文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

「ダスティン・ホフマン…自己を語る」前・後編

2010年09月30日 16時50分04秒 | 日記
今晩は。

皆さま方は、僕の要望通り、週刊朝日を買い読んでくれていたでしょうか(笑)

昨夜11時半過ぎに、「ダスティン・ホフマン…自己を語る」前・後編を録画していた事に気付いた…もっと早い時間に気付いていれば睡眠不足には成らなかったのだが(苦笑)

この番組の200回記念でもあったのでした…。

このような番組が、何故、日本では作れないか、を考えた時に、私たちの国の本質的な問題は、全て明らかになるはずだと僕は思う。

今はこれ以上書く時間はないのですが、一つだけ簡単に言える事があります。
この様な番組を日本中の多数が観ているテレビ局で、家族全員が観ている時間帯に…ゴールデンアワーに流している様な国だったら、ということ。

極端に言えば、日本中の家族が、全員、この番組を観ている様な国で有れば、
真の民主主義は完成されているとも言えるのです。

子供たちにとっても、一番良い事だと僕は思う。
為されるべき教育の最たるものだと僕は思う。

今の日本のテレビの有様から遥か遠くに在るものだと言う事を…テレビ関係者は、骨身に沁みる反省を持って、今すぐ考えるべきだろう。

テレビよ、もう十分じゃないか?…20年も30年も馬鹿をやってきたんだから。もう十分だよ…これ以上やるなら、貴方たちは、ジャーナリズムの看板を下ろし、公共放送としての認可を辞退し、単なる商業放送、娯楽だけを扱う、認可外の商業放送としてやるべきだ。

今の様な貴方たちが権威を持っているなんて、とんでもないことだと僕は思う。

最後に、
昨日は、112人の方に、687回もアクセスして頂いた事、感謝します。
アメーバ、FC2を合計して、300人超の方が、この文章を読んでくれていたこと、
とても有り難く、今日は、我ながら、自分の文章を読み返していたのでした。


インテリの権威主義が大嫌いや(梅棹忠夫大人)…の続き。

2010年09月29日 20時55分52秒 | 日記
今のインテリ層は、この20年、自分達の立ち位置や年収だけは1円も失わず、国を誤らせ続けた、正義を振り廻す高説の中に住んでいる。

一方、戦後日本の奇跡的な復興の原動力であった労働者層の特徴は、向上心と向学心、未知の物事に対する飽くなき好奇心に富んだ心情。

細部を疎かにしない繊細さ、緻密な作業に向いた知的で勤勉な気質。

この様な世界でも稀な特質を持った労働者層に対して、彼らの資質を高める、深めるための情報や…世界の現状や分析…そのような番組を流し続けているべきであったTV各局が、この20年、やって来た事は、どんなことか。

確か去年、日経新聞系雑誌の中吊り広告にあった言葉…1億総下層階級化…大半の者が下層階級に転落…転落する層に共通した5つの傾向…お笑い番組好き…。

僕は、全くその通り、と相槌を打った。

何故?日本のテレビは、この20年以上、こんな事を繰り返して来たのだろうか?

僕は、永久独裁政権をもくろんでいた自民党の意向の結果なのだと断じても良いと指摘する…国民が知的になることは、彼等にとっては不都合だったからだ。

簡単に言えば、自民党と言うのは、国民が馬鹿である事に依って成り立っていた政党なのである。

その意向を受けた、或いは絶えず圧力を受けていた民放各社は、ジャーナリズムとしては当然の…真実を追求した番組を作るたび毎に、偏向している等と言う、田舎政治屋特有の言いがかりをつけられ続けて…すっかり委縮してしまった。

そうしている内に、本当の阿呆に成ってしまったのである、テレビ局も、国民も。同じ事の繰り返しの低能番組…大半がお笑い番組、或いは、何の意味もないワイドショー…そうして殺人列島の様な今に至って居るのである。

