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七草農場Blog

中央アルプスの麓で、夫婦2人有機農業に奮闘中!

日々豊かにやっています!

2020年04月15日 | Weblog
なんだか豊かな日々です。庭ではハクモクレンと水仙が見頃。






水路の水もキラキラして美しい。

田んぼの準備も始まりました。畑では長ねぎの定植真っ最中。

なかなかみんなでは集まれないけれど、我が家にちょこちょこ色んな人が来てくれます。

醤油を手作りするから、と材料の小麦を買いにきてくれた魔女?の友人。魔女らしく
手作りの除菌スプレーをプレゼントしてくれました。わーい!とシュッシュやると
いい香り。三男坊がやりたくてやりたくてシュッシュシュッシュ自分にかけては
「オレ、このにおい好き」と言っています。

近くで捕れた鹿肉をおすそ分けしたらこれまた魔女友?が来て、お礼にと祝島のひじきを
くれました。死ぬほど大好きな祝島のひじき。絶品です。
大事な近所の友人がお酒と子供服のおふるをくれたり。

おとといは雨の中ペッカリービールというビールを作っている友人が材料の玄麦を買いに来て
なぜかビールを6本もプレゼントしてくれました。すご!私の大好きな黒ビールも
あった!ここの息子たち、有機農業のYou tubeを公開していたり、フランスに料理修行に
行ったり、かなりのツワモノ。面白すぎです。

そして今日は近所のおじさんがかけた罠に鹿がかかって、夫が友人たちとさばきました。
大好きな友人土ころとその娘と友達。肝の据わった母と、さすがこの母の娘、これまた
肝の据わった娘と、なるほどその娘の友達だから、とまたまた肝の据わった娘の友達。
手土産にお店のスイーツと、なぜか冷凍の熊肉を持って来てくれて、「・・・笑」
一緒にさばき、後から息子達の大大大好きな兄ちゃんも来て、その兄ちゃんと庭でお昼を食べた
後、そのまま息子たちは川に釣りに連れて行ってもらってしまった!幸せすぎです、息子たち。

夕方には近所のとみがたベーカリーへ、僅かなスペルト小麦を納品。また週末に期間限定
商品として焼いてくれるそうです。
楽しみ!

遠くにはなかなか行かれないけれど、豊かでハッピーな毎日です。


お店情報シェアします

2020年04月10日 | Weblog
コロナコロナの毎日ですね。我が家では始まったと思った新学期が
あっという間にまた休校になりました。息子達はへっちゃらに生き生きと
やっていますが・・・。

七草農場は只今冬季のお休み中(もう春ですが、冬に種まきをしても無理なので
新しい収穫は5月以降です)なので、コロナの影響も売り上げに響くなどの実感は
きっとまだ先で、今は来たる5月に向けて種を播いたり、トマトの雨よけハウスの
準備をしたりしています。でも飲食店や百貨店、宿泊業etc.・・・本当に大変そう
で心配です。

七草農場のものを色々使って下さっている飲食店も、テイクアウトなどを始めて
いるようで、少しでも宣伝になればと思ってご紹介します!

French Maruyama
長年本当にお世話になっているフレンチのレストランです。東京都練馬区の
桜台駅の目の前です。シェフが本当に素敵な方で、料理も和風な感じが入ったり
美味しいフレンチです。テイクアウト、始められたようです。(行きたいけど行けない・・・)

リカーズイリタ
伊那北駅近く、美味しい日本酒の揃ったお店。料理も美味しくて安心して行かれます。
でも今はしばらくランチとテイクアウトのみの営業のよう。
詳しくはリカーズイリタのFBに最新情報が!

