もずの独り言・goo版

半蔵ともず、gooでも独り言です。『もずの独り言』はこれからも戦い続けます。

【みんな生きている】ソドブジャムツ・フレルバータル編/産経新聞

2014-09-23 10:04:35 | 日記
《拉致は人権侵害の総本山!フレルバータル駐日モンゴル大使、拉致問題解決への協力を明言》

拉致問題解決を目指す安倍晋三首相の求めに応じ、モンゴルが日・朝交渉の仲介役として存在感を発揮しているソドブジャムツ・フレルバータル(Sodovjamts KHURELBAATAR)駐日モンゴル大使が『産経新聞』の取材に応じ、北朝鮮の特別調査委員会の再調査報告が明らかになれば、被害者とその家族の面会場所をモンゴル国内で提供する考えを表明した。
日本政府はモンゴルから得られる情報も参考に日・朝交渉を粘り強く進める構えだ。
安倍首相は今年7月、来日したツァヒャー・エルベグドルジ(Tsakhia ELBEGDORJ)大統領と会談した際、「拉致問題解決に向け協力してほしい」と要請。大統領は「協力する」と応じていた。
フレルバータル大使は、モンゴルが日本・北朝鮮両国とも良好関係にあることを強調。
その上で

「日本の言うことを北朝鮮に伝達し、北朝鮮の反応は日本に伝達する。我々の努力だ」

と述べ、水面下で日朝双方の外交当局者と接触していることを明らかにした。
また、

「北朝鮮には日本側が満足する報告をしてほしい。日本には北朝鮮側が期待する範囲の制裁解除も段階的にやってほしい」

と双方が歩み寄るよう求めた。
ただ、拉致被害者の帰国の可能性については「不透明で予断できない」と述べるにとどめた。
モンゴルは、拉致された横田めぐみさん(拉致当時13歳)の両親が今年3月、めぐみさんの娘のキム・ウンギョンさんと面会した場所を提供。
フレルバータル大使はこうした働き掛けを踏まえ、

「今後も日本からリクエストがあれば、もちろん努力する」

と強調。
拉致被害者が新たに判明した場合、家族らとの面会場所を提供する考えを示した。
大統領はすでに、安倍首相と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記による日・朝首脳会談をモンゴルで開くよう提案している。
一方、フレルバータル大使は、日本国内で飯島 勲内閣官房参与や在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の許宗萬(ホ・ジョンマン)議長と接触。
「2人とは良い関係を持っている。仲がいい」と明かし、日・朝交渉進展のため尽力していることも明らかにした。
(比護義則)

【ソドブジャムツ・フレルバータル(Sodovjamts KHURELBAATAR)駐日モンゴル大使】
ウランバートル出身。
1976年、旧ソ連のモスクワ国際関係大学卒。モンゴル外務省入省。
1997~2001年、駐日モンゴル大使。
2005~2008年、外務省アジア局長。
2008~2011年、駐北朝鮮モンゴル大使。
2012年から現職。

※「アメリカはローラ・リンさんとユナ・リーさんのときはクリントン元大統領、アイジャロン・マーリ・ゴメスさんのときはカーター元大統領が直接平壌に乗り込んだ。日本にも元総理がたくさんいる。その中の一人でも拉致被害者のために平壌に行ったらどうなんだ。誰かいないのか」
(上田清司埼玉県知事)

◆昭和52(1977)年11月15日
少女拉致容疑事案
被害者:横田めぐみさん(拉致被害時13歳)
新潟市において下校途中に失踪。
平成16年11月に開催された第3回実務者協議において、北朝鮮側はめぐみさんが1994(平成6)年4月に死亡したとし「遺骨」を提出したが、めぐみさんの「遺骨」とされた骨の一部からは同人のものとは異なるDNAが検出されたとの鑑定結果を得た。
平成18年4月には日本政府の実施したDNA検査により、横田めぐみさんの夫が昭和53年に韓国より拉致された当時高校生の韓国人拉致被害者・金英男(キム・ヨンナム)氏である可能性が高いことが判明した。

※「拉致された人たちが家族のところに帰るのは人間として当たり前のこと」
(横田早紀江さん。拉致被害者・横田めぐみさんの母)

◆昭和53(1978)年6月頃
元飲食店店員拉致容疑事案
被害者:田中 実さん(拉致被害時28歳)
欧州に向け出国したあと失踪。
平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。
平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。

