七草農場Blog

中央アルプスの麓で、夫婦2人有機農業に奮闘中!

勝手に停電中

2008年08月30日 | Weblog
昨日、今日と長野も雨続き。雨がいっぱい降ると、なすがいっぱい
採れるからいいけれど、あんまり降ると、白菜が根ぐされするんじゃ
ないかとやきもきしてしまう。

昨日は空がぴかっ!と光ったかと思ったら、ど、どーーん、と雷。
その瞬間に電話はぷちっと切れ、家の中も電気が消えた。停電。


あーあ、バジルペースト作る予定だったんだけれど
農場のお便りも、パソコンで作る予定だったんだけれど

まだ夕方だったから、まあいいか、そのうち復旧するさ、と窓辺で読書を
久し振りにしてみたり、でもそのうち落ち着かなくなってきて、収穫
したばかりの豆のさやをむいてみたり。

夫は外が明るいうちに、と台所で何やら作っている。

「なかなか復旧しないねえ」

そのうち6時を知らせる音楽が外で流れ、だんだん外は暗くなってきた。

「いつ頃復旧するか、中部電力に聞いてみようか」
と電話してみたら

「配電盤のところに行けますか?ブレーカーをあげてみてください」

言われたとおりにやってみたらあっさり家の電気がついた。ただ、
ブレーカーが落ちただけだったみたい。

「なーんだ、勝手に停電中だったんだね」

夜は明るい電球の下で夫の作ったごはんを食べた。


なんとなく、しょっちゅう停電になるのが当たり前だったアジアの
国々を思い出した。

夜、ごはんを食べているとぷちっと切れて、あらあら、と当然のように
どこからかろうそくが出てきて火が灯される。

そんな夜に通りを歩いたら、ゆらゆらとそこかしこでろうそくの灯が
揺れていて、その光の元でみんな集まって談笑している。

とてもきれいでみんな当然のようで楽しそうで、私もとても嬉しくなって
電気が復旧した時はちょっとがっかりした。


山の村では窓辺に普通にろうそくが置いてあって、どんどん真っ暗に
なる部屋の中、ドイツから来た、という女性とろうそくの下で、つたない
英語でおしゃべりをしたんだ。

いつも当たり前のようにある電気。

夏至じゃなくても冬至じゃなくてもたまにNO電気DAYを
してもいいかも知れない。
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リズム

2008年08月29日 | Weblog
朝、夫と黙々と収穫する。

夏野菜の畑に行くと、なんとなく採る順番はもう
決まっている。

1人がきゅうりを採っている間に、もう1人はズッキーニと
なすを採って、オクラを採り始めると、きゅうりの収穫を
終えた方が合流して、一緒にオクラを収穫。

その後は1人がピーマンを採って、もう1人はキャベツ。
ピーマンを採り終わったら次はにんじんで、キャベツが
終わった方も合流してにんじん。

最後にモロヘイヤやバジルを採って、この畑はおしまい。


何も言わなくても、黙々と進む、朝の作業。

これって夫婦のリズムだな、と今日ふと思いました。
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上映会終了

2008年08月29日 | Weblog
友人と企画した、映画「ヒバクシャ」の上映会が終了した。
40名くらいのこじんまりとした集まりだったけれど、私たちの
思いが詰まった、いい会になったと思う。

適任者はもっと他にいると思うんだけれど、なぜかいつも私が
「挨拶係」に。
前の六ケ所村ラプソディー上映会の時は死ぬほど緊張していたので
夫に「今回は挨拶しないんだろ」と言われていたのに・・・。
でも前よりも、自分の感じていること、つたないけれど言えた気が
する。成長!?

それはさておき、映画はもちろんのことそのあとの意見交換会も
とってもよかった。
でも時間が足りなくて、残念。もっともっと参加した人や企画した
私たちの感じたことをシェアしたかった。

小学生の子供を2人連れて来たお母さん。
「内容は難しくて分からなくても、この映画は本当のことを伝えている。
理解できなくても、こんな映画なんかやってたな、っていうくらいでも
いいから2人を連れてきました」
と言っていた。友人でもあるそんなお母さんの思いが嬉しくて尊敬する。

うちの息子はまだ2歳。母親がこんな映画の上映会をしているなんて
全然分かっちゃいないだろうけど、何か空気だけでも伝わっているかな。

意見交換会の時に出されたお菓子は、私の大大好きで尊敬する「このはなや」
さんのお菓子。「このはなや」は農家のお菓子とごはんを作る、もうすぐ
本格オープンのお店。(きっとここも、たくさん素敵な人が集まる場所に
なるだろう。)
ここのお菓子なら本当に誰が食べても安心だしおいしい。

ほとんど利益にはならないのに、一生懸命考えて、素敵な
お菓子を作ってくれた。
カメラを忘れて写真は撮れなかったけれど

しそぼうず(シソにくるまれた米粉のだんごの中にあまとうがらしやくるみの
      入った味噌が入っている)

たかきびとルバーブのカップケーキ

グラハムビスケット(砂糖全然使っていないのにおいしい!)

