やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

ゴミの取り残し、続出!

2008-11-05 | 環境・自然

 1日から家庭ゴミの指定袋制がスタートしました。朝から、近所を中心にクリーンステーションを見て回りました。クリーンステーションには、しっかりゴミが取り残されていました。いくつかのステーション付近で住民の方に話を聞きましたが、やり方が強引すぎるという声が多く聞かれました。人それぞれいろんな事情があり、特に独居の高齢者が増えたなかで、ワケトンブックだけ配られて「はい、指定袋になりました」と言われても、お年寄りは困るばかりじゃないかと怒っていらした方もありました。「せめて、最初に数枚程度、指定袋を無償で全戸に配布し、なくなったらあとは買ってね」というのならまだわかる、というかたもありました。いずれにしても、地域に全部押しつけただけやないかと一様に怒っておられました。なぜ、指定袋にするのか説明すらなかったとのことですから怒りは当然です。

 取り残された袋からは、腐臭が漂い、ハエがたかっているものもありました。また、いたるところで取り残しになっているために、かえって町のなかにゴミだけが増えた感があります。本末転倒ではないでしょうか。また、取り残しの時に貼るシールがなくなったとのことで、段ボールも一緒に回収していたところに遭遇しました。はじめから全部回収すべきです。特に、空き家の前にクリーンステーションがあるところでは、やはり多くの方が放火を心配されていました。もっと、ゴミを出す側の立場に立った配慮が必要ではないでしょうか。何よりも、本当の意味で、指定袋でゴミの減量につながるのか、やはり疑問に感じます。市の対応は改善すべきと思います。