人間は知的でなくなると、どうなるか…どんどん動物に近づいて行くのである…最近の異常なほどのペットブームは…自分達が動物に…犬や猫に近づいて居る事の裏返しだと考えれば合点がいくのではないか。

インテリだと思っているテレビ局の連中は何の根拠もない権威主義を振りかざし続けただけではなく…女は億万長者に出会う事に血道を挙げ…男は、世界有数に洗練された街と成った東京で…高給取りとして女漁りや、飲食の享楽の日々に安住、満喫…今を作っているのである。

日本人の魂と言っても良かった勤勉性や、細部に対する緻密さ=知性は、木端微塵に打ち砕かれ、ロケットの先端であるべき若者たちは、この20年、ただの一度も、大規模な抗議の声を挙げた事もなければ、世界を唸らす論文を書いたりする事も無くなってしまった。

時の権力に従い…今、ここに在る有り方をただ唯々諾々と受け入れ従うだけの国民が…自民党と、それに追従したマスコミに依って作られた…それが、この20年の真実。

1年365日、同じ番組、ただひたすら阿呆なだけの番組を、20年、観さされ続けたら、どんな国民に成るか?

この国民のすることは…老いも若きも突然ブチ切れることだけ。

軍鶏の喧嘩のような討論番組を観て…何を言っても良いんだとばかりに、モンスター・ペアレントや…些細な事に…このテレビに見合った様な、と言うよりも、そっくり、そのままの生き写しの…愚かで、底の浅い、訳のわからない言いがかりをつける様な…老若男女を山ほど産み出した。

そのなかの或る者達は、衆知の様に、日本全国で、連日の如くに殺人を犯し続けている。

全ての罪は、自民党と、それに追従し続けたマスコミ、特にTVに在るのだと、本日、初めて、芥川賢治が、皆様方に指し示す。

©芥川賢治











梅棹忠夫大人には、誠に申し訳ないのですが…。

2010年09月29日 18時31分20秒 | 日記
先日の新聞下段、彼の本のキャッチコピー…全く、一冊の本も読まず…梅棹忠夫大人には申し訳ないのですが…芥川賢治の頭脳は大人の頭脳と極めて似通ったものであると、読者諸兄は思って頂いて結構です…コラァ、と天国から大人には怒られそうですが。

インテリの権威主義が一番嫌いや…僕も全く、そうですので…何故か?を、芥川が解釈します。

人間は、エリート層=年収1,000万円超が約束された最大10%の層と、労働者層=一生働いて年収500万円の、最大99%の層…勿論、これを超える人も居るのは当然ですが…に分かれることを、僕は「文明のターンテーブル」で書いた。

本当のエリートとは、己の事など考えてはいけない峻厳なものであるから、幸せかどうかは問題では無い、一方、己の幸せ、家族の幸せをのみ考えても良い労働者層が…年収が少ないから不幸せであるとは言えないのだ…と。

だが、この層は絶対に固定してはいけないのだ…色んな意味で…絶対的な権力は絶対的に腐敗するのだから…常に流動するもの…真のエリートは突然変異的に出現するのものだから…常に90%の労働者層から現れるものだ…と。

だから世襲制なんぞは、唾棄すべきものなのだ、と。

インテリの権威主義とは、この反対、社会の固定化だけを生み出すものだから、大人も、僕も激しく嫌うのです。例えば、それが生み出すものは名士に依る名士の為の新聞づくり、或いは、旦那衆政治と言う封建主義の極みの様な代物。

読者の方々は、とうにお気づきの様に、昔も今も…正に、今この時も、エリートの権威主義が、どんなに国を誤らせることかは実証されているのです。私たちは、この1年半、その実証を同時中継で観て居るのですから。

