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関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

123便が墜落した高天原山(御巣鷹の尾根)には、醜いマスコミ陣がこぞって死臭を嗅ぎに群がりました。

2008年07月17日 | 日記
まあ今年も、8月12日が近づいてくるワケです。いまだにわたしにとっては、『8.12』の衝撃は『9.11』を超えて記憶に遺(のこ)ります。

あの頃はFOCUSFRIDAYFLASHの“3F”誌をはじめ、盗撮もどきの“報道ゲリラ戦メディア”の最盛期でもありました。

この事故から2週分に渡り、これら写真誌には黒こげの遺体(の断片)写真がテンコ盛りで掲載されました。ナニが面白いのか、といった狂気が列島を汚染し尽くしました。

一番の犠牲者(生贄)だったのは、奇跡的に助かった12歳の少女

「生きてたんだから、おめでたい」とばかりに、報道者を騙る連中が(救出作業中の、自分以外の全家族を失って半日とは経っていない)彼女の呆然とした表情を見下ろし、その顔写真をドUPで撮りまくり、そして自慢げに全国にバラ撒きました。こいつらバカじゃないのか、と思える神経が(報道界全体に)許容されていました。

先般の秋葉原の事件直後、“血まみれの被害者を見物したり撮影する異常な若者”と攻撃する人がおりましたが、間違いなくその親からして“悪の遺伝子”に漬かってきた「結果」です。今の時代が、世代が…なんてレベルの見識がオコガましいし、倫理崩壊に対する危機感が生ぬる過ぎるんじゃないか? …… わたしなんかはそう思うワケです。毎夏、あの『8.12』を迎える度に。。。




(実際の刊行物には一切、モザイク修正は付せられていません)
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