七草農場Blog

中央アルプスの麓で、夫婦2人有機農業に奮闘中!

そういえば

2008年06月30日 | Weblog
そういえば、6月25日の日記に、ごみ処理場の勉強会を7月2日に
やる、と書きましたが、7月5日に現地を見ながら専門家に話を
聞く、という会が行われることになり2日は急きょ中止になりました。

ごみって、1つ1つの家庭が気をつけてごみを減らしていかなくては、
という風潮で、もちろんそれは大事なんだけれど、実際に出ている
ごみのほとんどは企業のごみなんだそうだ。

これって電気の仕組みと、全く同じなんだなあーと驚いた。

しっかり勉強してこよう。

5日興味のある方はぜひ。詳細は七草まで。


反省

2008年06月30日 | Weblog
今日の出荷は大量で、朝からやって、朝ごはん食べたのは10時。
やっと終わって片付けたら昼ごはんが夕方の4時。
そのあと作業をして、帰って夕飯は8時すぎ。

はーあ、疲れたよ。

自分の気分と重なって、いたずら盛りの息子に八つ当たり。

やめて!
こら!
何やってんの!

って、いっぱい怒鳴ってしまったな。



ごめんね。




日々雑記

2008年06月25日 | Weblog
忙しい。

忙しいっていうのは心を亡くす、だからよくない言霊。
なので

やることがいっぱい、ありがたや、ありがたや。

と言うことにする。

家の周りは栗の木が満開で、もわっと甘い独特の香りが
する。蜂はこの花も好物かな?

大豆がいっぱい鳩にやられる。
近所のおじさんは

「今日は1羽だけ来とったわ」

などと報告してくれる。追っ払っても逃げないんだそうだ。
器用に鳩よけをくぐるらしい。
今年は例年になく食われまくり。鳩の餌が少ないのかな。

でも負けてられない。大豆は大事。意地でも例年の収量を
維持するぞ!

出荷に行った夫が大きな花束を持って帰ってきた。
私にプレゼントだって!!
なんてスバラシイ夫なんだ!

物々交換のパン便届く。(写真)
おいしいパンいろいろ。労働者はがっつり食べる。
なのでおいしいパンはぺろりとすぐになくなる。
物々交換は楽しい。物々交換はお金にとらわれない。
自分のできることが人を幸せにするんだ。

ゴミ処理場の問題。自分の身にふりかからなければ
ふーん、で済ませがちな話。
でも、自分のごみも出ているんだよな。誰かが自分のごみ
で困っているんだよな。
もっと知るためにも、勉強会を開くことにした。

7月2日19時から 富県ふるさと館にて。
お近くの方はぜひお越しください。

カリフラワーを作っている。
甘酢漬けかサラダくらいでしか食べたことがなかったけれど、
近所のおばさんに聞いたら、天ぷらや肉と甘辛く煮てもおいしい
んだそうだ。肉がなかったので夜、にんじん葉と天ぷらに。
おいしかった!

作業もやることはいっぱいだし、出荷も多くなってきた。
植木の仕事もあるし、ごみ処理のことは考えなくちゃだし、
野草茶も作らなきゃいけないし、ああ柏餅作りたいんだけどな
梅干し用の梅も私を待っている。

一番確かなことはブログ書くのをやめて、早くやるべきことをやる
ことだ!!







やっと!!・・・HP!

2008年06月21日 | Weblog
冬の間にこつこつ作っていたHP。
出荷がスタートする前に完成させて、七草のお客さまに
できました!と報告したと思ったら・・・パソコンが崩壊。

データもバックアップしていなかったので、また作り直し・・・
ともう真っ暗になっていたら、崩壊したはずのパソコンから
「データバックアップできましたよ」とすばらしき
救世主が現れ、本当に感謝。

というわけで七草のHPが完成しました。これから少しづつ
バージョンアップしていきます。

お届けの七草野菜セットの内容も順次アップしていくので
何が送られるか分からないのはちょっと困る、というお客さまにも
便利です。

素人が作ったものなので、いろいろ不備はあると思いますが
(あればご指摘お願いします!)どうぞよろしくお願いします!!

七草農場HP
http://www1.inacatv.ne.jp/~nanakusa-farm/

オスかぶと

2008年06月17日 | Weblog
夫が堆肥の周りの草刈りをしていたら、次々現れた
オスのカブトムシ。

「いっぱいいるぞ!」

とつまみあげ、3匹ご対面させている。

メスはどうってことないけど、やっぱりオスを見つけると
ちょっと嬉しくなる。

売りたくなるほどいっぱいいるけど、なんとなくちょっと
飼ってみたくなるけど、やっぱり小さい虫かごはかわいそう。

大地で元気に生きたまえ!

言霊

2008年06月17日 | Weblog
「あー、野菜がいっぱいあるから、誰か来ないかなー」
と夫に言っていたその数日後、3日間連続来客。
いっぱいいっぱい野菜ごはん、作りました。

言葉に出したことは魂になって飛んで行って実現していく。

それならいい言葉、いっぱい出そう。

田んぼ

2008年06月14日 | 農業
最近、少しづつ田んぼの草取りをしている。
田んぼにもいろいろ個性があって、一番広い田んぼは
あまり草が出ない。でも家のすぐ近くの田んぼは、ちょっと
放っておくと、すぐにヒエだらけになる。

夫は田打ち車、という昔ながらの除草機を使って。
これは稲に酸素を供給する役目もあって、しかも草を巻き込んで
抜いて水面に浮かす。昔ながらの道具だけれど、今では使っている
人も少ない。でも本当によくできた優れものだ。

