【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

スライスはどう防ぐ? 治せる?のか

2024年04月19日 19時53分02秒 | ゴルフ


質問「質問です。
 スライスはどうやったら治せるのでしょうか❓」

店長「スライス…ですか…
 最近のゴルフクラブ事情では
 昔よりも とっても少なくなったと思いますが。。。

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 先ず、スライスって どうすると『出せる』と思います❓」

質問「ヘッドの移動軌道に対して
 フェースの向きが開いている角度、度合いが
 大きいからですか⁈」

店長「そうですね。

 パターストロークで意図的にやってみると分かります。

 右打ちで言うと
 フェースを右に向けたまま打つ 
か❓

IMG_0548IMG_0549








 フェースの向きは同じ、開いていないけど
 ヘッドの移動軌道を よく言う『外から』にして
 フェースの向きが開いている
のと同じ状況を作ってやる。

 そのどちらか、その混合 のいずれか です。」

質問「一般的な アウトサイドイン ですか❓」

店長「そうとも言えますが、
 アウトサイドインと言う言葉に踊らされてしまうのは
 コトをより複雑にし易いので
 とりあえず 後の話しにしましょう。

 スライスの問題は
 ボールに右回転が入っているコト…
 結果、として ボールが右に曲がるコト よりも
 フェースの向きに『伴う』 ロフトの増え です。

 ボールに右回転が入っていても
 ロフトが増えず ボールの縦回転が
 そのクラブに対して 適切、程よければ
 問題は無いと思います。
ドライバー入射角度yoko
 ドライバーショットで言うと
 平均的なヘッドスピード 37ms前後で
 ボールの回転数が 2000回転台後半であれば、
 例えば 2900回転の縦回転 としましょう
 その 2900回転に対し 3割に当たる
 900回転位の右回転で有れば
 出球の方向は別として
 右に大きく曲がることはありません。

 満足できるか、どうかは別として
 距離も ほどほど です。

 おおよそ ですけれど
 目安となるのは 縦回転の3割を超えてくる…と
 ボールは目に見えて 曲がり始めます。
 コレは 左回転のフックもだいたい同じ です。

((((((((_Moment

 右回転のショットの場合、
 その分母に当たる 縦回転も増え易い ので
 意外なほど曲がっていない コト が多く
 それに伴う 出球の『右への飛び出し』が事故の原因
 だったりします。」

質問「多いですね。
 それはどう防げるでしょうか❓」

店長「まず 事故の原因 の 最大と言えるのが
 『不注意』によるもの です。」

質問「不注意❓」

店長「そうですね。
 交通事故や一般の事故、火災などと同じです。

 ゴルフのショットの最大の不注意は
 『アドレスの向き と ボールの置き位置』
 によるモノです。」

質問「ああああああ😧」

244eb714

店長「ボールも飛ばない、真っ直ぐ行かない、
 OBになっちゃう、コースの外に出ちゃう、
 そう言う球のかなり多くの要因は
 スライスを治す のではなく
 アドレスへの注意『防げる』可能性があります。」

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₍お便り編₎ 軟鉄鍛造削り出し『L型マレット』

2024年04月18日 21時32分23秒 | ゴルフクラブ

①from TOKYO
 届きました!

またまた凄いのが出来ましたね、、

なんと表現したら良いのか、

既に重さには慣れていたつもりでしたが、
やっぱり重い!とにかく重い!

グリップが太めなので(わざとかな、、)

多少緩和される感じですが、
扱いを間違えると重さが仇になりますね、
振ったら終わりですね。


2本貸し出し中のブログ を読みましたが、
これは正に両方のいいとこ取りって感じです。


私的には、迷わず構えさせてくれて、
スピード感も出しやすい感じ 
です。


月末にラウンドの予定なので、楽しませてもらいます。

②from NAGASAKI
L型マレット ◯◯大会の予選へ
いきなり 実戦投入しました。

大会につき 11.5ft で ボールマークも付かない硬さ。
ピン位置は 傾斜のキツイ 場所でした。

 

これ以上のパターは作れない」と言われるとおりの 使い心地と結果でした。

狙った方向を向いていると思える 構えやすさ。

長距離が合う 。

短距離を引っ掛けにくい

とは言え 素人ですので
この速いグリーンでは 下りのパットは
3~5m オーバーは 当たり前の状態でしたが
返しの 上りが しっかり打てております。時々 入りました。

