時に芥川殿、1月29日、30日と連日で訪れた醍醐寺の写真はいまだにアップしていない様じゃが、どうしてじゃ? うむ。 実はのぉ、家康殿、あの日、わしにはとても重要な事が起きてのぉ。 うむ。知っておるぞ。わしはインビジブル・マンとしてお主の側におったからのぉ。
あの日の事は、あまりにも芥川の魂に関わることで、このブログでは書けんのじゃよ。 うむむ。わしは芥川殿の魂は読んでくれている日本中の人に伝わっておると思うがのぉ。
いや、それはわしの魂の10分の1なのじゃよ。 およよ。これで10分の1とは! 実はそうなのじゃ。それでなければ21世紀の空海も名乗らず、信長殿、秀吉殿、貴殿たちと一生の契りを交わし、ピアニストの家に生まれていたならば、日本のボブ・ディラン、ジョン・レノンになって、日本の音楽シーンを世界の最先端としていたなどと、若い時から周囲の人たちに言う事は有り得んのじゃから。
そこでじゃ、もう、本として何の遠慮もなく書きたいのじゃよ。 うむ、それは分かる。わしもお主が何の躊躇いも遠慮もなしに、芥川殿のものでしかない言葉が炸裂した文章を読んでみたいと思うぞ。 それにはどうしたら良いのじゃ。 それがじゃ家康殿、わしが、所謂、先生と呼ばれる身分じゃったら、或いはテレビ等で顔を売った有名人じゃったら、訳もなく、向こうから、大出版社を始めとして、オファーが舞い込むじゃろうが…。 うむ。
去年、登場して程なく、或る1社、大出版社ではないが、気骨の有る経営者だったのじゃが、京大の女学生と言うのに、わしが長い事考えていたペンネーム…わしは自分の名前は本当は気に行っていたのじゃが、何故なら、わしのgiven nameは、イタリア語では、その響きは、何処へ?…あなたはこれから何処へ行くんですか、と言う意味になるのじゃ。 うむ。
その愛していた響きを捨てた理由も此処では書きたくないんじゃよ。 うむ。
長年、考えていたのじゃが、或る日、芥川龍之介と宮沢賢治が合体して、芥川賢治だ!と、突然、閃いたのじゃったが、それがウン臭いとツィッターに呟かれてのぉ。 それを見た、この経営者は心配に成ったのじゃと。 うむ。 リスクを取ろうとした訳じゃからのぉ。それで、共同出版と言う形にしてくれんかと。 うむ。 まぁ、無名の人間としては致し方ないかと思ったのじゃが、最初の5,000部を出すのに約500万円かかるのじゃと。 うむ。 20年前のわしなら何の問題もなかったのじゃが、長い事、苦労をしたから、本当の余裕は、まだないのじゃよ。 うむ。 ちょっと痛いのじゃな。 それもあって、ふんぎりが着いておらんのじゃ。
じゃが、芥川殿、お主の一番の気持ちは、お主の言葉、お主の文章、お主の思索に対する絶対的な確信が、所謂、自費出版の様な形を取ることを嫌がるのじゃろう。 うむ。正に21世紀の空海なればこそじゃろう。 御意。 ならば芥川殿、ここに貴殿のアドレスを、もう一度書いておいたらどうじゃ。 うむ。 篤意の人が読んでくれるかも知らんがゃ。 うむ。それでは、そうしようか。 そうせい。 うむ。 sunsetrubdown21_2010あっとまーくmail.goo.ne.jpじゃったろう。 うむ。 書いておけ。書かぬよりましじゃろう。