、椿山荘に移築した物だと言う。
創建の年代は明らかではないが、細部の様式が和様と禅宗様の折衷様であること、木鼻や拳鼻、その他の繰形の特徴などから室町時代末期の作と推定されていると言う。



この滝は、裏側に通路がある。目黒雅叙園の滝のようだ。



都内にもこんな野趣溢れる紅葉スポットがある事が嬉しい。

六義園やホテルニューオータニなどお気に入りの庭園は他にもあるが、この椿山荘の庭園は、起伏に富んだ景観が魅力的だ。

世田谷観音

2009-11-28 18:18:18 | 記憶のかけら~風景
今日は、都内の紅葉を見ようと思い、駒沢オリンピック公園へ行くつもりだったのだが・・・。

ふと、懐かしい通学路を歩きたくなった。

志を高くし、それを実現した人間が数々いる母校。
そんな母校を卒業しながら、私は何と小さな人間のままなのだろう、と想いを巡らせながら久し振りに通学路を歩いた。



正門の前では工事が行われていて、写真が撮れなかったのが残念だ。
校内の銀杏並木を外から眺めつつ、周囲を歩いていると、在校時には全く知らなかった『世田谷観音』と言う寺を発見した。



中は自由に見学できる。
場所柄とても静かで、心安らぐ落ち着いた時間を過ごせる。


こちらは、六角堂(不動堂)と言い、鎌倉時代の作と言う不動明王像が奉られている。



こちらは、観音堂(本堂)と言い、昭和26年に三重県の興昭寺からお迎えした聖観世音菩薩を奉っている。



奥には、特攻観音堂があり、太平洋戦争において特攻作戦で戦死した兵士が奉られている。今日の平和を感謝し、二度と戦争をしないと言う誓いを新たにしたい。





世田谷観音を、在学中に全く知らなかったなんて・・・。

学校の直ぐ裏に、こんなに落ち着く場所があったなんて・・・。

堀之内妙法寺お会式万灯行列

2009-10-13 22:22:22 | 記憶のかけら~風景
この街を離れて、既に15年になる。

お会式でさえ、最後に見に行ったのは5年前だ…。

5年前にも思ったのだが…。
規模が小さくなった…。

以前は、環七の一車線を通行止めにして、そこを万灯行列が練り歩いていた。

妙法寺の境内はにぎやかで楽しいのだが、一度境内を離れると、途端に寂しくなる。



懐かしさと思い出とのギャップで寂しさが増して行く。

それでも、皆元気に祭りを盛り上げていた。



元気な纏捌きに楽しくなる。



若い人も…。



ベテランの方も…。



軽妙で面白い纏捌きだったのだが、いい瞬間が写せなかった…

子供達も…



猫も参加するお会式



帰りには、小さい頃から良く食べていた『清水屋』と言う揚げ饅頭のお店で『揚げ饅頭』と『みたらし団子』を買う。

晩ご飯は環七沿いにある、『吉田』と言う街の中華屋で『手作り餃子』と『海老炒飯』を食べた。
懐かしい味だった。第二のお袋の味(作っているのはご主人ですが…)だ。

餃子が旨いんだ

妻にもお土産として餃子を持ち帰る。妻もこの餃子が好きなのだ。