グリーン外からも 使いました。

これまで以上にパッティングが楽しみになりました。

(店主)一般的なマレットタイプですと
重心角と言えば良いのか フェースアングルは
水平だったりするの…ですが、
今回の L型マレットの重心角度は
ブリストルと大きく変わらない 左を向き難い構造です。

L型ブリストルの最終形と言えるかもしれません。
✋テークアウェイの引きやすさは非常に秀でていると思います。


実は重量があり過ぎて…なのか
慣性モーメントの数値が機械計測できない😵
数値が測定範囲を超え エラーになってしまう😫
と言うハプニングがありまして…😓
おそらく ゴルフ用具史上の最大の
 左右の慣性モーメント、上下の慣性モーメント

を持っていると 推測(計算上)しています。

それから考えると
ヘッドの右向き、左向き、左右の向きのズレ
フェース・ロフトの上下の向きのズレ
が非常に起き難い、変わり難い

上下左右の当たりドコロによる差が非常に出難い
 と判断できますので
ストロークは パターに任せてOK✊
ファジーなパッティングでOK✊
 と思います。

あまり 難しく考える必要は無い✋ と言うコトでしょう。

L型ブリストル、ピン型デール9に比べると
数ミリ程度ですが 重心が深くなっています。
その分、ストロークが出易い
 ヘッドが前に出易い と言う傾向がすこ~しありますが、
本当に 多少程度 ですし、
慣性モーメントが高いので それで
 ボールがひっかかる と言うコトは無い
左に出難いパターであるのは間違いありません。

重心深度の影響で
 ストロークが微妙にレベル、
 もしくは薄っすらとアッパーになる可能性がありますが
それは 自然に任せて良い と思います。

ストロークを気にする パター ではありません。

距離感 ボールスピード感も合いやすいパターと思います。
あえて 言うのなら 直進性の長けていますので
 今まで以上に ラインを消してしまう
 曲がりが薄くなる可能性は否めません。
 そこは 慣れて頂く必要があるか と思います。

結果、はだいたい予想通りになると思いますが、
快感も 結果も得られる 素晴らしいモノと確信しています。

どうぞ お楽しみください🎵🎵

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ヘッド重量のしっかりした『パター』のより良い使い方

2024年04月17日 21時39分44秒 | ゴルフ


パッティングストロークで
自分の狙いの距離を打つのには
絶対条件として
『いつも似たようなロフト(クラブ姿勢)』で
インパクトを迎えたいですね。
特にパターの場合、製品としてのロフトが3~5度と少ないので
 3度増えただけで元のロフトの80~100%増し になります。
通常のショットと違い スピードで誤魔化せないのと
元のロフトが立っているが故に ストロークの仕方によっては
何処に当たるか…ヘッドの上下位置によっても
距離に大きな違いが出てしまいます。
006009







いつも似たようなロフトでボールを打てる
 という前提の上で
運動・動作の速度(スピード)によって
初めて「距離感」が染み込まれていく
 ので
打つたびに ロフトの変化も大きく
パターフェースの当たり所もぶれてしまい易いストロークでは
距離感が「その場その場」の偶然待ち になってしまうので
なかなか身に付かず、安定しません。

その典型例になるのが
4c9a0689世間で浸透しているショルダーストロークで、
ヘッドが上下に大きく弧を描きます。
打ち手である自分の目からは
ボールの飛球線方向に対して 真っ直ぐ動いて見える
そのストロークを妄信的に行っているゴルファーが多いですね。
私の経験的にも、他のスポーツの参考例と比較しても
5センチ~30mのような わりに繊細な距離感…動作を
肩を揺さぶる という最も距離感を産み出しにくい
鈍感で、微妙な違いを出しにくい部位で生み出す…
こんなストロークを推奨する人の運動感覚を疑います。
プロの試合では80センチのパットに
ん千万掛かる、将来が掛かる場合もある訳で
それを最も距離感…スピードなのか、運動の大きさなのか
どちらにしても表現しにくい部分で行って
苦労しない訳がありません。
78センチでも カップに入らなければ85センチでも
ダメなのですから… そんなものを
肩の揺さぶりで緊張感の中、出来る?と信じる
その神経を疑いますね。
しかも、この振り子のストロークは
不必要なボールの回転を産み出す、上下に弾く打撃なので
ボールの初速は速くとも、すぐに減速が始まり
ボールのスピード感とストロークのヘッドのスピード感に
つながりが乏しい方法です。