カフェたね
伊那市駅近く、大好き大ファンのご夫婦のお店。行くとほっとします。家庭料理のようで家庭料理
の域を飛び出たプロの味。お弁当、お惣菜の販売が始まったそう。

YANAKA SUGIURA
こちらも本当に長年お世話になっている東京、谷中のフレンチ。明るい店内で頂く
フレンチは本当に美味しくて気持ちも晴れやかになる美味しさ!なのですが・・・
残念ながら4月13日まで営業自粛。14日~テイクアウトが始まるとのこと。

正直我が家もまだどこにも行かれていないのですが・・・
美味しさはどこも折り紙付きです。もしそうっと外に出て近くに行った時は
ぜひぜひお立ち寄り下さい。

うちの野菜も始まったらどうなるか分からず・・・。でもみんなで乗り切って行かれたら
いいな。1店舗でなんとか頑張るのではなくて、パン屋さんにお惣菜置いてもらう、とか
スーパーや駅前で販売させてもらう、とかなんかこの際だからいつもの枠を超えて
繋がっていかれたらいいんじゃないかなあーと畑でふと思いました。
(でも今都会では難しいか・・・)




味噌仕込み

2020年03月31日 | Weblog
この時期味噌を仕込みます。
自分の育てた米で麹を起こして、自分の育てた大豆を煮て混ぜ合わせる。
まさに自家製100%!



コロナコロナの世の中ですが、質の良い発酵食をしっかり食べて体の免疫力をあげて
おくことは本当に大事だと思います。
我が家の三男坊がおなかが痛いと言い始め、梅酢をお湯で薄めて飲ませたら、
うまいうまい、とすっかり元気になりました。こんなばあちゃんみたいな民間療法が
すっと効く体って大事だよね!

さて味噌作りはこどもたちも手伝います。
大鍋で大豆をぐつぐつ煮て、ミンチャーでつぶします。
長男はかなりの戦力。次男坊、三男坊はまだまだミンチャーのハンドルが重い・・・。



つぶした大豆に麹と塩をしっかり混ぜて、味噌樽にばしっ!



その頃大豆を煮た大釜の下では美味しい物がしっかり仕込まれています♪



今日でようやく味噌仕込みは一段落。
今年は全部で約130㎏の味噌を仕込みました。これを開けるのは3年後です。


温床

2020年03月25日 | Weblog
この時期、苗を育てる温床を作ります。
温床の枠は何年かに1度作り直していて、今年は久しぶりに新しい竹を
切り出して一から作り直しました。



枠を縛って固定して、そこに稲藁をはさめて最後に切り揃えます。





我ながらいい出来。何年かに1度とはいえ、作り直すのは1人で黙々とやって
半日ちょっとはかかります。

「腐らないやつで作ればいいんじゃないの?」
と長男。

「それ言っちゃう?」
と私。

腐らない物で作ればいい、それは重々承知だけれど、やっぱりあえて土に還っていく
竹と藁で作りたいなあーと思っています。美しいしね。

さてそこに近所の落ち葉を大量に入れて米糠などを加えてどんどん踏み込んでいきます。



こうすると数日後に発酵して温度が上がっていきます。
発酵ってすごいなあー。

今日はこねたスペルト小麦のパンをこの温床に載せて発酵させて、
お昼はスペルトパン。大好評でした♪


鶏肉コロッケ

2020年03月23日 | Weblog
この時期になると何回かに分けて飼っている鶏をさばきます。
毎年一緒にやってみる、という人が何人か現れて一緒にさばきます。
鶏をさばくことは何度やっても複雑な気持ちになるけれど、鶏肉は
スーパーで買う鶏肉の味とは全く違います。それも毎年驚くことの1つ。
スーパーの水っぽいような、詰まっていない味はちょっとおそろしくさえあります・・・。

さて今年最後となった鶏をさばく日に、いつもうちの野菜を使ってくれている
リカーズイリタのシェフが来てくれました。
さすがシェフ、あんまり説明しなくてもスイスイさばいていました。
前回人が来た時はお昼にチキンカレーを作って好評だったのに、今回は
甘辛に煮たら、シェフの前で緊張したのかなんと焦がしてしまった!ショック!

