やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

須磨多聞線、市は誠実に対応を

2013-02-07 | 日記・エッセイ・コラム

 5日の神戸新聞の記事は、給食だけではありませんでした。別の面には、須磨区の中でも重要な地域問題「須磨多聞線」に関する記事も掲載されていました。
西須磨地域周辺の公害紛争調停です。調停がはじまって15年間、住民の方々と神戸市との間で話し合いが続けられてきました。話し合いが持たれる中で、住民サイドの意見を神戸市が取り入れ、住民の声を活かす形で「千森線」「中央幹線」がそれぞれ整備されてきました。
のこるは須磨多聞線。この路線の問題は、以前このブログでも何度か取り上げ、議会でも質疑してきました。
 この須磨多聞線は、今に至るまで依然として住民の反対が強く、神戸市は着工することができていません。住民からは須磨多聞線用地について、市との話し合いにメドがつくまで遊歩道などとして暫定的に整備するよう提案もされています。しかし、この路線についてはあくまでも着工に固執。今回、ついに調停委員会が提案した調停案に対してすら受け入れを拒否したようです。いったい、この間の話し合いってなんだったんでしょうか?
だいたい、交通量の予測を立て直すたびに交通予測量が減り、いまや当初の半分以下ということ自体、この路線の必要性がどこまであるのか???と大きな疑問です。
 計画・実行はいいけれど、事は企業内部の取り組みではないんです。地域住民に大きく影響し、負荷を強いるということもまず考えなければならない大事な問題。決めたから何が何でもやるというのんでは、市民は評価はしないでしょう。

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