すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

光栄「烈風伝 with パワーアップキット」

2007-05-15 17:45:51 | その他の評価
ちょっと処理が遅い


司馬遼太郎「関ヶ原」を読了して、久しぶりに「信長の野望」をやりたくなりました。

で、選んだのがPSPの「烈風伝 with パワーアップキット」。

DSの信長も、結局は「烈風伝」らしいのですが、いろいろとレビューを読んでみると、チョクチョク処理が遅くなるらしい。

ならば、とPSPにしました。


最初にPCで出たのが、Win95時代らしい。
最近のゲーム(信長)に比べると、やっぱり単純………かな?

まぁこの作品に限ったことではないけど、信長シリーズは中盤以降が単調でね。
最近のは、いろいろと趣向を凝らしているけど。


ゲームシステムとしては、なかなか面白いです。

内政と軍事が、全て同一画面。
どちらかというと、内政は大雑把。軍事が中心でゲームは進行。

が、内政が大雑把(半自動)なのはいいのですが、兵士の徴兵まで半自動。勝手に兵士が増えていきます。

そんなわけで、敵の兵士が勝手に増える増える。

ゲームが五~十年進むと、数ヶ国の大国同士の争いになり勝ち。
すると、国よっては隣国に敵地の存在しない、内政専門の土地ができてします。

これを攻めるのが、大変で。
そういった国は、だいたい奥地。ある程度の規模となった国を攻め続けていくと、最終的に奥地に押し込めることになります。

すると、兵士が膨大な上、武将も数十人となってします。
仕方がないので、空白地をつくって敵を呼び寄せ、各個撃破しては、捕らえた武将を登用して、の繰り返す。

しかし、必ずしも登用が成功するわけでもなく。
解放すると、また戦う破目になるので、しゃーないので半分以上は殺すことに。

うーむ。

まぁこういうシステムだからなぁ。


意外に面白かったのが、おまけシナリオの「諸王の戦い」。
劉備・曹操やらカエサル、ジンギスカン等々が日本の各地に散らばって有名戦国大名と覇を競うというシナリオ。

こういう空想ものって、けっこう苦手だったんだが。
やってみると、「笑える」。

顔グラフィックは異国なのに、セリフは武士。
「なんじゃ、そりゃ?」という感じ。


そんな感じでした。
まだ「烈風伝」未体験の方には、楽しめると思います。

が、他のPC・ゲーム機で体験済みの方は、まぁ無理して買う必要はないかな?


司馬遼太郎「関ヶ原」の感想。
司馬遼太郎「関ヶ原 (上)」
司馬遼太郎「関ヶ原 (中)」
司馬遼太郎「関ヶ原 (下)」


信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット

コーエー

このアイテムの詳細を見る


最新の画像もっと見る