と、それは置いておいて数日後の今日、うちの鶏肉入りのコロッケを作りました、と
シェフからプレゼントが!それと一緒に鶏ガラのスープと、そしてなぜか鶏肉とは関係
ないらしいカレーまで頂きました♪

さっそく今夜はカレーとコロッケ。(スープは明日のお楽しみ)



コロッケはセリのソースをかけて食べるようで、三男坊は「さすが料理の人だな」と
知ったようなことをエラそうに言いながらモリモリ食べていました。
写真が早く食べた過ぎてカレーのソースとごはんの見栄えをもっと良く盛り付ければ
良かった・・・しかも暗いけれど・・・
でもとても美味しく頂きました。

今はうちの野菜は冬休み中ですが、リカーズイリタはいつ行っても美味しい!
美味しい料理と日本酒が揃っています。ぜひお近くに行く時はお立ち寄りくださいね。


飯盒炊飯

2020年03月20日 | Weblog
春分の日。新しい始まりの日。

私たちが畑で玉葱の草取りをしている頃、三兄弟たちは何をしていたかと
言うと・・・。

お昼ごはんに向けて、飯盒炊飯していました!

私の兄が小学校の時に使っていた(という記憶の)飯盒。
兄弟の中で1番にアウトドア好きだった私が、どういう経緯で譲り受けたのか
1人暮らしになってからもなぜかこの飯盒をずーーっと持ち歩いていた。
大学の時なんて1回も飯盒なんて使わなかったけど、なんでか捨てずに持ち歩き
全国各地を転々として、今ここでまさかの我が息子達が米を炊いている、という
なんとも春分らしい?出来事。

「今頃炊いてるかな?」と言いながら畑から帰って来たら、三兄弟、なぜか
私の双眼鏡を勝手に持ち出してワイワイしている。

「あ、今母ちゃんたちが見えるかと思って覗いてた」だって。こういうのを
おバカ男子というのでは?
そして肝心の米は

「めっちゃうまく炊けたよ!」




とのこと。おこげも絶妙。よくやった!という訳でお昼は炊きたての飯盒のごはんになりました。
美味しい!これからもちょくちょくやってほしい。
山で昔遊んでいた竹やら木を薪にして炊いた、と長男。
米を火で炊けるって、人間としてなんだか大事な気がするよ。

お昼過ぎにやってきた友人が
「こういう暮らしをしていると、食べものは自分で作っててあるし、コロナだ
なんだって景気がガタガタになってもびくともしないよね!」
と力強く語っていた。まあびくともしなくはないけれど、確かに水があって米
があればなんとかしのげる世界にはいるのかも。
そういう彼女は学校が休みの長男が思いがけず戦力になりすぎて、このまま学校行かなくても
いいかも、って思うわ!って。それを聞いていた長男くんは微妙な顔だったけど(笑)

でも人っていざという時は火が焚ける所に暮らしていた方がいいよな、と
思ったりした今日の昼下がりの出来事でした♪




しいたけ菌打ち

2020年03月19日 | Weblog




コロナ騒ぎで我が家も毎日暇暇星人がウロウロ。しかし今の世の中って学校なしには
成り立たない家庭のシステムになっているんだなあー。
うちみたいな自営業の農家は何気に色々手伝ってくれるので大助かり、という一面も。
(昼ごはんだけ給食が出てくれれば・・・ぎゃーぎゃー兄弟げんかがなければ・・・)

昨日はしいたけのほだ木に菌打ち。インパクトで穴をあけ、菌駒を打っていく。
先頭に立ってやるのはもちろん長男。ただし長男は大のきのこ嫌い・・・。
しいたけをはじめ、きのこが食卓に並ぶと露骨に嫌な顔をする。なのに菌打ちは一生懸命
やるから笑える。
しいたけが出てくるのは数年後。今は昔菌を打ったきのこがたくさん採れています♪

そして午後は未だに自転車に乗れない(!)三男坊の自転車の練習。



いい加減に乗れた方がいいよ、としつこく言って渋々始める三男坊。
「オレ教え方まじ天才」とおっしゃる長男の指導の元、今日なんと5mくらいこげました。
すご!まじ天才?!がんばれ三男坊!