006

パッティングもショットも
思いの方向に打つ ことは第一優先事項ではなく
思いの距離を打つ という事に重きを置いてください。

その上では 
小さなストロークで
ゆっくりしたストロークで
十分な距離が打ててしまう
『進化版L型ブリストルパター』は
最も同じ距離を打ち続け易いパターの代表です。

しかも 『ピン型デール9』『進化版L型ブリストルパター』の
他では真似の出来ない部分は
ボールの転がり始めの速度とパターヘッドの動かす速度に
差が少ないため、ボールの転がるであろうスピードを
想起出来れば、簡単に距離感を再現出来ます。

IMG_1362

という事で
肩のストロークではなく
右ひじを曲げ、右ひじを伸ばす と言う感覚で
ボールを押して頂きたいのですが
その時のポイントになるのは
右手で押してあげるのは グリップ~シャフト ではなく
左手だ‼ ということです。

右手を進行方向に、ボールを押してあげるように伸ばす
と言う感じで、左手(グリップを持った左手)を押してあげ
ストローク中にシャフトと地面の角度が変わらない
トップで出来たシャフト角度を維持したまま
ボールを打つ抜く~押してあげる ということです。

スナップショット 1 (2013-06-09 15-03)
スナップショット 2 (2013-06-09 15-03)
スナップショット 6 (2013-06-09 15-04)

写真はパターではありませんが
ショルダーストロークや右手でシャフトを押してしまうと
(左手グリップを軸にクラブを押してしまう)
こんなにもシャフト角度は動きます。
このシャフト角度分だけ、ロフトも変わっている 

ということです。
この上下の弧の描き方では
 ボールとフェースとの接触点もかなり不安定なので
自分では振り加減なり、力加減で「距離感」は出していても
自分では一定のスピードで打っていたとしても
ロフトが毎回バラバラ・打点もバラバラ になるので
同じ距離感が「偶然」か、
血のにじむような練習量、でしか生み出せません。

オジサンゴルファーが 姿勢の苦しいパッティングストロークに
そんな時間費やせば 腰痛になるのは保証します。
スナップショット 8 (2013-06-09 14-54)スナップショット 10 (2013-06-09 14-54)スナップショット 12 (2013-06-09 14-55)





右手を使って 左手(グリップ)動かす
シャフトの角度は出来るだけ変えない
というのがパットだけでなく、ショットも基本です。
IMG_0379IMG_0378IMG_0375





これによって ロフトが安定しやすく
ヘッドの高さ変化も抑えられ
振り子でこすって打つに比べると締まったロフトで
ボールを打てるようになるので
同じ条件であれば当然飛びます。

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L型ブリストルパターG2  #L字パター

2024年04月16日 23時11分43秒 | ゴルフ
L型ブリストル/ヘッド重量550g 好評販売中 
ピン型『デール9』/ヘッド重量520gも宜しくお願い致します


ゴルフ用品に限らないかも知れませんが、
新商品の宣伝 っていうのは
新商品が普及されるまで…行われるもので
ある程度普及してしまうと
恥ずかしくて「その謳い文句」なんて表には出せません。

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新商品ごとに、毎回10ヤード伸びるボールがあったら
既に人間は 500ヤード位のドライバーショットを打つことが
可能な訳で、分かっちゃいるけど騙されます(#^.^#)

006

そんな中 弊社のL型ブリストルパター
進化版になったとは言え、発表時のうたい文句は
まだまだ使える状態です。

010

パターに悩む人や
パッティングを覚えたい人
距離感がイマイチな人
にとって 理論や技術よりも
あきらかに この「進化版L型ブリストルパター」を
手にし、使う方が簡単で早いですし
ナチュラルな距離感をあっという間に覚えられます。

008


①段違いにボールが伸びます。
 市販のパターと比べると
 ボールの出球はゆっくりです。
 転がりザマの緩やかで速くありませんが
 ボールが減速せず、気持ち悪いほどボールは伸びます。

②距離が合います。
 弾いて打つ必要がまったくないので
 パッティングストロークに応じた自然な距離が打て、
 入る! とは言えませんが、
 距離ミスによる無駄なパット数を大幅に減らせます。
 下り、登り、逆目、順目…
 あまり影響なく 距離が合います。
 ものすごくオリンピックに強いパターです。

③曲がりません。
 これは実際にコースで使用しないと実感できませんが、
 ともかく 曲がりません。
 カップ間際で切れる という事が極端に少なく
 逆に保険をかけて曲がりを予想すると そのまま真っ直ぐ抜ける
 そんな体験をされるかと思います。
 勇気をもってカップの中。
 市販のパターで打つ従来の曲がりの半分程度で
 狙ってみて下さい。

