中国旅行記: スーの「あら!中国」

中国・蘇州を拠点に定年後を楽しむ男が、中国での日常生活や旅行で「あら」「おや」「へー」と感じたことを文章と写真で綴る。

豚インフル抑え込みに成功?

2009-05-23 07:05:26 | 社会

  また、人民日報Web日本語版の引用で恐縮ですが、今朝、豚インフルエンザの流行を抑えこんでいる中国を自賛する同編集部の記事が載りました。主な内容は次のようなものです。

  中国内で20日までに5例が確認されたが、すべて帰国者で国内感染はまったくない。これは、2003年のSARS(サーズ)を教訓に衛生防疫システムを構築してきた政府が、すばやく厳格な対応をとったことが効果をあげている。外国メディアは「中国政府はやりすぎ」と批判するが、国民の間で不満は無い。また、感染地域からの帰国者や感染者と濃厚接触した人は政府の呼びかけに応じ、適切な行動をとって流行を未然に防いでいる。北京の感染者二人は帰国後、発熱前であっても自主的に人との接触を避けていたと報告されている。

  SARSのときは中央政府まで情報を隠し、大流行を引き起こしたこと、豚インフルは日本でも相当感染が広がってしまったことを考えると、確かにこれまでの中国はよくやっていると思います。この6年間に中国社会が大きく変化した(成長した)ことの証明になるかもしれません。

  ただ、豚インフルは水際の検疫で防ぎきれるものではないでしょう。今後、国内感染が起きた時に中国政府や国民がどう対応するのか、見守っていきたいと思っています。

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