鼻もちならない権威主義で作っているものの、お粗末さのオンパレード。それが、この20年なのですから。

殆どインチキ野郎の役者たちの、底の浅さ…何故かは知らぬが、全く同じ表情で笑い、同じ表情を作る女優やタレントと称せられる美人たち…論評するのも阿呆らしい芸能事務所属の、お稚児さんたちで占められた痴呆テレビ。

挙げ句には、ここで莫大な金を稼ぐだけでは飽き足らず、己を天才だ等と抜かし出す始末のお笑い芸人に、かしづき、その通りと重用し続けてきた痴呆TV。

その中の或る者は、ジャーナリズムであり、公共放送であるはずの、テレビを私物化し、挙げ句には、出身地方のドンであるかの如くの振る舞いまでし出している…それを作り出し、許して来た、自称インテリたちのTV局。

それでいながら、突然、ニュースとなれば正義の月光仮面で御託宣を並べる…東京1極に5社も6社も集まったエリート集団…21世紀になっても続ける気か、この阿呆教・宗教団体は?

此処に3万人超の、エリート層が居ると言う戯け(たわけ)振り。

この親会社は全て、毎日、ご高説を並べた挙げ句に、国民を誤らせる大新聞社。

これが私たちの国の…インテリの権威主義…その実態なのだから、梅棹忠夫大人も芥川も、大嫌いや、と言うのです。

帰りに本屋で、キオスクで買って読まなきゃ日本人じゃない…。しかも、たった380円だ。

2010年09月29日 16時26分02秒 | 日記
以前からは考えられない「検察の暴走」
それを許したメディアの責任
元朝日新聞司法キャップ 松本正

これも超抜粋。
……
 小沢氏の捜査は違った。衆議院は昨年9月に任期満了を迎え、それまでには確実に総選挙が行われる。政権交代の可否を賭けた戦後政治史上、極めて重要な意味を持つ選挙となる。その時期に政治資金規正法の「虚偽記載」という形式犯で強制捜査に踏み切った。

金丸氏を政治資金規正法違反で摘発した前例はあるが、それは5億円もの巨額のカネを裏で受領したというものだった。これに対し、小沢氏の秘書の逮捕容疑は2100万円、しかも政治資金収支報告書に記載された表のカネだった。
 
特捜部の筋立ては、この記載の内容が虚偽で、実質は西松建設からの献金であって、政治資金団体はただのトンネルだというものだった。複数の特捜部OBも指摘しているとおり、これは前例のない筋立てだ。少なくとも、総選挙を前に野党第1党の党首の側近を逮捕するという悪質な事案でなかったことは確かだ。

 なぜ、このような捜査に踏み切ったのか。検察も行政府の一機関だとすると、政権が民主党に渡ってしまうことを食い止めたい、という思惑が働いていたのだろうか。検察の幹部は「検察が政治的思惑などで動くことはありえない」と言うが、それは心の内面の問題であり、国民は起こった事態で判断するしかない。

 その事態というのは、民主党にも大きなダメージを与え、政権交代への国民の期待感を一時的に萎えさせ、小沢氏が代表を辞任し今に至る混乱を引き起こしているという結果であり、こうなることは検察も事前に十分にわかっていたはずだ。

さらに民主党はかねて、警察、検察の取り調べをすべて録画しておく「全面可視化」に積極姿勢を示していた。これも、法務・検察にとって歓迎できないことではあったと思う。その真意はともかく、検察がこうした疑念を抱かれること自体、あってはならないことだ。
……


今すぐ、380円を持って買いに行かなきゃ…。

2010年09月29日 16時07分58秒 | 日記
今、日本有数の、本物のジャーナリスト、上杉隆の論説からの超抜粋。


また、そうした検察権力の暴走をチェックすべきメディアがなにもできないのは、この1年半の報道でも明らかだ。新聞・テレビは、前述の疑惑を筆者と週刊朝日が報じてきた間、いったい何をしてきたか。

女性秘書監禁事件を取材するどころか、むしろ検察の代弁者として、評論家の立花隆氏を筆頭に「そんなことはありえない」「めちゃくちゃな記事」と批判してきたではないか。…