3つのお菓子が笹の葉のお皿に載っていて、とってもきれい。
目もおなかもおいしかった!

家で一生懸命淹れたウィンドファームのオーガニックコーヒー、
祝島のびわ茶も。


考えなくちゃいけないことは重いし、自分ができることはちょっと
しかないけれど、こんな風にみんなの思いが集まって、小さなハッピー
が生まれると、どこかでそれが広がって、何かいい影響や種が芽生える
ような気がする。

自分の選ぶ1つ1つが、たくさん重なって未来を作るんだ、そんな思いを
改めて強くしたこの頃。

たくさんの人の協力があって、楽しく無事に終わりました。
みなさまどうもありがとうございました。







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野うさぎがいた!

2008年08月27日 | Weblog
今日、トラクターで畑を起こしていたら、ぴょんぴょん!
と走る生き物が。

何??

とその姿を追うと、明らかにねずみではなくって、野うさぎ!!!

こげ茶色(たぶん)をしていて、なんとなくもこもこしていて
すっごくかわいい(気がする)・・・なんせペットではないので
動きが素早いのです。

でも2回見かけたけれど、やっぱりうさぎ。

小さいころなりたかったのは、うさぎ、だった私としては大興奮。

4年も住んでいて初めて見たよ!

ふくろう、ムササビ、鹿、たぬき、きじ、きつね、ハクビシン、
もぐら、ねずみ、りす・・・

この地に住む野生動物出会ったリストに、野うさぎも追加!
なんとなく嬉しい1日。
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もう秋だ・・・

2008年08月19日 | Weblog
こっちに来て分かったことがある。

私たちの住む長野には、残暑という文字はほとんど存在
しないのだ!

お盆を過ぎると、残暑を通り越していきなり秋の風が吹き始める。
朝晩肌寒くなってきて、夏使用の格好をしていた夫は冷えたよう
で「おなかが痛い」なんて言っている。

8月に生まれた息子も、夏生まれ、というよりは秋生まれ、という
感じ。

夏生まれ、暑いの大好きの私なのに、あっという間に終わる夏。
もうこれくらいの時期になると、やってくる秋の気配を感じて
なんとなくセンチメンタルな気分に。
ああ、もうちょっと夏よ、いてくれーー!と思う。
少しゆっくりできる冬はいいけれど、寒いの大嫌いな私としては
毎年1月、2月の1番寒い季節になると、「なんでこんな所に住むこと
にしたんだろう」と1度は頭をよぎる。

ブツブツ言ってももう夏も残り僅か。今年採れまくりのトマトを
冬のためにもっと加工しまくらなくては!!!

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来客

2008年08月16日 | Weblog
夏。七草農場に1番来訪者が多い季節です。
といっても今年はいつもよりずいぶん多くて、もう
5週連続くらい来訪者が。

お客さんが来ると、いろいろ準備もあるし、いつものリズムも
狂うのでそれなりに大変なこともあるのだけれど

(土ぼこりっぽい家の中を掃除する、とか、出しっぱなしの
洗濯ものを片付ける、とかご飯何にしよう?とちょっと頭をひねる、
とか・・・。まあ主に掃除。いつもきれいにしとけば
こんな大変じゃないよ!といつも思いつつ、掃除機かけたり・・・)

でもやって来るお客さんはいつも私たちに新しい風を吹き込んでくれる。
私たちの暮らしのいろんなことに感心したり、喜んでくれたり、
畑仕事をいっぱい手伝ってもらったり、おいしいおみやげを持って
来てくれたり、息子とさんざん遊んでくれたり、そして知らなかった
いろんなことを教えてくれたり・・・。

