カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

ナスカ展

2006年04月20日 21時55分59秒 | 日記 / DAIRY
ナスカと聞いてまず思い浮かぶのは、
昨年ナスカで急死したSさんの事だ。
あれからもう1年。今頃どこで何をしているのだろうか?
相変わらず天国でも、飲んだくれているだろうか。

Sさんは、この地上絵を見てどう思ったんだろう?
などと思い出してみた。

その次に思い浮かぶのは、須藤元気だ。
格闘技ファンらな知っているだろう・・。
背中にコンドルの地上絵を背負う男。
会場の入口には「WE ARE ALL ALONE」と書かれた、
サイン入りTシャツが飾られていた。

須藤元気・幸福論

ネコパブリッシング

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さて・・・・この展示会のイチオシは「ミイラ」だ。
地上絵も素晴らしいが、
誰が何と言っても、「ミ・イ・ラ」 

ミイラ・ファンはもとよりミイラ・マニアやミイラ・フェチにはたまらない。
 (ちなみに私はミイラ・ファン?)
だって大昔の人を見る事なんて、通常じゃ出来ないでしょ!?

なんとペルーには1000体を超えるミイラが、
保管されていると言う。(そんなに  )
その姿は、発掘されたままの未開封である。

その中で今回の展示に際して、
コンディションがいい子供のミイラが開梱された。

まず布で巻かれた、まるでサナギの様な状態のミイラを
レントゲン写真で撮り、中身を確認する。
そしてCTを撮り詳しく立体的に分析してから
慎重に開封するのだ。
 (この模様は、会場内でVTR上映されている。)

この6歳の子供のミイラは、1300年前の物らしいが、
驚くべき事に眼球が残っていて、黒目が確認できる!

もう一つは大人のミイラ。
皮膚がカサカサしていない。
何よりも爪が綺麗な色と形で残っていてナマナマしい。
両手で顔を覆っているが、かいま見える表情には驚く・・。
この頃、頻繁に行われていたらしい外科手術の跡があり、
頭骸骨に穴が開いていた。

こんなにコンディションが良いミイラは、 
なかなか見ることが出来ない。

           

会場の入口では、音声ガイドを貸し出してくれるのだが、
500円である。(入場料1400円だし、高い。)
さらに土日は入場規制されるほど、
混んでいるので早めに行くことをお勧めする。

国立科学博物館で、6月18日(日)まで。

ナスカ地上絵の謎―砂漠からの永遠のメッセージ

創元社

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