《特定失踪者・金田竜光さんについて》
◆氏名:金田 竜光
(かねだたつみつ)
◆失踪年月日:昭和54(1979)年ごろ
◆生年月日:昭和27(1952)年
◆性別:男
◆当時の年齢:26歳
◆身長:180cm
◆当時の身分:ラーメン店店員
◆当時の住所:兵庫県神戸市東灘区青木
◆失踪場所:神戸市東灘区

【失踪状況】
金田さんは韓国籍。
田中 実さん(昭和53年に拉致)と同じ施設で育った。
昭和52年ごろ、田中 実さん拉致実行犯・韓竜大(ハン・ヨンデ)が経営するラーメン店「来大」に就職。昭和53年に田中 実さんを「来大」に紹介し、ともに働く。同年、韓竜大の誘いにより、田中 実さんがオーストリア・ウィーンに出国。
半年ほどして、田中 実さんが差出人になっているオーストリアからの国際郵便を受け取る。その内容は「オーストリアはいいところであり、仕事もあるのでこちらに来ないか」との誘いであった。
田中さんの誘いを受け、打ちあわせと言って東京に向かったが、以後一切連絡がなく、行方不明となる。
連絡がないことを不思議に思った友人が、この間の事情を知る韓竜大に再三説明を求めたが、「知らない」と繰り返す。
その後失踪した2人を知る友人たちの間で「2人は北朝鮮にいる」との噂が広まり、韓竜大に近づく者がいなかった。
「救う会兵庫」は平成14年10月に韓竜大、15年7月にその共犯である曹廷楽(チョ・ジョンガリ)についての告発状を兵庫県警に提出している。

《特定失踪者・藤田 進さんについて》
※国連人権理事会が調査要請を受理した事案
◆氏名:藤田 進
(ふじたすすむ)
◆失踪年月日:昭和51(1976)年2月7日
◆生年月日:昭和31(1956)年6月16日
◆性別:男
◆当時の年齢:19歳
◆当時の身分:東京学芸大学教育学部1年生
◆当時の住所:埼玉県川口市南町
◆特徴:
1)家ではあまりしゃべらないタイプ
2)ギターがうまかった
◆失踪場所:埼玉県川口市の自宅

【失踪状況】
失踪当日6:30~7:00頃、以前から言っていた新宿のガードマンのバイトに行くといって服を持って家を出たまま帰らず。
後に新宿にある全ての警備会社に電話で問い合わせたが該当者はいなかった。
脱北者が北朝鮮から持ち出した写真が鑑定の結果、藤田 進さんである可能性が極めて高いことが判明。
平成16年1月28日、埼玉県警に告発状提出。

《救う会認定拉致被害者・福留貴美子さんについて》
◆氏名:福留 貴美子
(ふくとめきみこ)
◆失踪年月日:1976(昭和51)年7月18日または19日
◆生年月日:1952(昭和27)年1月1日
◆当時の身分:アルバイト
◆当時の住所:東京都渋谷区恵比寿
◆最終失踪関連地点:海外

【失踪状況】
1976(昭和51)年7月中旬、同居していた友人に「モンゴルに行く」と言い残して出国後、行方不明となる。
1980(昭和55)年3月、突然同居していた渋谷区恵比寿の友人宅に現れた後、横浜市の友人宅に2泊した後、「大阪に行く」と言い残して再び行方不明となるが、後に北朝鮮に渡ったよど号犯の岡本 武と結婚し2児をもうけていたことが明らかになる。
1996(平成8)年夏によど号犯グループの小西隆裕から実家に「1988(昭和63)年夏に土砂崩れで死亡したと北朝鮮側から知らせを受けた」旨の手紙が送られてきたが、真相は不明のままである。

《新潟県警・愛知県警公開特定失踪者・渡邉浩成さんについて》
◆氏名:渡邉 浩成
(わたなべひろまさ)
◆当時の年齢:23歳(昭和60年当時)
◆当時の住所:愛知県名古屋市中区
◆新潟県三条市出身
◆当時の職業:郵便局員
◆身長:170㎝くらい

【失踪状況】
昭和60年12月、岐阜県岐阜市の職場を出た後、行方不明になっています。



【拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日(キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県の曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。