今すぐ、今週号の週刊朝日を買いに行くべきだと僕は思うが。

2010年09月29日 15時37分21秒 | 日記
週刊朝日を読んでいない1億人…活字が読める有権者で、週刊朝日を読んでいない6,000万人は、今すぐ、今週号の週刊朝日を買いに行くべきだと僕は思うが。

「免罪救助請負人」緊急対談 村木事件弁護人 弘中淳一郎 足利事件弁護人
佐藤博史

「村木さんの事件は例外じゃない。鈴木宗男さんも本当なら無罪だ」

から、抜粋します。
メディアと特捜 性格が似ている

……前略

弘中 確かに、宗男さんの事件のときは取り調べ状況もわかりづらかった。

佐藤 特捜部をここまで肥大化させたのはメディアの責任も大きいでしょう。宗男さんの事件も、新聞やテレビは「宗男は極悪人だ」という印象を与えるような記事を書き立てました。ですが、当時、宗男さんがかかわったと、メディアが書いた数十にものぼる罪はどれ一つ立件されなかった。

弘中… メディアと特捜部は似ているんですよ。自分たちを正義だと思っていて、真相というものがあると信じ込んでいる。だから、被疑者は極悪であるというストーリーを描いてしまう。都合の良い部分は膨らませ、悪い部分は使わないわかりやすい話にしてしまうのです。そうした性格が似ているものだから、検察からリークを受けると喜んで書いてしまう。

佐藤 ロッキード事件でも、作家の立花隆さんは、検察と一体になって田中角栄をたたき、ジャーナリストとしての名をあげましたし。

弘中 そのメディアの報道を世論が後押ししたというのも大きいでしょう。特捜部が狙うのは国会議員という権力者である宗男さんをはじめ、ライブドア事件の堀江貴文さんやロス疑惑の三浦和義さんなど、お金持ちだったり、女性にモテたり、という庶民の嫉妬心をあおる人だから。

……後略

バルセロナ五輪で、水泳の岩崎恭子が…。

2010年09月29日 14時42分08秒 | 日記
バルセロナ五輪で、水泳の岩崎恭子が15歳で金メダルを取った時に「今までの人生の中で一番嬉しい」と言ったのには、微苦笑させられましたが、昨夜の僕は、人生○○年で一番位、清々しい時間を過ごした…本物の美男美女は幾つに成っても年齢不詳で居たいものだから悪しからず(笑)…。

読者の方たちの中には、今週号の週刊朝日を買って読んでおられる方たちも居ると思いますが…今週号の週刊朝日は、戦後60数年経って、やっと、真の民主主義が、一つ、誕生した事を指し示していたからです。

同時に、それは、私たちの国の、特にテレビが、どんなに出鱈目なものか…大新聞の論説員たちも同罪であること…を証明もしている。

僕が感じていた、幾つかの違和感が正しかった事も知りました。
…立花隆が、例えば、NHKで、美術等を語る番組を観ていて感じた違和感…
…軍鶏の喧嘩の様な場所で在る「朝まで生テレビ」で、妙に、収まった話し方をして人気を得た政治関係の東大教授に、同じくNHKのはずだが、美術番組の解説をさせる違和感…。

こんな事の全ては、出鱈目な事で、間違いなのです…日本にはきっと本物の美術評論家がいないのでしょうが…。

今週号の週刊朝日を読まない国民は政治を語ってはいけないし、世論は正しい、俺が世論だ等と言ってはいけない…ましてや、民放のキャスターや女子アナたち、大新聞の論説委員たちは、自分たちの罪深さを知るべきだし、それでも厚顔無恥を続けるのであれば、彼らに天国の門なぞは在る訳もなく、三途の川原で、閻魔大王から、最大級の責め苦に遭うだけの事だと、僕は思う。