④テークバックの引きやすさは段違いです。
 まあ 手にしたことのないゴルファーにとっては
 宇宙人のような存在の
「進化版L型ブリストルパター」ですから、
 触ったことの無い方にとっては説明のしようがありませんが、
 一般的なパターと打ち比べてみると
 重い 柔らかいのにもかかわらず
 圧倒的に テークバック、初動の取り易さは段違いですね。

比較すると 一般的な市販のパターは
スタートがしにくく、動き始めてからもフラフラ と
特に最近流行っている大型のマレットタイプのモノは
軌道がループになってしまいます。

大袈裟に言えば パターイップス製造機…のようです。

 形状も一役買っていると思いますが、
 ともかくテークバックの初動が動かしやすいと思います。

007

⑤パットミスが減ります。
 小さな、ゆっくりしたストロークで
 十分な距離が打てますので
 狙い通りに打ちだしやすく、ミスも減ります。

⑥同伴競技者が苦しみます
 遅いボールの転がり、伸びる距離
 これを目にすると 自分のパッティングに迷いが生まれます。
 ここは速いの? ここは順目? 下り???
 「進化版L型ブリストルパター」のパッティングが
 参考にならないばかりか、同伴競技者を混乱させます。
 
 まして、朝一の練習グリーンで
 「進化版L型ブリストルパター」を打たせてしまうと
 その同伴競技者の一日は散々になってしまう可能性が…。

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 買って頂いている私が言うのもなんですが
ここまで欠点の無いパターも皆無に等しく、
パッティングの悩みから生涯解消される
素晴らしい逸品だと自負しています。

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L型ブリストルパター Q&A 令和版

2024年04月15日 21時28分36秒 | ゴルフ
✅L型ブリストル ㊧あります✋
IMG_0576



 

Q:ヘッド重量480gと聞いていますが、
L字型特有の厚みのない形状 なのでしょうか
 全体のサイズ感を教えてください。


A:ヘッド素材は S15C 軟鉄の中でも柔らかい素材ですが、
 比重はごくごく普通の鉄 と変わりません。
 その素材で 通常のパターヘッドの 1.6倍 の重さを造るには
 厚く、高く、大きなものにするしかありませんが、
 ネックの高さにはルール的な制約があります。
 
 パターの形状は 心理にとても大きく影響しやすいので
 落ち着いた 安定した形状が必要ですが、
 だから と言って 大き過ぎるのは 格好悪いでしょう。
 (1986年マスターズ優勝時の ジャックのパターには吹きました)
 全体のバランスを考え 形状を造りました。

 

IMG_0571

 まあ パターの形状を比較すると
 このパターの特徴が良くわかるかも知れません。

 ボールが良く飛ぶ、良く転がるのは
 確かに  300g強の一般パターヘッドと 480gの重量差
 そして シャフトの柔らかさ もあると思いますが、
 一般のパターは パターヘッド下部に重量を集め過ぎています。
 俗に言う 低重心化 ですが、
 ボールを上げる必要のない パッティングに 低重心化 深重心化 する
 意味合いが私には見えません。

 重くする為、ヘッドがでかい! はスマートではないですし
 より良い転がり、より良いライナーを求めるのなら
 許せる限り 高重心化 するべきではないか と思い
 高重心になり易い ネック部に重量を重点的に…と
 この形状にしました。

IMG_0567



 好みの問題もある とは思いますが、
 最近のマレットの 低重心化、深重心化したパターは
 その重心の意図は 設計者になにがしかの考えが有ってのこととは思いますが
 構えた時に どこにヘッドの引かせるのかイメージしにくい
 パターストロークの動きが把握し辛いデザインに感じます。
 引く、動かす、移動させるイメージをさせやすい
 パッティング、ストロークに迷いが出てしまいにくい形状にこだわりました。
IMG_0568
 『転がす』にこだわった重心配分、重量、シャフト
 構えやすい、安心できる形状
 既にロングセラーになっているだけのコトはありますよ。


Q:グラファイト(カーボン)シャフトを採用していますが なぜ ですか?