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【みんな生きている】ソドブジャムツ・フレルバータル編[インタビュー]/産経新聞

2014-09-23 10:00:33 | 日記
《拉致は人権侵害の総本山!『産経新聞』、フレルバータル駐日モンゴル大使にインタビュー》

日・朝交渉を巡るソドブジャムツ・フレルバータル(Sodovjamts KHURELBAATAR)駐日モンゴル大使のインタビュー詳報は以下の通り。


産経新聞(以下、Q):モンゴルの対日戦略は
フレルバータル大使(以下、A):「日本との関係を重視している。戦略的パートナーシップという新しいステップを目指して頑張っている最中だ。政治、経済、文化、教育、国際舞台で発展させることができる。中でも重視しているのが、北東アジアの安定のために協力することだ」

Q:拉致問題の協力は?
A:「モンゴルは北東アジアの一員として、地域の緊張緩和を目指す。安定的で平和的な方向で地域が発展するために貢献していく。具体的には北朝鮮の核・ミサイル問題を解決するため貢献する。拉致問題もあり、日・朝の会談開催にも協力していく。そのためにも努力している」

Q:具体的には?
A:「日・朝局長級、日・朝首脳会談をぜひモンゴルのウランバートルでやってほしいと提案している。日・朝協議がうまくいって、安倍晋三首相が北朝鮮の平壌に行ければ、それはそれで非常に歓迎すべきことだ。それが難しくて、北朝鮮側も東京に来るのが難しいとすれば、会談はウランバートルでやってもいい」

Q:日・朝双方に何と言っている?
A:「『日・朝交渉は順調に進めてほしい。モンゴル政府は協力したい。モンゴルで会談場所を提供する』と。ウランバートルでの日・朝局長級協議は過去にも実績がある」

Q:7月22日の安倍首相とモンゴルのツァヒャー・エルベグドルジ(Tsakhia ELBEGDORJ)大統領との会談内容は?
A:「地域内の問題の解決のため協力し合うという話をした。拉致問題に対するモンゴルの対応について、安倍首相から『協力してほしい』という提案があった。モンゴルもできる範囲で協力する」

Q:モンゴルで拉致被害者と、その家族が面談する場所も用意できるか?
A:「横田めぐみさんの両親が今年3月、めぐみさんの娘のキム・ウンギョンさんらとモンゴルのウランバートルで会った。モンゴルが協力した。モンゴルの努力の一つだ。今後、日本側から『面会で協力してください』という要望があれば、もちろん努力する。地域内のいろいろな問題で協力するのはモンゴルの義務だ。やっていく」

Q:北朝鮮への働きかけは?
A:「モンゴルは北朝鮮に大使館があり、日本とも非常に親しい。両国と良い関係を持っている。だから、日本の言うことを北朝鮮に伝達する。北朝鮮の反応は日本に伝達する。問題を解決したい。それをやっていく。我々の努力だ」

Q:モンゴルが目指す「解決」とは?
A:「今、日・朝協議が定期化しており非常に歓迎している。協議が良い方向に向かって、問題の解決に向けて成功することをモンゴルは祈っている。例えば北朝鮮には日本側が満足する報告を出してほしい。日本には北朝鮮が期待する範囲の中の制裁解除も段階的にやってほしい。安倍首相が年内に平壌に行って、生存者を連れ帰る結果になってほしい。結果は不透明で予断できない状況だが、成功を祈っている」

Q:大使は飯島 勲内閣官房参与や在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の許宗萬(ホ・ジョンマン)議長と親しい。連携は?
A:「今、言った方々とは良い関係を持っているし、仲が良い。満足できる成果が出てほしい。そのためにできることがあれば努力したい。とにかく、モンゴルと日本、モンゴルと北朝鮮、日本と北朝鮮の接触・交流が行われているのは事実だ。それが良い結果につながってほしい」

※「アメリカはローラ・リンさんとユナ・リーさんのときはクリントン元大統領、アイジャロン・マーリ・ゴメスさんのときはカーター元大統領が直接平壌に乗り込んだ。日本にも元総理がたくさんいる。その中の一人でも拉致被害者のために平壌に行ったらどうなんだ。誰かいないのか」
(上田清司埼玉県知事)