マスコミと政治家に。

2010年09月27日 18時37分47秒 | 日記
ネタが無く成ったら、明治維新の頃の人間達を、偉人であるかのように、繰り返し、取り上げる様な事は、もう止めた方が良いのです。

ロックが…世界中に素晴らしい音楽が在る…ジョン・レノンが、ボブ・ディランが居た、居るだけでも、あなたも、私も、坂本龍馬よりも、遥かに上なのです。

世界の知性の大部分を見る事も、知る事も出来なかった彼らより…ネットで瞬時に世界に繋がる、一瞬で、人類史上最高の図書館で、全ての事が分かる…今の…あなたが、私が、彼らよりも遥かに上なのですから。

人間の高貴さ、魂の高貴さを描き続けてきた、膨大な、ハリウッド映画の数々を、何時でも、何処でも観れる、あなたが、私が、彼らよりも遥かに上なのです。

管さん、…奇兵隊云々なんぞと言うのは、あなたの知性が、どんなものであるかを満天下に知らしめるだけのこと。

ましてや、私たちは、彼らの要らざる部分の遺産のお陰で、人類史上最悪の戦争を、経た後に、生まれたのですから、尚更なのです。

「新しい神が生まれたら、古い神からは離れなければならない」そんな事も分からないから、貴方たちは駄目なんです。

いつもの店で、遅い昼食を摂りながら産経新聞を読んで…。

2010年09月27日 16時16分55秒 | 日記
さっき、いつもの店で遅い昼食を摂りながら、産経新聞を読んだ。

元、インド海軍中将の寄稿記事が在った…中国は、これから50年かけて、国内の貧困層の問題を解決して行かなければならないし、インドは100年かけて、国内の貧困層の問題を解決して行かなければならない…インドは、この100年は平和であることを望んでいる…。

余分な注釈ですが…ひょっとして、この海軍中将は、僕の「文明のターンテーブル」を読んでくれているのかな、と思った。

先日の、芥川の「想定問答」が正しかった事は、今朝の、朝日新聞2面の記事でも明らかだろう…日本側の外交筋によると、中国側は「日本は三権分立と言っているが、本当は違うはずだ。なぜ日中の大局を考えて政治判断しないのか」という考えを再三、水面下で伝えてきたという。

今回の事は、大新聞、及び日本のマスコミの大半が、そうあって欲しいと望み、そう決着させ、結果に安堵した政権の、特に外交に於けるお粗末さがもたらしたものであって、必要以上に、両国間関係として騒ぎ立てる事は何の利益にもならない。

実は多民族国家であり、13億もの民を抱え、都市部と農村部の経済格差が、或る一定比率を超えたら、必ず、統御し得ない暴動が発生してしまう国、更に、その体制ゆえの…解放軍勢力の大きさを統御しながら経済発展を推し進めなければならない…つまり、日本の比では無い深刻な問題を抱えながら、日中友好を推し進めて来た温家宝と胡錦濤の立場を危うくさせ…面子を丸潰しにしたのは…誰でも無い、私たちの国のマスコミの大半が支持した政権…何と言う見事な政治家たちであることか…に思いを致すべきなのだ。

中国だって…政権は、中国最高のエリートの集まりのはず、なのだから、人類の歴史を60数年前に戻す様な事は、考えてはいないはず…もし、そんなことを本気で考えていたならば…日本が云々と言う以前に、それこそ神の怒りに触れ、中国は自ら崩壊する道をたどるしかないからだ。

GDPが、数字上、日本を超えた日に、自ら発表したように…中国は、まだまだ貧しい…特に大多数の個人所得レベルでは…発展途上国である。と

上記の、元・インド海軍中将の言及通りで在ると僕は思うし、日本も、「失われた20年」を一刻も早く、取り戻さなければならないのだ。

日本が、今の様な痴呆テレビが支配する、馬鹿な民主主義を、一刻も早く脱却し、米国に勝るとも劣らない、知性と、真の言論の自由の国と成り…一方、中国は、個人レベルでも、どんどん、豊かに成り、否応なく、民主主義の国に近付いて行った時に、必ず良い知恵は生まれる…それまで、日本も中国も軽挙妄動しては成らない。

