関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

どニート中高年が 25年ぶりに街医者に掛かってみた💧

2021年06月14日 | 日記

ちょうど地デジ難民になった時分から「無保険」状態で、その前も含めて足掛け四半世紀、医者の世話になれずにいた。

今回たまたま ①通りすがりの派遣会社が(頼んでもいないのに)保険証を給付してくれて、 ②その派遣先が華麗なる4K職種で(大音響のなか就業させられ)1週間で聴力がイカれたw

それじゃあ労災沙汰であるから、遠慮なく医者に掛かっちまおうと思い立ち、きょうびの真新しい耳鼻咽喉科医院を訪ねてみた。

さすがに今の医療装備は何もかも違うね。小中学生のころ(やれ近視だ やれ蓄膿症だで)通ってた大昔の耳鼻科とは雲泥の差。外耳用の光学スコープなんて、極細の胃カメラもどき❔だもんな。頭にランプ巻いて(医者が)直接、耳の穴を覗きこんだりはせんのだねww 別に見たくもない自分の鼓膜写真を見せられて、「鼓膜(の外見)は別に何ともないよ」と説明してくれるところから診立ては始まった。

「でも耳鳴りがやまず、ヒトの細い声が聞き取れなくなったんです」と窮状を訴えるとすぐに精密な聴力検査を(隣の検査室に移って)してもらえ、奇しくも片耳が「立派に👂難聴」と診断される💧 初診を終え帰ってくると翌日、25年前には世のなかに無かった「調剤薬局」なる場所に初めて出向く。還暦にして、はや浦島太郎のリアル体験てか。
※もっとも中世のニッポンじゃ、還暦=白髭の爺さんだろから早くもなんでもないか


最初の薬局では(処方箋を見るなり)こーゆう薬は置いてません とつれない返事。やっぱ、売れスジの薬、マイナーな薬があるのだね。

ちょっと老舗そうな、薬剤師の大勢いる別の調剤チェーン店を訪ね直す。しばらく(在庫を)調べてから、安堵顔で「処方出来ます」とは言われたモノの、実際に薬袋を渡されるまでは(居合わせた待合客のなかでも)格別に時間を要した💧

くすり手帳 持ってますか」と問われても何のことやら。思わず「何ですか それ❔」と聞き返す。我ながら今どき、こんな60歳も珍しいだろなww

内服薬の袋は4つも持たされた。ひとつが、難聴の治療用の錠剤&顆粒薬セット。のこりの3袋は「その副作用を緩和する錠剤」なんだそーな。中身は同じ錠剤だが1回の服用数が徐々に減らされる処方箋になってるもんで、各段階ごとに3分割してくれてた。

……いや、こりゃ飲むの面倒くせーわ💧

これが噂の、21世紀の高齢者らを首まで漬けこむ『くすり💊漬け』秘伝のレシピ、なのだねえ。

しゃーないので、そのあと百均に行ってコレ 1週間用の薬ケースに詰め直した。


死んだ親父とは滅多に遭わなかったが、たまたまこんな折小箱にチマチマ錠剤を千切っちゃ詰めてたの、見かけたことも…。それすら20年近く前になるかァ❔ 終生、深~い確執の解けぬ父子だったから「年寄りくっせー」とその姿を横目で見つつ(自分は彼の"几帳面づら"が生理的に嫌で嫌で)侮蔑しまくってたっけ。ようやく今にして(わざわざ そうしてた)裏事情を実感するぜ。きょうびの医者になんか、ホント❕ 掛かるもんじゃない。

自分は律儀な人生に徹した亡父と違い、病気自体じゃ死なない。奴が建て、奴の眠る墓になど納まってたまるか。

わたしは自分の身体で働けなくなったとたん、食い物を買えず(優雅な病死なんぞ待たずに)野良犬と同列にどこか道端で人知れず餓死する定めなんだしな(自嘲)
=了=

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