中国旅行記: スーの「あら!中国」

中国・蘇州を拠点に定年後を楽しむ男が、中国での日常生活や旅行で「あら」「おや」「へー」と感じたことを文章と写真で綴る。

交通警察官の写真を張り出し

2009-07-23 07:07:01 | 社会

  蘇州市新区のシャングリラホテル前の交差点に、この地域を担当する交通警察官6人の写真と名前、「工作格言(職務上の信条)」を書いた看板があることに気づきました(写真)。比較的よく通る道ですが、何時立てられたのか、分かりません。他の場所で見た事がないので(単に気づいていないだけかも知れませんが)、公安局の新しい試みの可能性があります。

  中国の警察は、組織上は国の公安部に直接所属し、日本のように都道府県に所属するわけではありません。犯人逮捕、交通整理といった仕事は日本と同じですが、予防拘禁の制度があり、戸籍管理も担当し、軽微な民事事件の仲裁もすると解説されていて、まさに国民の監視役といったところ。

  国家の権威が強い国ですから、警察が市民の見る目を気にすることは余りないと思っていました。このような看板を出すようになったことは、市民の目を意識し始めたということでしょうか。

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2 コメント

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公安 (yipu)
2009-07-23 13:27:19
最近会社にも地元の派出所が良く来てくれます。
会社の入り口にも
まさにこの写真のように
写真入りで担当警官の名前を
でかでかと張りました。

ボクは内勤で仕事は全く関係が無いのですが、
名刺も頂戴しました。

こちらの警察は、
検挙率よりも犯罪や事故の発生率の低さで
評価されるらしいです。
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Unknown (スー(ブログ筆者))
2009-07-24 06:38:45
 関連情報をありがとうございました。
 蘇州の警察が全体として市民との接触を強めているということなのでしょうか。どのような背景なのか、興味がありますが、警察との付き合いがないものですから、分かりそうにありません。
 こちらの警察が検挙率より発生率の低さで評価されるというのは、いいことですね。
 
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