こんにちは、信です。
先日の山行計画から、このシルバーウィークに行ってきました。
夢の北アルプス裏銀座縦走。
とりあえずダイジェスト版で書いてみます。
<1日目>
前日、松本入りして早朝、まだ明けやらぬ松本駅アルプス口から出発です。
AM 4:30 乗り込むのはムーンライト信州号。
信濃大町で下車、タクシーで高瀬ダムへ。
AM 5:50 高瀬ダムのトンネルを通って・・
お馴染みの吊り橋を渡って濁沢へ出ます。
前途を祝すような虹!
北アルプス三大急登、ブナ立ち尾根の始まりです。
それは階段から始まります。
美しいブナ林を登っていきます。
ブナの林の間から、唐沢岳が顔を出しました。
標高2,000m近く、紅葉が良い感じになっています。
隣の不動岳が見え始めました。
稜線はガスっています、
良い感じに色づく登山道。
燕岳に連なる、唐沢岳から餓鬼岳、北燕の稜線が見えます。
AM10:45 ようやく裏銀座の稜線が見えてきました。
ニセ烏帽子、南沢岳、不動岳の稜線です。
ナナカマドも良い色です。
AM11:10 烏帽子小屋到着です。
早速、小屋にチェックイン。相当混雑が予想されそう、でもそれは覚悟の上です。
そしてお決まりの缶ビールで喉を潤して、サブザックにカメラを放り込んで烏帽子岳へ行きます。
夢に見た三ツ岳の雄姿。
ニセ(前)烏帽子岳。
左手の雲間から西の北アルプスの女王、薬師岳にご拝謁。
「裏銀座にようこそ」ってな感じですね。
美しい三ツ岳の稜線とカール。右端にはちょこっと水晶岳。
東の雲間には唐沢から燕の表銀座ファミリー。
前烏帽子の稜線から、現れた「貴公子」 これが烏帽子岳です。
その美しさに足がすくんでしまいました。
振り向けば三ツ岳の勇壮な山容、・・ジーンと沁みます。
もうこの両面の美しさを見ただけで「来て良かった」としみじみ思いました。
ダイジェスト版なので、あっという間に登頂。
烏帽子岳山頂 2,628mです。
朝の出発点、高瀬ダムが小さく見えました。
そして、あっという間に降ります。
帰り道、崩落の激しい不動・船窪の向こう側に針ノ木岳。
先日の爺ヶ岳撤退編では、正面から見えていた山でした。
さて小屋に戻って、またビールを楽しみます。
予約をしていなかったので夕食はカレー。レトルトでしたが美味しく頂けました。
そうして1日目は暮れていきました。
<2日目>
この日は体調も良く、同室の鼾にも悩まされず快眠して、AM 4:30にスッキリ起床。
5時前から行動開始して、黎明の三ツ岳の稜線を目指します。
私の後から続くヘッデンの光の行軍。
暗すぎて道が分からず、テント場を行ったり来たりしながら進みます。
黎明の東の空に、浅間山の噴煙が印象的でした。
この日のご来光は残念ながら雲の中。
西側には立山。あの7月の縦走が思い出されます。
朝焼けの南側に、針ノ木・蓮華、そして鹿島槍・五竜、さらに左手には白馬岳がビーナスベルトに見渡せます。
先には野口五郎と盟主、槍ヶ岳の登場です。
正面に槍、左手には後立山、右手に野口五郎。
この絶景の前で朝食にします。
今朝は赤牛岳も綺麗に見えました。その後ろには薬師岳。
真正面に水晶岳。
昨日、烏帽子から見ていた、この山の斜面が美しい。
越えてきた稜線。烏帽子小屋の青い屋根も見えるようになりました。
その右側の雲海には遠く妙高・高妻、戸隠、飯綱の山々。
さてここからは野口五郎、その名の通り石がゴロゴロの山に入ります。
空は抜けるような青空になってきました。
山の神に感謝。そして地元の遭対協・山小屋の皆さんに感謝しながら歩きます。
野口五郎の最初の岩場を越えます。
立山から五色ヶ原、越中沢岳までの稜線です。
越えてきた稜線。
AM 7:50 野口五郎小屋に到着です。
まだ忙しそうなので、ビールは遠慮して前へ進みます。
目の前に広がる、北アルプス再奥の山々。
今日の目的地、水晶小屋が見え始めました。
右手に水晶を見ながら、ノンビリ歩きます。
AM 8:15 野口五郎岳山頂到着。
赤牛の稜線の先には此方の女王、薬師岳。
そして水晶岳の端麗な姿。
前にはワリモから鷲羽岳、そして三俣蓮華の最奥の山々。
ぐるり見渡せば、いったいいくつの百名山が見えることか・・
水晶のふもとに五郎池が見えてきました。
やはり黒岳と云われる訳が分かります。
最終日に歩く予定の、樅沢岳から連なる西釜尾根。
美しい五郎池。
湯俣への分岐に来ました。
AM10:45 東沢乗越に着きました。結構、ここまででバテてます。
崩落した水晶小屋の肩。
大きく下って、また登り返します。
越えてきた山々。
AM12:30 さてここまで順調に来ましたが、水晶小屋はすでに満員パンク状態。
予約の電話を入れた時点で、ある程度は分かっていましたが予想をはるかに超える人が押し寄せています。
ここで決断せねば、今夜の宿が確保出来ません。
う~ん、ここが思案の道頓堀よ。
どこに今夜の宿をとるか・・
ダイジェスト版 おしまい。
次回からこのシルバーウィーク山行、1日づつさらに詳しく書いていきたいと思います。
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