◆昭和52(1977)年11月15日
少女拉致容疑事案
被害者:横田めぐみさん(拉致被害時13歳)
新潟市において下校途中に失踪。
平成16年11月に開催された第3回実務者協議において、北朝鮮側はめぐみさんが1994(平成6)年4月に死亡したとし「遺骨」を提出したが、めぐみさんの「遺骨」とされた骨の一部からは同人のものとは異なるDNAが検出されたとの鑑定結果を得た。
平成18年4月には日本政府の実施したDNA検査により、横田めぐみさんの夫が昭和53年に韓国より拉致された当時高校生の韓国人拉致被害者・金英男(キム・ヨンナム)氏である可能性が高いことが判明した。

※「拉致された人たちが家族のところに帰るのは人間として当たり前のこと」
(横田早紀江さん。拉致被害者・横田めぐみさんの母)

◆昭和53(1978)年6月頃
元飲食店店員拉致容疑事案
被害者:田中 実さん(拉致被害時28歳)
欧州に向け出国したあと失踪。
平成14年10月にクアラルンプールで行われた日・朝国交正常化交渉第12回本会談及び平成16年に計3回行われた日・朝実務者協議において我が方から北朝鮮側に情報提供を求めたが、第3回協議において北朝鮮側より北朝鮮に入境したことは確認できなかった旨回答があった。
平成17年4月に田中 実さんが拉致認定されて以降、政府は北朝鮮側に対し即時帰国及び事案に関する真相究明を求めてきているが、これまでに回答はない。

《特定失踪者・金田竜光さんについて》
◆氏名:金田 竜光
(かねだたつみつ)
◆失踪年月日:昭和54(1979)年ごろ
◆生年月日:昭和27(1952)年
◆性別:男
◆当時の年齢:26歳
◆身長:180cm
◆当時の身分:ラーメン店店員
◆当時の住所:兵庫県神戸市東灘区青木
◆失踪場所:神戸市東灘区

【失踪状況】
金田さんは韓国籍。
田中 実さん(昭和53年に拉致)と同じ施設で育った。
昭和52年ごろ、田中 実さん拉致実行犯・韓竜大(ハン・ヨンデ)が経営するラーメン店「来大」に就職。昭和53年に田中 実さんを「来大」に紹介し、ともに働く。同年、韓竜大の誘いにより、田中 実さんがオーストリア・ウィーンに出国。
半年ほどして、田中 実さんが差出人になっているオーストリアからの国際郵便を受け取る。その内容は「オーストリアはいいところであり、仕事もあるのでこちらに来ないか」との誘いであった。
田中さんの誘いを受け、打ちあわせと言って東京に向かったが、以後一切連絡がなく、行方不明となる。
連絡がないことを不思議に思った友人が、この間の事情を知る韓竜大に再三説明を求めたが、「知らない」と繰り返す。
その後失踪した2人を知る友人たちの間で「2人は北朝鮮にいる」との噂が広まり、韓竜大に近づく者がいなかった。
「救う会兵庫」は平成14年10月に韓竜大、15年7月にその共犯である曹廷楽(チョ・ジョンガリ)についての告発状を兵庫県警に提出している。

《特定失踪者・藤田 進さんについて》
※国連人権理事会が調査要請を受理した事案
◆氏名:藤田 進
(ふじたすすむ)
◆失踪年月日:昭和51(1976)年2月7日
◆生年月日:昭和31(1956)年6月16日
◆性別:男
◆当時の年齢:19歳
◆当時の身分:東京学芸大学教育学部1年生
◆当時の住所:埼玉県川口市南町
◆特徴:
1)家ではあまりしゃべらないタイプ
2)ギターがうまかった
◆失踪場所:埼玉県川口市の自宅

【失踪状況】
失踪当日6:30~7:00頃、以前から言っていた新宿のガードマンのバイトに行くといって服を持って家を出たまま帰らず。
後に新宿にある全ての警備会社に電話で問い合わせたが該当者はいなかった。
脱北者が北朝鮮から持ち出した写真が鑑定の結果、藤田 進さんである可能性が極めて高いことが判明。
平成16年1月28日、埼玉県警に告発状提出。

《救う会認定拉致被害者・福留貴美子さんについて》
◆氏名:福留 貴美子
(ふくとめきみこ)
◆失踪年月日:1976(昭和51)年7月18日または19日
◆生年月日:1952(昭和27)年1月1日
◆当時の身分:アルバイト
◆当時の住所:東京都渋谷区恵比寿
◆最終失踪関連地点:海外

