関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

ちょっとした、ささいなコトを「今さら」知ってオドロく・・・・その3:パーカーペン

2012年12月19日 | 日記
当日記の別項で、パーカーペン(ボールペン)の替え芯を「四半世紀ぶりに」買い足した・・・という一件について書きました。

きょう、ようやくその替え芯が配達されてきたのですが、中身を一見して少々ビックリ。

えっ!? 「MADE IN FRANCE」って刷られてる。

おフランスざーますか。(なんて言い回しに反応する『おそ松くん』世代も、今や少数派か)

いゃてっきり「パーカーは、USAっ!!!」っつう昔からの価値観に染まってたもんで(笑)

さっそく、Wiki日本版から一節を転載させていただくと、《パーカーペン・カンパニー》の変遷は・・・

 1987年 イギリス資本が入ったことで本部をイギリスに移転。
 1993年 プロクター・アンド・ギャンブル傘下のジレット社に買収される。
 2000年 ニューウェル・ラバーメイド・グループのオフィス用具部門、サンフォードの傘下になる。
 2009年 イギリスにある工場が閉鎖され、生産拠点がフランスとなる。

・・・となってます^^; 今は経営陣がアメリカの地に戻った格好ですが、実態は企画販売本部を持つだけで「アメリカの誇るブランド」とはほど遠い。 (2009年に閉鎖された)イギリスの「旧」本社工場は現在、廃墟同然なんだそーで、いくつかの画像がネット上に載っております。

ひえ~、知らんかったわ。 25年のうちにゃ「いろんなコト」が起きてるのねー(おまえは仙人か:自爆)

添付画像をよく見りゃおワカりのよーに、米国製とフランス製で共通するのは「外寸規格」だけ。 素材も製法もビミョウに異なっております。

以降は勝手な想像ですが、英字版Wikiにも「フランスに生産拠点を移した」とあるだけで「自社ラインを新設」とは書かれていないあたり、たぶん在フランスの優秀な万年筆やボールペン・メーカーに「製造を委託した」というのが真相でございましょう。

大アメリカ帝国の栄華を彩った「矢印ペン」の末路よ、哀れなれ。

そーゆう意味じゃ、中国台頭だ、デジタル化の衝撃だ、と言われるグローバルな逆風のなか、日本の《パイロット》や《三菱鉛筆》はガンバってる。 こーゆう企業の将来が一番、かの《TPP交渉》参加にあたって危ぶまれてくるのかも?しれませんねぃ
 
 

ちょっとした、ささいなコトを「今さら」知ってオドロく・・・・その3:パーカーペンの画像


コメント
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