韓国映画

「弁護人」を観た。
いい映画です。ノ・ムヒョン大統領の弁護士時代の実話です。
国家政策上、学生共産運動家、何名かが捕えられ拷問により罪をでっちあげられる。
国家権力との戦いから、その弁護の引き受けてがないが、世話になった食堂のおばさんの息子に起こったことから、弁護を引き受ける。弁護を引き受けることから、その経済的地位も失われてしまうが、法廷闘争を貫く。そのやりとりが、見ごたえがあります。
ということで、ノ・ムヒョン大統領についてウキペで調べましたが、その苦労の生い立ちに感銘を受けます。そして、大統領になって政治に翻弄されて自殺した悲劇。そんな背景を考えて観ると感慨深いものがあります。
私的には、85点。

読書

恩田陸著「蜜蜂と遠雷」を読んだ。
ピアノコンクールの模様を描いた作品。コンテスタント・審査員の人間描写、関係と音楽、楽曲を描写していますが・・・その表現力が凄い！
感動です！
演奏する曲目に興味を引かれてユーチューブで検索して聞きましたが、描写に納得がいきます。
音楽を情感として、風景として描く著者の筆力に感服しました。
この本の中の楽曲を集めてベスト盤のようにＣＤ化して欲しいものです。
直木賞・本屋大賞に納得です。
私的には、90点。