【失踪状況】
1976(昭和51)年7月中旬、同居していた友人に「モンゴルに行く」と言い残して出国後、行方不明となる。
1980(昭和55)年3月、突然同居していた渋谷区恵比寿の友人宅に現れた後、横浜市の友人宅に2泊した後、「大阪に行く」と言い残して再び行方不明となるが、後に北朝鮮に渡ったよど号犯の岡本 武と結婚し2児をもうけていたことが明らかになる。
1996(平成8)年夏によど号犯グループの小西隆裕から実家に「1988(昭和63)年夏に土砂崩れで死亡したと北朝鮮側から知らせを受けた」旨の手紙が送られてきたが、真相は不明のままである。

《新潟県警・愛知県警公開特定失踪者・渡邉浩成さんについて》
◆氏名:渡邉 浩成
(わたなべひろまさ)
◆当時の年齢:23歳(昭和60年当時)
◆当時の住所:愛知県名古屋市中区
◆新潟県三条市出身
◆当時の職業:郵便局員
◆身長:170㎝くらい

【失踪状況】
昭和60年12月、岐阜県岐阜市の職場を出た後、行方不明になっています。



【拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日(キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県の曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。

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【みんな生きている】東アジアネットワーク編/産経新聞

2014-09-23 09:56:56 | 日記
《拉致は人権侵害の総本山!島根県の特定失踪者を救出しろ!》

北朝鮮による拉致被害者らの再調査結果の行方が不透明になってきた。
島根県の特定失踪者問題解決などに取り組む「東アジアネットワーク」(島根県出雲市)の石原倫理代表幹事は「拉致問題の解決は、特定失踪者の真相解明から始まる」と強く訴える。
日本政府が北朝鮮への経済制裁の一部を解除したことについては「足元を見られないか」と懸念も示す。北朝鮮が約束した「すべての日本人の調査」で、拉致被害者や特定失踪者が何人帰国できるか不安という。
島根県関係で氏名が公開されている特定失踪者は3人。
昭和48年に島根県益田市で行方不明となった島根県津和野町の益田ひろみさん(失踪当時20歳)については

「いなくなった状況が、これまでの拉致被害者と似ている」

といい、

「4、5年経てば何らかの状況が分かってくるが、それすらない。神隠し的にいなくなった」

とする。
島根県江津市出身の和田佑介さん(失踪当時25歳)は、直後に仲間と車の趣味の会を立ち上げることを計画中で

「夢も希望もあり、自分からいなくなったとは考えられない」

とみる。
昭和57年に北海道礼文島沖で行方不明になった島根県松江市の漁業・野田福美さん(失踪当時47歳)については

「北海道は工作員の出入りが頻繁。工作活動に遭遇したり、技術者として連れ去られたりしたケースが考えられる」。

特定失踪者問題調査会(東京都)などとともに今年、益田市の海岸で北朝鮮の工作員が昭和50年代に侵入の目印にしたとみられる岩場を突き止めた。
「県内の特定失踪者との関連も否定できず、今後も調査していきたい」とし、

「拉致被害者に比べて特定失踪者は知らない人も多い。多くの人に家族の怒りや悲しみを共有してほしい」

と話す。

《特定失踪者・益田ひろみさんについて》
◆氏名:益田 ひろみ
(ますだひろみ)
◆失踪年月日:昭和48(1973)年3月頃
◆生年月日:昭和27(1952)年8月29日
◆性別:女性
◆当時の年齢:20歳
◆身長:155cmくらい
◆当時の身分:会社員(呉服販売)
◆当時の住所:島根県鹿足郡津和野町
◆失踪場所:島根県益田市

【失踪状況】
失踪当日寝坊して、父親が自転車で山口線東青原駅まで送り、間に合って益田駅で降りる。
勤務先のシャッターを開ける担当だったが、団体旅行の土産を勤務先の裏口に置いて、そのまま失踪。

《特定失踪者・和田佑介さんについて》
◆氏名:和田 佑介
(わだゆうすけ)
◆失踪年月日:平成14(2002)年5月7日
◆生年月日:昭和52(1977)年1月30日
◆性別:男
◆当時の年齢:25歳
◆身長:172cm
◆体重:80kg
◆当時の身分:会社員
◆当時の住所:広島県広島市佐伯区
◆失踪場所:広島県広島市佐伯区

