たまごブログ

元カフェ店長です。美味しくて、心がほっこりする料理やお菓子を紹介します(^-^)

自家製酵母で

2012-05-25 09:52:22 | 日記・エッセイ・コラム

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先日、レーズンから酵母をおこしてみました。

初です、初!

何それって感じですね。

えと、きっかけは

「しあわせのパン」と「食堂かたつむり」

という2本の映画。

「食堂…」のほうは本だけですが。

「しあわせ」でカンパーニュ焼きたくなって

「食堂」で自家製酵母を作りたくなったわけです。


古いパンの本や教科書、ネット情報を読み漁って(笑)

自家製では作りやすいといわれる

「レーズン酵母」に挑戦。


レーズンはオイルコートされていないものを取り寄せ、

お水と少々の砂糖を煮沸消毒した瓶にいれて

時々瓶を振りながら

暖かい場所(30度くらいが理想)

に5日から7日放置。

これがコワイの。

空気中のカビ菌に負けないように祈りつつ

シュワシュワと泡がでてきたら成功。

7日くらいで、やっとこ発泡し、

ニオイもワインのようなサワヤカな香り!

それからエキスを漉し取って、

徐々に小麦粉を混ぜて、発酵させていくと

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こんな感じに。

さらに少しづつ小麦粉を足して

パンの種を完成させる。


ひーコワイなー。

大丈夫なんだろうか…

とドキドキ&とても慎重にパン作り開始。

天然酵母のパンはとにかく発酵時間がハンパない。

最初の発酵でオーブン機能を使っても

5時間以上。

しかも生地が柔らかい(>_<)扱いにくーい

最終発酵も2時間。


カンパーニュのカゴは持っていないので

ザルに粉をふり、それ風に。

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あはは、何だこれーー

だけど内心ほっ。

とりあえず、食べられそうなものができて良かったわ。

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生地が粗いわね。クープも入らなかったわ。

レーズンは、酵母おこしに使用したものです。

大丈夫か?と心配だったが

心配なく使えるようなコトが書いてあったので

食べるのは自分だし、入れちゃいました。

まるでシャンパンの香りのレーズンで、

むしろ普通のより美味しい♪

パンの食感は、思ったよりモチモチ。

(今回江別産強力粉を使用。)

薄くスライスして、トーストしたら最高でした。

まずは自家製酵母第1弾でした。