世界は、あの史上最悪の惨事を忘れる事はなく、人類史上ないほどに、誰もが…世界中が、平和を希求しているのだ。

この願いを、踏みにじる国=真の民主主義が無い国が、世界の覇権国家や、真の大国に成る事は、絶対に無い。あるのは自壊のみ。

この願いに対して、危険なのは「経済」と「正義」なのだ…だから、僕は「文明のターンテーブル」を書いたのです。


最後に…繰り返しますが…反省すべきは、この様な政権を作った大半のマスコミなのだ。と、僕は指摘する。

©芥川賢治

昨夜の「パイレーツ・ロック」

2010年09月27日 13時36分27秒 | 日記
今日の最高のプレゼント…今、スターチャンネルHVで、午後9時からの「パイレーツ・ロック」を観終えた所…これは、英国だから創れる、最高の映画の一つだった…僕は、パイレーツ・オブ・カリビアンなんかより100倍良いと思う。

ケネス・ブラナーや、フィリップ・シーモアが出演している事だけでも、分る人には、分るはず。

ビル・ナイツ…「アクト・ナチュラリー」の時、僕は、フランスのジョニー・ハリディが年老いた自分を演じているのだと思っていた…2009年、英・独合作、この映画でも、彼は、海賊船とロック局・オーナーの役を良い感じで演じている…

ケイト・ブランシェットの様な女優が、日本には存在しえない様に、この映画も、今の日本では創れないもの…見せかけや、真似ごとは出来ても…の一つ。

何者かに属した「精神に於ける呑百姓」には、絶対に創れないものがあるのです。

それを知らない限り、日本は、世界のリーダーには成れない。

フィリップ・シーモアは、この台詞を言う為に出演したのかもと思わせる…船が沈んで行く最中にもDJを続けて言うのだった…政治家なんかには、よりましな世界なんか絶対に創れないが、これからだって世界中の若者は、音楽で夢を創りつづける…

この映画は、今朝、僕に、かつて、みたことがない夢を観させた。何もかもが明瞭だった。場所はモントリオール。気鋭の音楽家たちの、いままでの演奏会とは違う…構成を含めた何もかもが、知性と自由な雰囲気に溢れたとても素晴らしいものだった。

僕の、使命としての1冊の本を、5年前に考えていた構成では無く、この「文明のターンテーブル」が、来年の5月までには全国の書店に並ぶ時に…考えていた構成とは、全く違う形で書いても良いのではないか…この本の中で指し示しても良いのではないかと考え出している。

標題の映画は、最後に字幕で、今、英国には299局の音楽局が在って、毎日、ロックやポップスを流し続けている。と告げて終演したのである。







にようていしめい!?

2010年09月26日 18時51分53秒 | 日記
さっきの章で書いたのでは、申し訳ないと思い。


40数年前の事である。
我が母校に、ゼロ式戦闘機の設計に携わっていたという経歴を持った理科系の先生が居たのです…顔は(すみません)破れ鍋に綴じ蓋の人だった。

この先生が、期末テストか何かの定期試験で、現代文か古文かの試験官として来た時の事だった…僕は、一番前の席…この先生の真正面の席に座って居た。

後ろから順番に廻って来た答案用紙を先生の机の上に置いた。

先生が答案用紙を確認、数え出し、数秒後のことだった…先生の顔が驚愕の顔に変わった…僕だけが見ていたはずだと思う…そして先生は豆鉄砲を食らった鳩の様な目をして、こう言ったのだった…このクラスはニヨウテイシメイと言う名前の者ばかりか!

