管首相は本当に国民のことを考えているのなら、…経済等に要らざるマイナスを与えない今のうちに、…即刻、退陣すべきなのである。
管氏の過ちは何処に在ったのかを明確にするために、芥川の、
新聞社の「高説」が垣間見せた真実。…1.2億人の誰も気が付かない事…の一つ。から引用します。
米国の政治学者で中央大教授、スティーブン・リード（63）は政党の使命を選挙に勝つことと政策を動かすことだと指摘する。政治不信の背景にあるのは、民意をくみ上げ、複雑な利害関係を調整し、議会を動かして政策を実現する政党機能の劣化にほかならない。
先ず、貴方は、リード氏が政党の使命の第一として挙げている、「選挙に勝つこと」、に失格した政治家なのである。…リード氏の指摘が真実であるからこそ…歴代の政権は選挙で大敗した時に、皆、総辞職、退陣して来たのである。
貴方が、そうならなかったのは…世論が…「今回は良いのではないか」、と言い出したのは、自民党末期の党首が3代続けて短期間に退陣した後に誕生した民主党政権…その蹉跌は…時の政権意向だったのか何なのかの解明は、その道の専門家に任せるが…当時の民主党代表だった小沢一郎氏への迫害に在った事も、今や明々白々だが、…その結果、誕生した鳩山政権が、「真情あふるる軽薄さ」、の様な結果になってしまって、またもや短期政権で終わってしまった為に、…大半の国民に、「貴方は辞めるべきだが、わずか数カ月で、また政権が代わるのもなぁ」と言う消極的延命賛成の声が在っただけの事なのである。
極端に言えば、貴方の力量に期待したもの、でなど、これっぽちもなかったのです…貴方は殆ど貴方一人の責任で参議院選挙において大敗を喫したのですから。
しかも、その大敗の理由そのものに、貴方が、もはや即刻退陣すべき理由も在るのです。…「民意をくみ上げ、複雑な利害関係を調整し、議会を動かして政策を実現する政党機能」…を、自ら踏みにじったからです…民意の代弁者である議員達に全く諮る事もなく、貴方は大学の同窓生と称する一大学教授の提言を、そっくりそのまま、貴方の独断で、「消費税増税が必要です」、とやったのですから。
つまり、政党の使命の全てに於いて貴方は失格していたのです。
政権がコロコロ変わる事に対しての、ちょっとなぁ、という気分で貴方は延命しただけの人間なのですが、…その国民の声に配慮して鳩山由紀夫氏が、代表選挙を回避しようとした…貴方が負ければ、又、政権が代わる事に成る訳ですから…つまり、貴方とは比べる事も出来ない本物の政治家である小沢一郎氏も当然分かっていた事…例え、自分が勝っても、対外的には3カ月そこらで首相交代するに変わりはない事を。
貴方も、この時、一度は…涙を浮かべて…了解した事は国民が目撃している事実です。
その日の夜に、貴方は、前原氏の、「そんなことをするのなら＝挙党一致体制をとろうとするなら＝凌雲会とだけの２派体制を取らないのなら、自分が立候補する」、＝貴方は、小沢一郎氏に１００%負ける＝脅しに屈して…この時に大新聞の論説員たちが、こぞって、談合政治だと、お得意の阿呆なレッテル張りをなして、前原をけしかけ、貴方の同意を翻させたのが真相でしょう。…だから、芥川は、…論説員たちの罪は許し難いほど深い、と指摘するのです。
それに貴方と凌雲会３０人ほどが居ようといまいと…日本には何の問題も関係もありません。何故ならば、貴方がたが一番良くご存じのように、…今回の国家予算は、貴方がたが作ったものではないのですから…こんなに酷い内閣は見た事がないと呆れかえりながら、…貴方がたとは違い、テレビに出て己の顔を売るとか、人気を取るとか、そんな事とは全く無縁に、…それぞれが日本最優秀の大学を出て、黙々と、日本国の経営に携わって来た幹部社員達＝官僚が作った物であることを、…裸の王様よろしく、隠し続けているのは、これら論説員たちが実権を握って来た、総数たった３万人前後のマスメディアだけなのです。
明日、貴方がたがいなくなっても日本はビクともしません。
貴方のこれ以上ない阿呆さ…現実生活だって妥協の連続なのに…男女の、夫婦の関係だって、それでしか成り立っていないと追言する方は…殆ど全ての国民でしょう…ましてや政治です。
貴方の、誰が見たって分かること…挙党一致しかり、対野党しかり、…妥協とは、己を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ…この言葉に全てが言い表されています。
本当は何の資格もなかった…貴方が口にした、「仮免デライバー」、ですらなかった…人間に、俺に協力するのが民主主義だ。俺に反対するのは古いやり方だ…これほどの阿呆に付いてゆく野党は居る訳もない事すら分からない…貴方と論説員を除いては。
もう一度、言います。貴方がた…中核は、せいぜい５０人ほどでしょう…後はポスト欲しさについているだけの事で…が、明日いなくなっても、日本は、全く関係ありません。
逆に、これ以上の阿呆をさらけ出されて、いすわられると、市場にマイナス＝国富を減じる＝なだけなのです。
以上は、「文明のターンテーブル」、第二章。３月２７日号に書いても全く意味がないので、本日、発行します。