田打ち車も面白いけれど、今日は私は手で除草。稲と稲の間を手で
がしゃがしゃとかきまぜる。
視点が水面とちかくなって、水の中がよく見えて、とっても面白い。

田んぼの中は、やご、カエル、オタマジャクシ、ミズカマキリ、
様々なクモ・・・生き物でいっぱいだ。
俗に害虫、と呼ばれるイネミズゾウムシやドロオイムシもいて、慣行
農法ならここらで農薬を、となるのだろうけれど、私たちの田んぼでは
害虫も益虫も一緒だ。

田んぼの生き物は年々豊かになってきているように感じる。そんな中で
きっと自然界には害虫も益虫もなくて、みんな自然の一つなんだろう。
そう考えると、田の草も稲をおびやかさない限り、いい、っていうこと
なんだろうけれど。

だいたい一段落ついて、帰ろうかな?と思ってがしゃがしゃとかきまぜて
いたら、見たこともないでっかい甲虫が!!!

なんだろう!!??

夫も来て、すくってみる。なんだろう、すごくでっかい。
帰って本を調べてみたら、ゲンゴロウ???
でもゲンゴロウは確か長野では絶滅危惧種になっていたか、それに
近いくらい珍しくなってしまっていたような・・・そんなのが
うちの田んぼにいるかな?ガムシ、というゲンゴロウに似たような
虫もいるらしいけれど。

今度はちょっと水槽にでも入れて、よく観察してみよう。


1年、2年、3年・・・気になるけれど、少しは気にするけれど、
田んぼの虫たちと私たちとはまだ遠くて、草を取るだけで、
精一杯だった。
4年目の今年は、今までよりも少し虫たちに目がいくようになった。
世界がひろがってきたようで、すごく楽しい。

田んぼを通して、また自然への扉が1つ、開いたみたいだ。


おやつ

2008年06月12日 | Weblog
最近七草で流行りのおやつはこれ!

桑の実。

新しく借りた田んぼにの土手にある1本の桑の木。
未だかつて見たことないくらい、立派な大きな甘い
実をつける。

昔この辺りでもお蚕を飼っていたので、その名残で
ところどころに桑の木が残っているのだ。

近所のおばさんが「クワグミ」と言っていたので、
私たちも「クワグミ食べよ!」
といっぱいほおばる。

夫はそこそこに、田んぼの見回りをしているけれど、
私と息子は離れられず、食べる食べる食べる。

甘くってすごいおいしい!!!

栽培している露地いちごを毎昼ばくばく食べている上に
さらにこれもばくばく食べて、私たち、絶対にビタミンC
過剰供給だ、と思う。




ごみ処理問題

2008年06月09日 | Weblog
つい最近届いた市報に、何気なく挟まっていた資料。
ふと見ると、私たちの地域が広域ごみ処理中間施設
建設の第一候補地になっているではないか!

まさに寝耳に水、とはこのこと。

資料を読んでも
「数値は基準値を大きく下回っている」
「安全です」

ということばかり。


本当にそうなの?


後日、お母さんたちの集まりに参加して、その話題になる。
結局、過疎の地域で誰も反対する人が出てこない、という
理由で、もう長年どこの地域からも拒否されている施設が
私たちの地域に来ようとしている、ということらしい。

しかもそれは大きな話題としては地域で取り扱われず、
いつの間にか話が進んでいる、という状況。

これはまさに、原発の最終処分場の問題と全く同じ。
世界で今、膿のようにどんどん湧き出ている問題とまさに同じ。


結局押し付けられるのは、いつも弱い立場の人たちだ。


「若いお母さんが立ち上がって欲しい」
という一人のお母さんの言葉に、まだよく分かっていないのに、思わず
「署名のひな形なら作りましょうか」
と言ってしまった。

候補地決定の投票まで時間がない。
手書きで署名用紙をその場で作り、みんなそれぞれ署名を集める
ことに。
みんなで文言を考えながら、あっという間に出来上がり、あっという
間に100部コピーされた。
こういう時の女の力は強いと思う。


「でもこれをうちが拒否したら、またどこかで同じ弱い地域に
押し付けられる。」

「自分もごみを出しているのに、処理施設はいやだ、と言えるのか。」

「今まで大して興味も示していなかったのに、自分の住む地域が
候補地になったから急に騒ぐのは勝手なのでは?」

いろいろな迷いもあったけれど、やっぱり私も反対だ。

子供が安心して暮らせる地域であって欲しいから。
おいしくて安全な野菜を作りたいから。
いつの間にかそうやって候補地が決まっていて、知らない人や
よくわかっていない人たちがたくさんいるのは、やっぱり
おかしいと思うから。
本当に地域のことや環境のことを考えているか、疑問だから。

朗報は一部の地権者が反対していること。
一体どうなっていくだろうか。
私たち地域の、本当の声を聞いて欲しいと思う。









豆をまく

2008年06月06日 | 農業
豆まきの季節です。
今日は小豆をまきました。
庭の柏の葉が大きく緑になって、柏餅もそろそろ作る頃。
小豆があると、おいしくて楽しくて便利。

七草では豆をいろいろたくさん作っている。
豆の良さは、その美しさ、栄養、おいしさ、保存性・・・
たくさんある。

野菜は収穫して放っておいたら腐ってしまうけど、
豆はずっと置いていても、土にまけば芽を伸ばす。
そこからまたたくさんの実りをもたらす。

一粒の豆は手のひらで動きもしないけど、
その中には確かに、生きる力を蓄えているんだ。