[あらすじ] 針を使わないステープラーを買ったよ。
商品パッケージのプラスチックと台紙も針無しで合体させてあって、感動をおぼえた。
工具も好きだが、文具も好きだ。
文具メーカーなら就職してみたい、と思った時も有ったっけ。
カサン(仮名)かどこかのメーカーがいかした採用をしているとかなんとかいう
記事を読んだ時だったか。何十年前のこと。
※
6月の末に老母が特別養護老人ホームに入居した。
それまで、食卓の上は毎日「書類」の山だった。
数年分の、レシートや介護記録や銀行からの手紙やメモ帳のページや
古い手紙や新しい手紙や処理済の書類や未処理の書類や 紙類の何もかもが山となっていた。
その「整理」が母の仕事だった。
こっちの箱に入れてあるものをそっちの袋に移し、
きれいに入れたこっちの袋のものをそっちの箱に移す。
その合間に食卓の上に積み、食卓の上に在る間に食べかすで汚れる。
大切そうな古い手紙や写真も、早く捨ててしまえばいいレシートも、
何もかも汚れてカビて捨てるしかなくなった。
※
大学のセンセだった母は、書くことや書類に関わることが好きだ。
文房具をとても必要とする。
ボールペンや修正ペンやセロテープや糊をしょっちゅう欲しがった。
マジックペンやサインペンも使いたがったが、 キャップをすぐに失くしてしまい、
あちこちにインクのしみができたり、
紙からはみ出して文字を書いてしまったりすることが多く、渡さないようにしていた。
糊もすぐに蓋を失くしてしまうので、乾いてしまって使えなくなることがしばしば有った。
その点、スティック糊はなかなか優秀だった。
ちょいと乾いても、乾いた部分をちょいとこそぎ落とせば続きが簡単に使える。
スティック糊の接着力は近年とても強くなったと思う。
数十年前のスティック糊はべたつくわりには剥がれやすかったように思う。
ただ、 老母が使う場合は、剥がせるほうが都合が良かったりする。
蓋をせずにそこいらに置いて、その上からまた他の紙類を置いてしまったり。
付けるつもりの無い物もくっ付いてしまう。
一時期、「貼ってはがせるスティックのり」を買って渡すようにしていた。
これなら、一応くっ付くけれど、紙を破かずに剥がすこともできるからだ。
※
色紙を切って貼り付けて絵を作る作業をしている。
小さく切った紙をピンセットでつまんで、貼る位置にそっと下ろす。
慎重に作業していたって、ズレる時は有る。 そんな時は剥がして貼り直す。
強い接着剤を使っていると、剥がせなかったり、剥がす時に紙が破れてしまったり、
残った接着剤に他の物がくっ付いてしまったり、残った糊で紙が汚れてしまったりする。
そこで、思い出した。
「貼ってはがせるスティックのり」が有るじゃないか。
※
切り絵を貼る時に、位置を合わせても、ズレる場合が有る。
糊を付けたことによって、紙が湿気を含んで、わづかに歪んでいることも関わっている。
少々ズレることで切り絵の味わいが出る場合と、
きっちり合わせたい場合と、有る。
貼ってはがせるスティックのりを使って置いてみて、
OKならそのまま。
修正したければ剥がすこともできる。ああステキ。
※
you tubeに自分の演奏の動画をアップしているが、
今回は初めて?の予告。
服部良一作曲、笠置シヅ子さんの歌った『東京ブギウギ』『ヘイヘイブギ』を 10月にアップしたが、
https://www.youtube.com/watch?v=N97Y7_-bQsY
https://www.youtube.com/watch?v=zUX3NpfnE70
次はご覧のとおりの『ジャングルブギー』だ。
「ブギウギ」だったり「ブギ」だったり「ブギー」だったりと、
いちいちこだわりが有るのかそれともこだわりが無いからバラバラなのか。
ま、その都度、語呂で決めてんだろな。
ただいま、切り絵を鋭意製作中。
色とりどりにすることにしたので、どえらく手間がかかっている。
ら、来週まま末?には?アップできる?かな??
文字は手書きでいいや。 と思っていたのに、
切り抜くことにしてしまいこれまたど手間。
長生きするよ・・・