カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

リシケシのレストラン~アムリタ~

2011年01月08日 21時54分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
リシケシで一番商売っ気がないレストランであろう。
何と言ってもオヤジのやる気が、これっぽちも感じられない。

ラムジュラ橋オートの乗り場近く、
渡し舟乗り場のまん前である。立地条件は文句なし。
もう少しやる気を見せれば繁盛しそうなものだが、
こればっかりは仕方がない。

「チャイ」をくれと言うインド人も来るのだが、
インドのレストランのくせにチャイはない。
飲み物はペットボトルと紙パックのジュースしか置いてない。
その上・・・・天麩羅や味噌汁はあってもカレーはない。

 いつ行っても先客がいる事はなく、
店の前の日陰でオヤジがガンジス河をぼんやり眺めている。

私が最初に勤めた流通業の会社の創業者の言葉だが、
  「商売が成功する鍵は、景気、天気、やる気。」。
思わず思い出したのだが、全くその通りである。

それでも週に2回は行ってしまうこの店、
・・・・その理由は、何だか和風な味付けなのである。

最上部の写真、チョウメンなのだが赤い。
品名はアムリタ・チョウメン、70Rs(約140円)。
紫蘇の様な味がするのだが紫蘇ではないらしい。

和風のテイスト・・・たったそれだけの理由で、
アシュラムにいた日本人を数人誘って出かけた。


               
きしめんの様に平たい麺は自分で打っているそうだ。
乾麺にない生麺の柔らかさと若干だがコシもある。
品名はうどん、70Rs(約140円)。

食した全員の感想だが「懐かしい味」。


               
たまには変わった物をとイタリア風メニューをオーダーしてみたが、
残念ながらイマイチだったなぁ。
ベジマカロニ60Rs(約120円)。


               
「今日は豆腐があるぞ」と自慢げにオヤジが言うので、
ついうっかり注文してしまった豆腐トッピングのフライドライス。
100Rs(約200円)。

ニガリを持っているそうで、時々造っているそうだが、
どうも・・・・ 歯ごたえがパニールっぽい感じ。


               
あまりに通っていたので、
ある日オヤジが自家製のケーキをサービスしてくれた。
あまり甘くなくしっとりとしていれば、
たぶん美味しいのであろうが・・・・硬かった。

実は・・・オヤジの奥さんは日本人である。
しかしオヤジがほとんど稼がないので、
デリーに単身で出稼ぎに行っているのだそうな。

  しっかりしろよ、オヤジ

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コメント (2)
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