2003年公開の「ジスム」の続編で2012年の作品。
タイトルはヒンディー語で「身体2」。
タイトルが2となっているが主人公の名前が同じ以外は、
全く関連性はなかった。この後、3、4もあるらしい。
主演のランディープ・フーダは「ラブ・アージ・カル2」で、
主演を食ってしまうほど(私的評価)の好演であったが、
この作品に出ているとは知らなかった。
サニー・レオーネのボリウッドデビュー作品。
1981年カナダ生まれのインド人で、
元々はアメリカのポルノ女優(2002年デビュー)。
インド人のポルノ女優は他にいない。
<ストーリー>
イズナ(サニー・レオーネ)は諜報部員のアヤン
(アヌノデー・シン)と共に行動するために、
サルダナ(アリフ・ザカリヤ)に雇われた。
接触するターゲットの写真を見せられたイズナは動揺し、
仕事を引き受けられないと言った。テロリストと言われる
ターゲットはカビール(ランディープ・フーダ)だった。
6年前・・・麻薬捜査官だったカビールは、
取引の現場を押さえたが、そこに運び屋として来たのが、
イズナだった。イズナは事情を知らなかったため解放され、
カビールを愛し始めてしまっていた。
2人はしばらく情熱的な関係を続けたが、
ある日突然カビールは姿を消してしまったのだった。
全く手掛かりがなく6年が過ぎ、いきなりこんな形で、
イズナの元に現れたが、アヤンに諭されイズナは、
仕事を引き受ける。カビールから機密情報を引き出すため、
イズナはアヤンの婚約者に扮して二人はスリランカへ行く。
そして音楽家に扮するカビールの住む家の前の家に住む。
ある日、カビールはスミット(スミット・ニジャワン)と共に、
サルダナのオフィスを襲ったが、サルダナは何とか逃げ延びた。
イズナがカビールを誘い出し、アヤンがカビールに家の
PCからデータを盗むが、警報装置が作動しカビールは、
慌てて家に戻る。アヤンは逃げたがカビールは
犯人はアヤンではないか?と疑う。
カビールとイズナは接触するうちに再び愛が燃え上がり、
カビールはイズナに結婚を申し込む。イズナは全てを捨てて、
カビールの家に引っ越して行く。愛のために盲目になっている、
カビールはイズナを疑っていなかったが、
スミットはアヤンを襲い、逆に殺されてしまう。
スミットと連絡が取れなくなったカビールは、
アヤンの家に行きアヤンとイズナの関係を書いた
シナリオ本を見つけてしまう。
イズナはアヤンからカビールを殺害する指令を受け取る。
帰って来たイズナにカビールは自分はテロリストではなく、
腐敗している政治家や軍の将校や警察上部の人間を排除する、
愛国者であると語り始める。そしてイズナのために、
出国するためのパスポートやチケット、現金引き出しのできる、
スイス銀行の口座などを渡す。
君に罪はない、愛していると言いながら・・・。
・・・・イズナはカビールを撃ち、データを持って、
アヤンの待つ家に帰る。そこにはサルダナがおり、
データを受け取ってアヤンにイズナを殺すように言う。
イズナはそこでカビールが正しい人間で、サルダナやアヤンが、
腐敗した官僚だった事に気づく。
しかしアヤンはイズナを愛しており、サルダナを殺してしまう。
そしてイズナに自分と一緒に生きるか? と問うが、
イズナはカビールと一緒に死ぬ方を選ぶと言い撃たれる。
イズナもアヤンを撃つ・・・。
全員、死んじゃったよ・・・・。ああぁぁ。
サニーの演技だが、ワンパターンだった。
期待はしてなかったし、顔も身体も綺麗だからいいか。
ちなみにインド人男性はサニーが大好きである。笑。
ランディープの方は、殺し屋役なので、
全体的に表情を変えず、低い声で話す感じだった。
「ワンス・アポンナ・タイム・イン・ムンバイ」の警官役でも、
こんな感じだったけど、健康的な明るい役もみてみたいな。
スリランカの風景もさることながら映像は綺麗に撮られていた。
2003年の前作から9年経過しているからか、
サニー・レオーネだからか、肌の露出と絡みのシーンは、
かなり多くなっていた。映倫も少し緩くなったのかな。
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