デリーの西側の郊外の住宅地、その一角にデリーで最も小さい井戸がある。
私はデリーの市バスが全部乗れる定期券を持っているほどのバス・マイスターなので、
バスルートを検索して行った。
デリーでバスに乗っている日本人は私くらいなものだろう。(自慢だ。)
それでも1時間以上かかったが、バス停からは近かった。
最近はグーグル・マップと言う便利なナビゲーションがあるので楽になったが、
そこはインドなので地図通りでないこともある。ここは簡単に見つかったが。
井戸は団地の一角にあった。
正確に言うと団地の外の駐車場の隅である。全くもって目立たない。
そもそも井戸は地下にある、地面から下方向に掘ってあるので目立たないのだ。
世界遺産であるグジャラート州のラーニ・キ・バヴも、
近くに行くまでは何も見えなかった。
入口を入ると一応説明書きがある。
さてこの井戸は16m×5mである。3階層の長方形で22段の階段がある。
この井戸はローディ朝(1451~1526年)の時代に造られた。
階段を下りて進むとまずは四角い井戸があるが、
干上がっていて緑色である。やっぱりゴミが投げ込まれている。
本当にダメだなインド人は。(プリプリ。)
その先に円形の井戸があるが・・・干上がっていた。
予想通りここにもゴミが投げ込まれている。
井戸の上を見上げてみる。
井戸の奥から入口を見たところ。
周囲の壁には掘られた装飾があったのであろう。
守衛の小屋はあるが、誰もいないので自由に入り自由に見る事ができる。
まぁここまで来る物好きは私位なものだろうけれど。
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