おかき

2020年02月19日 | Weblog
 七草農場のおかき、なんとGAIAお茶の水店の方にご連絡頂いて、先日納品しました。GAIAと言えば東京にいた頃大好きだったお店の1つ。いつも並んでいる食品や化粧品、特に本は大好きでいつもわくわくしていた。そこにうちの商品が並んでいる!!夢みたいです。なんか夢みたいな話が続くなあー。
 おかき、本当に大大大好評で、お陰様で我が家の在庫はほぼなくなり、完売となりました。加工所から届いた時は冗談じゃなく小型バスくらいおかきの入った箱が積み上がって、絶対残っちゃいそう・・・ちょっとやってしまったかも・・・という言葉が頭をよぎったのだけれど、本当にまさかまさかの完売です。
 美味しいおかきを作って頂いた加工所にも、販売中、何度も何度も仕入れに来てくれたたろう屋のたろうくん、関西方面でも販売して下さったワイルドツリーのゆうこさん、伊那谷のおいしいものギフトに入れてくれた結屋さん、それからたくさん買って下さったお客様にも・・・本当にありがとうございました!!
 とりあえず、おかきは完売ですが、加工好きの七草農場、これからもよろしくお願いします!!
まだ食べていないという方、GAIAお茶の水店さんかたろう屋さん(残っているかな・・・?)まで急ぎくださいね!!

スペルト小麦!!

2020年02月18日 | Weblog


長らく中力のシラネ小麦を作ってきたけれど、この数年で新しく仲間入り!なのは
スペルト小麦。
私の体の先生でもあり、大好きな宮崎の友人夫婦に教えてもらったスペルト小麦。
イタリア在住の中学からの幼馴染のつてで種をもらって育ててきた。
でも外の籾が硬くてうまく精麦できず、忙しさに紛れて収穫後そのままに。
それがなんとうちの精米機でも殻を飛ばせることが判明し、なんとも灯台下暗しとは
このこと。籾を飛ばし、近所のお世話になっている製粉所に持って行ったらすんなり
粉になって返ってきた。夢のよう!

自分でパンを作るのはとりあえず保留してうちから歩いて5分の仲良しのパン屋さんに
何か焼いて、と持って行ったら、休日にそこの長男坊がハーハー言いながら袋に
入ったフランスパンを持って来てくれた。
うちのスペルトのフランスパン!!
すぐ切ってみんなで食べてみると・・・美味しい!なんかいつもの小麦のパンと全然
違う。あっという間にみんなでペロリと食べてしまいました。
あーー数年越しの夢が叶ったなあ!!
これから少しづつ増やしていこうかな?

あけましておめでとうございます

2020年01月13日 | Weblog
もう1月も半ばですが・・・あけましておめでとうございます。
旧暦だと、まだ明けてないのですが!

七草農場は1月6日から出荷がスタートしています。
そんな親の傍らで、祝日の息子たちは朝から庭で焚き火。
昨日もほぼ1日中やっていたそうで、すごいテンションがあがるらしい。
寒いから、と上着を着せても暑い!と脱ぎ捨て、大事な薪を燃やしています。

しばらくすると

「母ちゃん、餅ない?」
と言い始め、鏡開きした鏡餅を焼いてモグモグ。
すすけているけど美味しい♪

同じく餅を食べていた次男坊。「母ちゃん、グラグラしてた歯が抜けた」

おいおい!餅で歯が抜けるんかい!?

その横では
「他になんか焼くもんない?オレなんか焼きてえんだよなあ」と三男坊。

お昼近くになりパンを焼いてもいいよ、となると猛ダッシュ。
しばらくすると

「かあちゃーーん、おひるだよ」

仲良しの土ころのパンがいい具合に焼けていて、みんなはちみつやらバターやら
ジャムをつけて美味しそう!



1月になぜか外でランチ。
寒がりの私はハウスに逃げました。

お昼の後は実験が始まり・・・。
紙コップに水を入れてオキに置いても燃えないとかなんとかを
何かの本に書いてあったそうで長男がやり始め、その中に卵を入れて
温泉卵を作る、となり、卵を持って走り去っていきました。



「見てー!できたよ」

と剥いてみた卵は火が通り過ぎて、ただのゆで卵になっていました。
温泉卵は幻となり、ゆで卵は夕飯のポテトサラダに入りました。

しかし火ってこどもは生き生きするんだよなあー!
今度は外でカレーでも作るかな?!