goo blog サービス終了のお知らせ 

羽花山人日記

徒然なるままに

野生動物

2025-03-17 19:53:47 | 日記

野 生 動 物

一昨日の朝日新聞B面に、『心ひかれる野生動物は?』という、読者へのアンケートの結果が載っていた。

設問と回答の様式は不明だが、おそらく候補の動物からお気に入りを複数選ばせたのであろうと推察する。

1位は断然ペンギンで、パンダ、イルカ、ラッコ、コアラと続いている。上位20位までの中で、日本に生息しているのはニホンザル、キジ、キツネの三つだけである。

日本人にとって野生動物とは、圧倒的に動物園や各種媒体の写真・動画に登場するもののようだ。わたしが日本で目にした野生動物は、野鳥を除くとほんの数種である。

ところで、野生動物とはどう定義されるのだろう。

広辞苑では、「野生」の説明として、「動植物が自然に山野に生育すること、また、その動植物。」とある。ほかに三つほど辞書を調べたところ、皆同じような説明で、「自然に」と「山野に」が共通してあげられている。

とすると、海に生息する動物は野生動物ではないのかと言いたくなるが、これは褒められた難癖のつけ方ではないだろう。先に挙げたアンケートでは、クジラが9位に入っている。

われわれにとって、身近に生活根拠を持っている動物は、家畜や家禽でなくても野生動物とは言いにくい気がする。ネズミがその例である。

また、わたしにとって野生動物といった場合の動物には、昆虫類は含まれていない。カエルは微妙である。思念の中にどうしてこんな区別が生じるのか、うまい説明は見つからない。

しかし、「野生動物の保護」というような時は、そのような「差別」はしていない。

どうも、今日のブログは屁理屈ばかり並べたような気がするが、ここ限りにして、おおらかに「野生動物」と向き合うことにする。

ところで、野生のアマガエルは近畿あたりを境界線として、東西2種類に分類されるという研究結果が発表されている。この話は、日を改めてブログに載せることにする。

アナグマ?

2002年にイグアスの滝付近で遭遇した野生のアナグマらしき動物。人間を怖がらないで、うっかりするとテーブルの上の食べ物を持っていかれてしまう。わたしが座っていたテーブルにもお出でになった。日本語がわからないだろうと「ノー」と言って追っ払った。

 

STOP WAR!


コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 読書備忘(45)サザエさん | トップ | 予科練平和祈念館 »
最新の画像もっと見る

3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kamijimaakio)
2025-03-18 08:55:17
『心ひかれる野生動物』のランキングが1位ペンギン以下パンダ、イルカ--成程当然と感じました。ニホンザルも人気者ですね!野生動物の定義は、我々素人には、適当の方が馴染み安いですね。イグアスの滝で我々も集団の野生のアナグマ?をみました。
返信する
Unknown (天野明)
2025-03-18 13:23:24
「心ひかれる野生動物」のランキング1位はパンダではと思っていました。私自身動物好きで毎週月曜日NHKBS1の「ワイルドライフ」は毎週観ています。アナグマらしき動物の写真印象的ですね。
「野生動物」の定義は私も「適当」の方が良いと思い
ます。
返信する
Unknown (山人)
2025-03-18 19:59:35
確かに、野生動物の定義など必要ないですね。わたしの悪い癖です。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日記」カテゴリの最新記事