普通は、受験者名が書いてある場所に、問題の答え…二葉亭四迷…が書いて在ったのである。

この事を、僕が、この40数年間に時々思い出しては笑うのは…試験中は、瞑想にでもふけっていたのであろう先生の、本当に吃驚した表情と…流石、ゼロ戦設計者…二葉亭四迷を…にようていと読んだ所にも有るのである。

目の前の僕は、先生より一瞬早く、事の次第を理解したのだが、僕より一瞬遅れて、理解した先生の、ばつの悪そうなと言うか何と言うか、

くりきんとんのTさんは、同級生も知らない、僕の秘密の笑い話を、思い出させたのだった。

因みに、この話を、弊社専務は、3回は聞かされていると思う…本当に、時々、突然、思い出して笑うものだから…そのつど聞かされる訳です。


華僑さんって…名前を出して良いのかな、と思って…。

2010年09月26日 18時10分03秒 | 日記
既述の、くりきんとんのTさんが、前章を書いている最中に電話を掛けて来た…前にも思ったんだけど、昨日の文章にも書いてあったから…華僑さんって…いくらシンガポールの人でも、名前を出して良いのかしら…

もし、前章を書いている最中でなかったら、僕は大笑いしていたところだったろうが…ウムと思った後に「Tさんよ、あんたもか」と微苦笑したのだった…

華僑について簡潔に話して上げ…「Tさん、あなたの知識って、テレビが全てじゃないの」と問いただしたら、「確かに、子供の時から、そこに在った訳だし…」

因みに、Tさんは、日本三大都市に在る、名門に属する女子大を卒業した30歳なのである。


大新聞の論説委員たちの安堵感は…。

2010年09月26日 13時38分36秒 | 日記
大新聞の論説委員たちの安堵感は1週間と持たなかった訳である。

彼らの子会社である…この20年間のテレビの酷さ…何度も既述して来た事以外に…日本には、各分野に、本当の、本物の学者は居るのに、訳のわからない中途半端な者たちを…見栄えがまぁまぁ、口舌が良い、センテンスが短い、瞬間芸に向いてる…そのような事で、あたかも知性の代表選手であるかのように、殆ど全ての番組に登場させて。

本当の、本物は、今のテレビに出たいとは思わないのが当然だから、仕方がない結果なのだが。

或る、テレビでは気鋭と称せられていた若手の評論家は、週刊朝日誌上で、辛口の評論家との対談で…国策捜査は有り得ない…検察は正しいとの立場から、じゅんさいに物を言っていたが…この20年、苦しめられた労働者層とは正反対に、莫大な、お金だけは稼いだ事だろう。

少なくとも、今回の、お粗末な結果は、今に始まったのではなくて、この20年の結果なのだ。

下世話な所で言えば、20数年前は、拝金主義で。今は、家の生活が苦しいから北新地や銀座に女子大生が大量に登場している訳だが…10年ほど前だろうか、或る友人と一緒だった時に、彼女たちに、四国4県の名前を問うたのである。

驚くべき事に、全員、近畿圏に住んでいる者たちなのに、ちゃんと言えたのが、一人も居なかった…既述したような芸能事務所のタレント達の名前なら、全員が言えたのだろうが。

このような人たちが大きくなって主婦やOL、社会人になり、そのような有様を作ったマスコミが世論調査を成す…そんな世論が国際政治の舞台で通用する訳は無いのだ。

しかも、それは、日本全国津々浦々、山ほどの番組で、20年間、連日、成されて来たのである。

事の本質を考える前に、検証する前に…これで目立つ事が出来る、テレビの前に格好良く登場する事が出来る、等と考える事の方が先に立つ事がないと誰が言えよう….

