よいこのみなさんはマネしないでね→色合わせって大事！

ふと思いついて、ミサコさんのカバラジュエリーをいくつか「アンダートーン」で分けてみました。いわゆる「ブルーベース／イエローベース」ってやつですね。で、さらにちょっとしたイタズラ心が芽生え……「実験」と称して明らかにミスマッチな背景と組み合わせたのが上の写真です。

Facebookの個人ページでシェアした瞬間「これはあかんやろ」とコメントがついたよ

ミサコさんに「勝手に遊んでスミマセン」と言うと「いえいえ、もっとやってください。とても面白い～」とデザイナーご本人からの許可もいただきましたので、堂々と掲載しちゃう（笑）まあ、これは極端な例ですが「アンダートーンが違う組み合わせ」は程度の差こそあれ、やはり違和感がありますね。なじまない。そしてさらなるダメージとして安っぽく見える。写真左上のローズクオーツのペンダント、本物はとても美しい輝きを持つ12,000円の品。……なのに背景のヒョウ柄が透け、色みを損なっています。右上のロードナイトは「色かぶり」で黄ぐすみする始末。ハッキリ言って、肝心のペンダントよりヒョウ柄のほうが目立ってます。「実験」とはいえ、申し訳ない……。

ここに挙げたペンダントはどれも「ブルーアンダートーン（ブルーベース）」のもの。対してヒョウ柄の布地は「イエローアンダートーン（イエローベース）」。このように「アンダートーン」が異なる組み合わせは「違和感」を生み出し、第一印象を大きく損なう恐れがあります。今回は「ペンダントと布地」のコーディネートでしたが、これが実際の「アクセサリーと洋服」や「ファッションとあなた自身」にも起きているのだとしたら……？

ね、みすみす第一印象を悪くするなんてイヤですよね。大事な面接やプレゼン、お見合いなどを控えているならなおさら！です。

ちなみに同じペンダントを、同じブルーアンダートーンの布地でコーディネートしなおした写真がこちら。「主役」を引き立てるために色みを抑え、ミッドナイトブルーの無地のベルベット生地にしてみました。
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この違い！歴然としてますね。
色合わせって、大事。しみじみ。

「柄がうるさいだけじゃ……」とヒョウ柄をふびんに思うかたもいらっしゃるかもしれませんが（実際、この生地自体はキレイなんですよ）仮にブラウンやゴールド一色の布に替えたとしても「アンダートーンの違いが生み出す違和感」は残ります。質感が違いますが、イエローアンダートーンの「ベージュ」背景で撮った写真がありますので、比べてみてください。
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ヒョウ柄よりは「見やすい」のですが、何というか素っ気ない。高級感が感じられませんね。

この「背景モンダイ」にはオークションや通販サイトでもしばしば遭遇し、勝手に残念がっています。アクセサリーだけじゃなくて「食品」や「雑貨」なんかでも多いですね。ほんの少し「色合わせ」の知識と感性があれば！きっと売り上げだって変わるのにーー。

そんなわけで、これからもしつこく《色彩感覚》向上委員会の活動を推進していく所存です。ただいま「会員」絶賛募集中！ぜひあなたも、お仲間になってくださーい。
＜7/25＆28、待ってるよーん♪