どちらにもお互いいいことがあって、いつもお客さんがさようならー
と帰って行くと、少しさみしい気持ちになって、ぜひまた来てね!と
思う。

外に出かけていくことも勿論素晴らしい出来事にたくさん出会う
チャンスなんだけれど、こうしてひとつの場所に根付いて、
自分たちの暮らしを豊かにしていこうとする中で出会う人たちは
自分から出かけて行った時とおなじくらい、素晴らしい出会いに
なっている。

昔は居つくことの良さが分かっていなかった。
もっともっと新しいものや人に出会いたい、と飛び回っていた。
今もどんどん出かけて出会いたい気持ちは変わらずあるけれど、
自分のこの場所からも出会えるんだ、と思えるようになった。

遠くから、近くから、みなさん新しい風をありがとう。
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近所でも

2008年08月13日 | Weblog
七草農場を始めて4年目になる。

最初はお客さんもすっごく少なくて、野菜はいっぱい作る
けど、さてどこに販売すれば?ということもあった。

最近はお客さんも少しづつ増えて、1年目のように困ること
はもうないけれど、今年になって、近所でのお客さんが
ずいぶん増えた。

「トマトと卵、欲しいんだけれど」
と電話をかけてくるおばあちゃん。

「友達が来たからなすが欲しいんだけれど」
と連絡をくれる友達。

「野菜セット1つお願い!」
とわざわざ車で取りに来てくれる人たち。

私たちが畑仕事をしていると
「にんじんとキャベツある~?!」
と畑の向こうから叫んでくれる向いのおばさん。


「お世話になった人にギフトを送りたい」
と注文してくれる友達も。


遠くのお客さんもとっても大切にしているけれど、
近くのお客さんもとっても嬉しい。

みなさんどうもありがとう。

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上映会のお知らせ

2008年08月06日 | Weblog
昨年開催した「六ヶ所村ラプソディー」の上映会に
続いて、鎌仲ひとみ監督作品「ヒバクシャ」の映画上映会を
友人とともに企画しました。
お近くの方はぜひお越しください!

お問い合わせは七草農場まで。

2008年8月24日(日)  13:50開演(13:20開場)
伊那市生涯学習センター(いなっせ)5階会議室  
入場料:1000円 (中学生以下無料)
☆上映後、意見交換会を行います。
祝島びわ茶またはフェアトレードコーヒー+おいしいお菓子つき!
マイカップ持参で、ぜひご参加ください!

「国境のない核汚染」 監督  鎌仲ひとみ(映画のチラシより抜粋)

1991年、世界で初めて劣化ウラン弾という兵器が使われてから
私たちは新たな核時代に生きることとなった。
それは普遍的な放射能汚染の現実を生きるということ。
イラクで死に続けているがんや白血病の子どもたちの出会いから
私の「ヒバクシャ」を追う旅が始まった。生活することがそのまま
被爆につながる現実はすでに私たち全員に及んでいる。
核時代を生きる私たちは核のなんたるかを知らないままにヒバクシャ
となりつつある、その内実を描いた。


[主催者より]
2007年2月、「六ヶ所村ラプソディー」の上映会を伊那で開催してから、
1年以上経ちました。上映と併せて鎌仲監督のお話を伺った時、監督に
「ヒバクシャを観て下さい、そうすればもっと六ヶ所のことも分かって
くるんです」と言われたことが、ずっと心に残っていました。
試写を終え感じたことは、知らない間に私たちのくらしは世界とつながって
いるのだ、ということでした。日々のくらしの中で無関心でいることは簡単
ですが、それは実は自分にも関係していることなのです。
目に見えない放射能汚染は今、日本でも現実的なものになってきています。
原発、ごみ、温暖化・・・様々な問題の根っこは実は同じなのだ、と最近強く
思います。この映画を観て、その根っこに1人1人がじっくりと向き合う
きっかけになれば、と思います。


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訪問

2008年08月03日 | Weblog
南伊豆から、農家仲間の谷夫妻がやってきた。

夫と同じ時期に研修し、私たちとおなじ時期に就農し
4年目の夏。

畑の草取りを手伝ってもらい、やっぱり農家だけあって
仕事のスピードが速いから大助かり。

どんな風にやっているのか
どんな肥料を入れているのか
どんな加工品を作っているのか

お酒を飲んでもやっぱり農業の話。

お互い場所も、気候も違うけど、それぞれの場所で頑張って
これからもいい刺激になったらいいな。

何年か後、またお互いの農場を行き来して、パワーアップ
していたら嬉しい。

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