この20年間、この国に在ったものは、とにかく目立つこと、ただそれだけでは無かったのか?お笑い芸人が、天才などと名乗る事を、確かに、その通りと、かしづき肯定して来た様なテレビが作る世論。

偽メールに飛びついた様に、国家間の重要問題に、飛びつかなかったと誰が言える。

次の、或いはその次の総理大臣に成る、或いは、今の地位を何としても死守したい、その様な事が第一義で有る様な事が、政治家だと僕は思わない。

私たちの国を過たず運営してゆく、繁栄の道に導く、ただ、その事だけを考えている事が政治家なのだと僕は思う。そうした者達が、時が満ちる様にして総理大臣に成って行くのが本来だろうと僕は思う。

活字を読める人間が6,000万人として、ニューズ・ウィークの発行部数9万部、週刊朝日26万部。そんな国に…異なる思想や宗教、哲学を持った国々と相渡れる世論が、どうして形成されるのだろうか?僕はテレビ局関係者に問いたい。

山ほどの時間、山ほどの番組を、各局こぞって低能としか呼びようがない番組を作り続けてきた貴方がたは、世界とは何だと思っているのか?

まさか、世界には知性は存在せず、思想も、宗教も、哲学も存在していない、貧困も存在していないと思っているのでは、ないでしょうね。

存在しているのは、自分達、テレビ局だけである。このお茶らけ番組だけであり、好い加減な情報、好い加減な判断、おためごかしのヒューマニズムで、笑って居れば良い、感動をありがとう、と連呼していれば良いのだと、仰るのではありますまいな

おはようございます。

2010年09月26日 06時55分58秒 | 日記
私たちは共産主義の何たるかを全く知らない。

僕は船主の一族…漁師の末裔として生まれたから、その事だけは分るのだが、昨夜、釈放された船長の顔と家族の映像を観て、あれは本当に純粋な漁師だろうかと思った…解放軍関係者…中国社会の主要プレーヤーの一角なのかもな、とも。

シンガポールの華僑さんと親しい付き合いをしていた頃、僕の周囲の数人の人が言った…そういう中国人の家にまで招かれるのは大概ではない、凄い事だよ…と。

自民党の国会議員の秘書をしていた人間は、或る日、『芥川さん、「仁」について教えてくれませんか?』と、難しい事を聞いて来た…僕は上記の華僑さんとの交流の中で感じていたことを伝えた…一度、胸襟を開いた人間に対しては一生の付き合いをする…どんな時でも迎えを寄越す…そんな事じゃないかな、と。

日本は隣国である中国…しかも共産主義国家であり、人口十三億人の大国である…との関係を抜きに政治は成り立たないのだから、政治家ならば、現在の指導部=トップ、及び次代のトップと太いパイプを築くのは、築こうとするのは当然だろう…それを先見の明というはずだ…その至極当然の事を成した政治家を様々に論難し、何のパイプも持たず…ただ我が国の大臣と言うだけで、マスコミの前で強硬論を振り回す人間…どちらが政治家であるかは無論のこと。

人口13億人を統治する難しさ、21世紀に共産主義を貫いて行く難しさ、この体制の中で強力な力を持つ解放軍勢力を統御してゆく難しさ…日本の政治家の比ではないだろう難しさに、思いを凝らす作業…リーダー達の状況への理解…彼等は常に試練に晒されている…を成さずして、どうして、この隣国と、上手く付き合って行けると思うのか…中国人の女性芥川賞受賞者「日本と中国の指導者の違い」インタビュー記事の章、参照。

彼らが共産主義を克服するのには何十年も掛かるだろう…50年単位の時間はかかるのではないか…克服出来ないかもしれない…だから中国には文明のターンテーブルは廻らないのではないか、次はブラジルなのではないか、と僕は書いた。

中国人のトップと言うのは、最初に受け入れた人間は、首都から遥か遠い場所に、突然、やってきても、会いに行くのである。

簡単な事…床屋談義の様に、解放軍関係者の様に、強硬論を振り回すのは…政治家のすることではない、ましてや…トップリーダーのすることではない…互いの国の指導者のすることではない…そこまでこじらせたら、そこまで行ったら政治家としては失格。