この世界の果てで恋を唄う少女 YU-NO:神話との親和性

2019-06-22 12:05:31 | YU-NO

 

五時間て長っ!でもまあこの作品の壮大さを思えばさもありなんかな・・・

 

というわけで(?)YU-NOのPC98版BGM集のご紹介。もはや原作者も会社もこの世に存在しないという事実には隔世の感を覚えるが、この作品が提示するmythの壮大さと、何よりそれをシステムとして体現したPCゲーム、いやゲーム史上でも類稀な傑作である(ちなみに俺がプレイしたのはセガサターン版なので、ジョー・東[違う]ボイスの主人公やら大塚明夫ボイスの龍蔵寺やらも印象に残っている。なお、ゲームに関する評価はこちら)。

 

個人的には「セーレス」と「神殿」が思い出深く、特に後者は神秘的な雰囲気とのマッチングのみならず、この世界にこれが存在することの意味を理解した時の驚きと高揚も重なり非常に強い印象を受け手に残すのではないだろうか。

 

とまあ書いてもこれをとっぷり集中して聞くのは難しいだろうから、作業用にでもだうぞ(●´ω`●)ということで。それにしても、気が付けばゲームリメイクの発売はもちろん、TVアニメ化もしていたらしい。声優陣のコメントやホームページの作りを見ると原作の90年代を意識した作りにしているようで、同じ2010年代で言えば、ブギーポップのリメイクであったり、あるいは007の「スカイフォール」を思い出させるコンセプトだ(まあ後者は参照する年代がもっと古いけど)。

 

まだゲームリメイクすらやってないが、まあどっかで時間ができたら(訳:「精神と時の部屋」が開発されたら)、あの傑作がどのように変わったのか、もしくは変わらなかったのか、見てみたいものである。


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