Paradise Lost

地獄より光に至る道は長く険しい

椿山荘の紅葉

2009-12-06 20:20:20 | 記憶のかけら~風景
今週末は紅葉を見ようと計画していた。

だが、遠くまで行くのは面倒…、と言うか、生活パターンが変わって遠くまで行けなくなったので、椿山荘に行ってみる事にした。
椿山荘の庭を一度歩いてみたかったのだ。



三重塔と綺麗な紅葉が、ここが都内だと言う事を忘れさせる。





御神木周辺も綺麗に色付いていた。





椿山荘の庭園の象徴のような三重塔。



この塔は広島県加茂郡入野の山上伽藍、篁山竹林寺に、長い間修理の手が行き届かず、上層部が大破したまま放置されていた物を、大正十四年(1925)、藤田平太郎がこれを譲り受け、解体し、椿山荘に移築した物だと言う。
創建の年代は明らかではないが、細部の様式が和様と禅宗様の折衷様であること、木鼻や拳鼻、その他の繰形の特徴などから室町時代末期の作と推定されていると言う。



この滝は、裏側に通路がある。目黒雅叙園の滝のようだ。



都内にもこんな野趣溢れる紅葉スポットがある事が嬉しい。

六義園やホテルニューオータニなどお気に入りの庭園は他にもあるが、この椿山荘の庭園は、起伏に富んだ景観が魅力的だ。

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