すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

バリー・レヴィンソン「レインマン」

2005-12-19 08:31:58 | 映画評
「17歳のカルテ」もだけれども、アメさんは、こういう作品を娯楽色をつけて、うまーくつくるなぁ


「なかなか松田優作が出てこないな?」
と思っていましたが、途中で、「それはブラックレインか…………」と気づきました。

それはいいとして。
「レインマン」の感想。


うむ、普通に面白かったです。(ストーリーはこちらを、どうぞ)
だけれども、もし兄貴のレイモンドに特殊な能力が無かった場合は、どうするんだ? という気もしましたが、それを言っちゃいけないお約束。


しかし「フォレストガンプ」にしても「CUBE」にしても、西洋の映画の中では、特殊な能力を持った障害者が登場するけど、これって、どこかに雛形があるのかな?

まぁ日本に限らず古来から精神的は疾患を持った人間を、「神の授かり者」的な扱いをするようなこともあるそうだから(ドストエフスキー「悪霊」の中にも、聖者扱いされている狂人が登場していなぁ)、そこから来ているのか?

でも、西洋での扱いって、日本とは、ちょっと違うような気がするけども……………さて。


関連した感想。
ドストエフスキー「悪霊」
ヴィンチェンゾ・ナタリ「CUBE」
ジェームズ・マンゴールド「17歳のカルテ」


レインマン

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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