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雑感や書評など

鈴木雅之「NIN × NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」

2005-03-17 20:00:46 | 映画評
ナウ ゲッザ チャンス


小旅行に行ってまいりました。無職なのに。
なんで、毎日更新しようと志しておりましたが、ついに挫折です。無職なのに。
で、旅行から帰ってきたので、ちょっと疲れています。無職なのに。
それで、あんまり考えないで見れない映画にしよと選んだのが、「NIN × NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」です。無職なのに。

予想を裏切らない作品でした。
肩肘を張って見る必要のない、娯楽作品です。


個人的には、開始直後に伊東四朗の「ニン!」が聞けたので、それだけで満足できました。

後、ガレッジセールのゴリが、敵か味方が分からない感情を押し殺したキャラクターを不気味に好演しておりまして、意外でした。キャラが合ったのか?


話は、現代に生き残る忍者ハットリが、修行のために東京に出てきて巻き起こるコメディです。

香取慎吾が演じるハットリが主君と決めた少年は、最初はひ弱でネガティブな発想しかできない性格です。が、物語の進行と共に、徐々に力強くなっていきます。それが、この映画全体に感動テイストを加えております。

その少年の成長には、もちろんハットリが関わっております。
その子には両親はいるのですが、あまり面倒をちゃんと見ていません。だから、ハットリが彼の成長に介入する隙間があるんですよ。
そこらへんの設定が、妙に生々しいなぁ………。

そう考えてみると、両親がしっかりしていれば、ドラえもんは必要ないんだよなぁ。アニメだから、なんとなく見過ごしているけど。実写では、そうはいかないんでしょうね。


小さな子供がいれば、膝に乗せて楽しめる作品だと思います。


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