ハンク・アーロン氏が亡くなった。86歳だった。1947年ジャッキー・ロビンソンが初の黒人大リーガーとして登場してから20年近く後の1954年の大リーガー入りだったが,それでも様々な苦労があったらしい。1974年にベーブルースのホームラン記録を破った時の前後には,白人至上主義者から脅迫を受け,身の危険にすらさらされたとか。王貞二氏と親交を結び,少年野球の振興に尽くした話は心を温めてくれる。
アーロン氏への追悼記事と同じページに,宝田明氏の談話が掲載されていた。初代ゴジラ映画の主役として,ゴジラに込められて反核の思いを今も発し続けておられるとか。紙面に見る氏の顔(かんばせ)は,86歳にしてなお端正である。
同じ紙面の下にあるお悔やみ欄に,坂本スミ子さんの訃報が載っていた。享年84歳。彼女の歌声をYouTubeで聴いた。“ウナセラディ東京”,“たそがれの御堂筋”。ご冥福を祈ります。
羽花山人さんの文才に、感激しています。
のレベルから考えると単に「本塁打本数」のみでの判断は一考に値すると思います。決して王選手の本塁打数を否定はしませんが。高齢ではありますが命ある限り生きたいですね。