
と聞いて溝口を思い浮かべられる人は、今この世界に何人いるのだろうか?そんなことを思いつつ溝の口駅に到着。いつもならここで終了だが、今の俺はその程度では満足しない。何やらスポットがあるらしいのでそこへ歩いて遠征を開始。
ふうむ、なかなかに瀟洒な水路ではないか。これで気が生い茂っていたらさらにもっと雰囲気が出ていたのだろうが、なぜかそっちは枯れきっておりました。
橋を二つ渡ったあたりでフツーの住宅街に。まあでも「街の裏側」的な感じで閑静なのは悪くない。 つーかこの辺で水路を発見したはずなのだが、なぜかその写真に限って記録に残っていない。もしかして撮ってはいけない何かをキャメラに収めてしまったのやもしれん・・・
俺がよく言う「電脳コイルっぽい風景」がきましたよとwそれにしても、あの作品はいわゆる「幽霊」をネット上の存在と同列に描いたのがおもしろかったな(高度な科学技術は魔法と区別がつかない、というのはテッド・チャンの「七十二文字」やドラえもんの「日本誕生」を始めとしてよく描かれるテーマではあるけども)。まあ最後が「仲間を救う」という感動話で終わらせたのは勿体なかった。たとえばそこに「ネットと監視」といったテーマや、思い出もまたシステムの産物にすぎない(これもイーガンの諸作品や「攻殻機動隊」でゴーストの話としてよく出てくるが)といった点を匂わせる演出があればもっとよかったのに。というのも、舞台となっている田舎の風景と(最近聞かなくなった言葉だがw)ユビキタス社会の組み合わせによる斬新さで最初は掴んだけど、そのような「懐かしさ」さえ操作可能≒交換可能なものにすぎないという現代社会が(多様性と裏返しに)持つ酷薄さを印象づけることにもなり、時を経ても見返すたびに発見がある作品になったと思うからだ。
境内でそんな妄想にふけったあと、また彼岸(川向こうの土地)へ到るべく来た道を戻ることにした。
数年前、弟に「今度のKOF 、兄貴の好きな溝口とホア・ジャイが出るばい。嬉しいど?」と言われたのを思い出した(^_^;)
しかしまあ追加キャラがその二人ってあたりがネタの枯渇というかS〇Kのデンジャラスな状況を象徴してるように感じられるね。
合併ってそのタイミングだったっけ?
確かに、ネタが尽きてたのかもしれんね(^_^;)
だったら、なぜジョン・クローリーを出さなかったのかな?(笑)
しかし、プレイモアになっても、NEOGEOのキャラクターを前面に出してるみたいだし(パチンコやスロットで稼いでる点も見逃せないが)・・・
ネタ切れだったとはいえ、魅力的なキャラクターが多くいたのも事実だった気がするな♪