【失踪状況】
平成14年5月6日、島根県江津市の帰省先から広島市の自宅に帰り、翌5月7日、職場に出勤することなく、自家用車と共に行方不明となっています。
5月7日、会社から無断欠勤していると連絡がある。
その後行方が分からず。
アパートは、冷蔵庫湯沸しポットなど、全て電気も入れてあり、普通どおりの生活感があり、ちょっと外へ出出ると言ったような様子。
携帯電話、銀行通帳、キャッシュカード、ガソリンカード、免許証、タバコ入れは無かった。
失踪前日まで、全く変わった様子はなかった。

《特定失踪者・野田福美さんについて》
◆氏名:野田 福美
(のだふくみ)
◆失踪年月日:昭和57(1982)年10月28日
◆生年月日:昭和9(1934)年11月5日
◆性別:男
◆当時の年齢:47歳
◆当時の身分:漁師
◆失踪場所:北海道礼文島沖

【失踪状況】
北海道礼文島沖でイカ漁の最中。
当日、海は穏やかで無線僚船と10時半頃まで交信のあと消息不明。
電話で「漁は終わりにして帰途に着く」と告げていた。
お土産、燃料代の精算も袋に入れて船に残されていた。
サンダルが片方ずつ違うものが残り操業状態のまま発見される。
海保のヘリや、礼文島住民、僚船が丸一日捜索して見つからず荒天になり捜索打ち切り。
10艘の船団を率いる団長として5年目、何度と無く時化に遭遇して人命救助の経験もある。



【拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日(キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県の曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。

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【みんな生きている】救う会埼玉編/産経新聞

2014-09-23 09:52:53 | 日記
《拉致は人権侵害の総本山!埼玉県の特定失踪者を救出しろ!》

北朝鮮による拉致被害者や拉致の可能性が排除できない特定失踪者の家族らが9月20日、埼玉県のJR桶川駅(桶川市南)前と同吉川駅(吉川市木売)前で、被害者の全員救出へ署名を呼びかけた。
北朝鮮側の調査報告が先送りされる見通しとなったことを受け、家族からは北朝鮮に対する憤りの声が聞かれた。
吉川駅前では午後3時半ごろから、北朝鮮に拉致された日本人を救出する埼玉の会(救う会埼玉)のメンバーと、昭和51年2月に失踪した川口市出身の藤田 進さん(失踪当時19歳)の弟、隆司さん(56歳)らが立ち、「助けを待つ被害者のため、皆さんにも関心を持っていただきたい」と訴えた。
19日の外務省の説明では、再調査の第1回報告時期が当初の予定から遅れる見通しとなり、隆司さんは

「今までにも繰り返されてきた手口で、反省が一切見られず非常に残念」

と北朝鮮側の対応を厳しく批判。

「全員帰還へ向け、日本政府には国際的な包囲網をつくり、強い姿勢で交渉を続けてほしい」

と強調した。
署名した吉川市中曽根の主婦(67歳)は「なるべく引き延ばそうとする北朝鮮の意思が見え、汚いと思う」。
八潮市木曽根の男性(73歳)は「自分が拉致被害者の親だったらと思うとやるせない。少しでも協力できたら」と話していた。

※「アメリカはローラ・リンさんとユナ・リーさんのときはクリントン元大統領、アイジャロン・マーリ・ゴメスさんのときはカーター元大統領が直接平壌に乗り込んだ。日本にも元総理がたくさんいる。その中の一人でも拉致被害者のために平壌に行ったらどうなんだ。誰かいないのか」
(上田清司埼玉県知事)

《特定失踪者・藤田 進さんについて》
※国連人権理事会が調査要請を受理した事案
◆氏名:藤田 進
(ふじたすすむ)
◆失踪年月日:昭和51(1976)年2月7日
◆生年月日:昭和31(1956)年6月16日
◆性別:男
◆当時の年齢:19歳
◆当時の身分:東京学芸大学教育学部1年生
◆当時の住所:埼玉県川口市南町
◆特徴:
1)家ではあまりしゃべらないタイプ
2)ギターがうまかった
◆失踪場所:埼玉県川口市の自宅

