関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

「それではここで音楽です。ところによって交通情報」とラジオから聞いても不審を抱かずに済む名古屋人は、幸せを実感すべし🎵

2020年02月03日 | 日記

このブログで「この話」をするのは、たぶん2度目である。同じことばかり上げて悪いのだが、きょうはラジオ放送中の日本道路交通情報に寄せて記してみたい。

首都圏や京阪神にお住いのかたは、NHKラジオ第一で何度も耳にする「ここでいったん音楽、ところによって交通情報です…では、ここで交通情報です。日本道路交通情報センターの〇〇さん、お願いします」という流れの口上に一抹の「奇妙さ」❔をお感じなのではないだろうか。

何で毎度毎度、「ところによって交通情報」などと断るのだ。毎回、交通情報に決まってるぢゃないか…と。

ところが、わたしたち中京圏(や関東&関西圏以外の地域)に住む者にとっちゃ、少し状況が違ってる。たとえば中京圏を例にとれば、交通情報は以下の放送テーブルの中央の列のごとく組まれていて、NHKアナの言う「ところによって交通情報」のあとにはそのまま音楽だったり、交通情報が入ったりする。


わたしたち中京人の聴いてる感覚では、それゆえ「ところによって」という表現に違和感がない ごくごくフツーに、「全国各地で交通情報の伝えられる時間帯がバラバラだからところによって”なんだろ」としか思ってないのだ。

しかし、「ところによって」の真実は全然そんなんじゃなくて、あれは、ぶっちゃけまる一日、渋滞の絶えない大都会では交通情報です」と断ってるんである。ではあるのだが、渋滞のハゲしい時間帯の限られる(わたしたち=)田舎エリアのリスナーに対して「まる一日、渋滞の絶えない大都会では」とかいちいち説明し続けるのも面倒くさい。ヘタすりゃ「おみゃーら 名古屋は大都会じゃないってターケたこと言っとんのかっとキレる郷土愛クレーマーも出てきかねん。なので毎回、「ところによって」という当り障りのない一句でスルーしてるだけ❕ の話なんである。

そこそこ都市化してても職住近接な就業就学環境を保ち、交通ニーズに対する道路供給率の高い中京地区は、われわれニート以外の中流市民が遅めに起床して早めに帰宅できる「快適ライフ可能な土地柄」である。ところが他エリアからの転勤族でもない限り、その「優位性」を実感できている中京人は少ないように思う。それぞれが「個の棲息ゾーン」の中だけしか“世界視”できてなくって、「つか毎日行きも帰りも電車、ギュウ詰めだし」とか、ミクロの生きにくさイベントにばかりに眼が行っている。

ときにはスマホの画面から目をそらして、じっと聞き耳をたててみよう。漏れ聞こえるAMラジオの道路交通情報ひとつの在りようにも、実は「わが街の長閑(のどか)さ」が、せせらぎの音を奏でている。
=了=


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