関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

結局「半分は棄てる」のに・・・・牛乳は「1Lパックが割安だから」という呪縛から抜けられず、損し続ける購買性癖の哀れ。

2019年03月04日 | 日記

自分には、理屈では説明できない「買い物の病(やまい)」がある。
 
きょうは"そのこと"を書き留めておく。ただ惰性に流れて済ますのでなく、いつかはキチンと文章に吐き出して「根っからダラしない者」はダラしないなりに整理しときたいと思ってたからだ。

「病(やまい)」とは、こういうことだ ──。

わたしは生来、お腹が緩い。特に、生乳の直飲みをすると下痢ってしまう。中学まで給食で飲まされた牛乳は濃度の怪しいやつで抵抗なく飲めたが、一般の「いわゆる牛乳」はNG。中年になった今も、最低でも量を限り、温めないとダメだ。その一方、チョコ好きなのでココアは(家でも)嗜む。ときにはホットケーキを焼いたり(固形ルーで)クリームシチューも煮込むから、牛乳自体は冷蔵庫に欠かせない。低脂肪牛乳ならお腹に優しいが、低脂肪牛乳ではココアもシチューも不味くなるんで、まずスーパーでは手を出さない。

というワケで成分無調整の紙パック生乳を定期購入してるのだが、ここで問題が生じる。

(再三、記事のなかでも自己紹介してる通り)わたしは未婚独居40年の男性。自分ひとりの「牛乳ニーズ」では、1㍑入りの牛乳パックを賞味期限内に「飲み干せない」。期限を1週間くらい超過して何とか飲み切れる場合もあるが、最悪ほとんど口をつけず廃棄する場合もある。平均すれば「半分くらいは棄てている」勘定だ。

ならばフツーの金銭感覚なら、1㍑入りパックをやめて500mlパックを買えば「ロス(損)」が少なくて済む……となって後者を購入チョイスするではないか。しかし❕ それが自分には「いくらアタマで言って聞かせても」出来ないんである。

1㍑パックを買おうと500mlパックを買おうと、わたしの(身体が欲する)牛乳ニーズ量が変動するワケではない。賞味期限+αで飲む(使う)生乳量は平均、500ml足らずであることは確定事実化している。

だったら、計算すれば(小学生にでも)分かる。

わたしの購入している銘柄は、アピタ/ピアゴのスタンダード商品で…店頭標準価格は、

> 1㍑パック 182
> 500mlパック 139

ゆえに、500mlの方を選ぶことで経済的には「182-139=43円の得」となる。当たり前すぎる「自明の理」だ。

しかし、何故なんだろう❕❔ わたしは「その得」を実感するより何十倍も先に「もう一方の損」を速算して痛感してしまう。その「存在しない損」の苦痛に耐えかねて、結局は毎回1㍑パックを購入してしまうのだ。

実際には「存在しない損」とは何か。ズバリ❕ 1㍑パックと比べた場合の「500mlパックの"割高"感」である。もし仮に、1㍑パックも500mlパックも「分け隔てなく同じように安い」のなら、500ml入りの価格は1㍑パックの半分=91円でなくてはならない。しかし、実際に製造コズトや消費量から弾かれる適正価格は「半分で折り合える(=元が採れる)ワケもなく」139円となっている。

すると自分、どうしても、どう目をつぶろうと思っても、こっちを買うと「139-91=48円の損」だと思えてしまって仕方ない。何ならこっちの損が、あっちの得より5円優るではないかとウルトラ勝手な理屈を(無意識に)付けて、理路整然たる43円の出費カット行動を自ら放棄してしまうのだ。

バカバカ、バカよ、大バカよ。この、何ひとつ科学的論拠のない「まさに呪いのよーな」呪縛から解き放たれる「特効薬」をご存じの御仁がいらしたら、ぜひにもご教授願いたんもんである。
=了=

検索タグ:自然のおいしさ牛乳,1000ml,500ml
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