やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

持続化給付金、入金された!

2020-07-18 | 日記・エッセイ・コラム
 嬉しい報告が届きました。知人を介し相談にのっていた、フリーの外国人シンガー。持続化給付金が振り込まれました。
この2月以降、コロナの影響でライブがなくなり、収入が途絶え手持ちの資金も底をつきかけていました。
なんとかならならないか?と相談が寄せられ、すぐに生活保護の相談へ。受理されました。
その後、知人らと相談し、どう自立へのルートを繋ぐか考えていた矢先のことでした。
確定申告を済ませ、申請の手続き。それを終えて1週間ほどで持続化給付金の入金。
さて、入金されたからといって一件落着ではありません。なにせ、入金されたからといっても、シンガー特有の経費も。
まだライブも本格的に再開されたわけではなく、あってもほとんど収入にはならないのが現状です。
何かに一歩踏み出せば、資金はたちまち底をついてしまいます。
コロナという災難が起きなければ、順調にいっていたはずの仕事。すべての歯車が狂ってしまうという恐ろしさが、このコロナ下は当たり前のように起きてしまいます。
歯車をもとの噛み合った状態に戻していくのは大変です。いろんな人の協力なくしてはなかなかうまくいかないかもしれません。
 なにはともあれ、まず一歩。建て直しに踏み出しました。
生活再建へ、これからも伴奏しながらの対応が続きます。
コロナは再拡大の様相を示しています。こうしたフリーで活動している人にとっては正念場が続きます。神戸でもきのうもきょうも、感染者が多く発生しています。このようなライブやコンサート、公演など感染リスクの高いものに対しては、やはり一定の支援がどうしても必要です。しかし、こういったものに対しての支援は皆無というのが実態。文化の枯渇に繋がらないよう、政府や自治体の支援は待ったなしです。