【失踪状況】
失踪当日6:30~7:00頃、以前から言っていた新宿のガードマンのバイトに行くといって服を持って家を出たまま帰らず。
後に新宿にある全ての警備会社に電話で問い合わせたが該当者はいなかった。
脱北者が北朝鮮から持ち出した写真が鑑定の結果、藤田 進さんである可能性が極めて高いことが判明。
平成16年1月28日、埼玉県警に告発状提出。

《特定失踪者・藤田 慎さんについて》
◆氏名:藤田 慎
(ふじたしん)
◆失踪年月日:昭和35(1960)年
◆生年月日:昭和6(1931)年9月5日
◆性別:男
◆当時の年齢:29歳
◆身長:165cmくらい
◆当時の身分:三菱重工に勤務
◆失踪場所:東京都大田区蒲田本町(姉夫婦の当時の居住地)

【失踪状況】
長兄に「旅行に行く」と新品の靴を借りに来る。
次兄夫婦には、「結婚したい人がいる」と相談。
また、弟にお金を借りに来る。
その後音信不通。
失踪から数年後、兄夫婦宅(埼玉県川口市仲町)に年賀状が届く。字体は達筆(本人の字体に似ていた)。差出人の名前がなかった。消印は世田谷だったようである。
昭和51年2月7日、埼玉県川口市で失踪した藤田 進さんの叔父にあたる。
北朝鮮にいるとの不確定情報がある。

◆昭和53(1978)年6月頃
李恩恵(リ・ウネ)拉致容疑事案
被害者:田口八重子さん(拉致被害時22歳)
昭和62年11月の大韓航空機(KAL)爆破事件で有罪判決を受けた元北朝鮮諜報員金賢姫(キム・ヒョンヒ)氏は「李恩恵(リ・ウネ)」という女性から日本人の振る舞い方を学んだと主張している。この李恩恵は行方不明となった田口さんと同一人物と考えられる。
北朝鮮側は、田口さんは1984(昭和59)年に原 敕晁さんと結婚し、1986(昭和61)年の原さんの病死後すぐに自動車事故で死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。
平成21年3月、金賢姫氏と飯塚家との面会において、金氏より田口さんの安否にかかる重要な参考情報(注)が新たに得られたことから、現在、同情報についての確認作業を進めている。
(注)金氏の発言:「87年1月にマカオから帰ってきて、2月か3月頃、運転手から田口さんがどこか知らないところに連れて行かれたと聞いた。86年に一人暮らしの被害者を結婚させたと聞いたので、田口さんもどこかに行って結婚したのだと思った」

※「八重子さんが北朝鮮の南浦港に着いたとき、女性通訳に“私には子供が二人いて、どうしても日本に帰らなくてはならないので、返してほしい”と何回も言ってお願いしたそうです。八重ちゃんの思いは最初から最後まで子供のことでいっぱいでしたし、今でも間違い無く“今、彩ちゃんはいくつになって、耕ちゃんはいくつになった”と毎年計算して、どんな大人になったか知りたがっているはずです。すごく会いたがっていると思います」
(拉致被害者・地村富貴恵さんの証言)

◆昭和55(1980)年6月中旬
辛光洙(シン・グァンス)事件
被害者:原 敕晁さん(拉致被害時43歳)
宮崎県内で発生。
本件については、北朝鮮工作員・辛光洙(シン・グァンス)が韓国当局に対し、原さん拉致を認める証言をしている。
捜査当局は辛光洙について、これまで原さんに成りかわった容疑で逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求してきたが、平成18年4月には、新たに拉致容疑の主犯として逮捕状が発付されている。
北朝鮮側は身柄の引渡しに応じていないどころか、同人を「英雄」として称えている。
また、捜査当局は原さん拉致容疑の共犯者である金吉旭(キム・キルウク)についても逮捕状の発付を得ており、国際手配を行うなどの所要の措置を講じている。
北朝鮮側は、原さんは1984(昭和59)年に田口八重子さんと結婚し、1986(昭和61)年に肝硬変で死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。

※「辛光洙は原 敕晁さんになりすますために、原さんについてのあらゆることを調べあげた。それこそ、チャーハンの作り方まで調べあげた」
(石高健次さん)



【拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日(キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県の曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。

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