A:ハミングバードでは 特に スチール/グラファイト に対する
  こだわりはありません。

 パターだから だけでなく、アイアンやウッドに関しても
 オジサンゴルファーによって 楽! 簡単! スイング覚えやすい!
 モノであれが どの素材でも良いと思います。

 日本のゴルファーの特徴なのか、どうかは調査のしようもありませんが、
 素材に対するこだわりがとても強い気がします。

 スチールだから どう・・・ とか、 カーボンだから どう・・・だとか
 この二つにシャフトとしての性能差はありません。
006
 素材としての特徴 ですが、
 スチール素材の最大の利点は 工業生産性が高いコト!
 つまり 同じモノが大量に安価で作り易いコト です。
 そして 最大の弱点は 単一素材であるが故にレパートリーが多くないコト です。

 ✋意外に思うかも知れませんが、
 スチールとカーボンでは 圧倒的にカーボンの方が「強く作れます」
 ですので 軽く造る限界も 柔らかく造る限界も スチールの方がすぐそこに…。
 造れない というコトです。

 一方、カーボン素材のシャフトは 形状の制約、外径内径の制約 以外
 かなりの自由度があります。 カーボン自体 元々アクリルを焼いたモノなので
 軽いですから 逆に重くする時 内径が取れない という制約の為
 重くする限界が有ったりします。

 ブリストルパターでは パッティングもショットと考えの元、
 出来るだけ小さく、出来るだけ少なく、出来るだけゆっくり であっても
 必要な距離を打てるようにする方が 簡単、 楽 と考え
 より転がりの良い、より遠くに飛ぶパッティング になるような
 シャフトの柔らかさを求めた結果、グラファイトに行き着いたに過ぎません。
 (カラーは傷の目立ちにくい ガンメタリック 黒に近い灰色のメタリックです)

〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10
◆電話 046-804-1480 
◆メールアドレス <hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp>
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【ゴルフクラブ】 トゥダウンのメカニズム

2024年04月14日 19時59分48秒 | ゴルフ

店長「スイング中の クラブのトゥダウン、
 そもそも トゥダウンって 知ってます❓」

質問「イエ、知りません。」

店長「知らなくても問題はないのですが、
 知っておくと スイングを造る、治す 上でも
 結構、役に立ちますし、
 クラブ選びの材料にもなるかと思います。

 そもそも トゥダウン は
 ちゃんと運動する(しなる)柔らかさのクラブ であれば
 全く意識しなくとも 自動的に発生する仕組み になっています。

EG05_04

 ゴルフクラブは テニスのラケットや野球のバット と異なり、
 握っている部分の延長線上に打点・打撃部分がありません。
 ズレている と言えば良いのか、
 L字型、鎌首をもたげた形状になっていて
 運動をさせていない時は
 そのズレを計算して 打たなければいけない⁈
 ような形状をしていますが、
 ちゃんと柔らかいシャフトが装着されていれば
 運動させると 重さが直線状に揃う 働きを持っている為、
 握っているトコロの延長線上で打つ感覚で
 ヘッド部の そのズレを無視して
 ボールと打撃部分を当てることが可能
 です。

 逆を言えば、テニスのラケットであれば
 どんなに速く振ったとしても『トゥダウン』は発生しません。
 実際にはやりませんが、
 重心のズレの無い、重心距離の存在しない、
 フェースバランスのパター であれば
 シャフトの硬さ/柔らかさに関係なく、
 『トゥダウン』は発生しません。

 ちょっと 言葉で説明すると分かり難いかも知れませんが
 クラブを運動させると
 クラブの重さが 遠心力の掛かる直線状に揃う働き があるので
 本当は ネック部が内側にズレ込むような状態になる のが
 正規の『トゥダウン』で
 ネック部分はそのまま で
   トゥ側だけが下がる✋訳ではない
 んです。
 とは言え ほんの少しですが、トゥ側が下がり、ライ角度が変わる、
 のは事実で それらをまとめて『トゥダウン』と呼ばれています。

EG05_04

質問「…となると
 ちゃんと 運動する柔らかさのシャフト と
 しならない 硬いシャフト では
 打つ感覚は異なるコトになるのでは ないです❓」

店長「そう思います。
 ちゃんと 運動する柔らかさのシャフト では
 棒の延長線上で打つ感覚で 球は当たりますが
 そのまま の感覚で 硬いシャフトを打つと
 そこには ネックが来てしまいますから シャンク です。

(キャスト_Moment


 逆に 硬いシャフトを使い慣れている人は
 重心位置のズレ分、シャフト(ネック)を
 ボールからズレたトコロに通そうとしていますので、
 柔らかいシャフトにすると 先っぽに当たったりします。」

質問「慣れてしまえば 棒の延長線上で打つ方が楽そう…ですね。」

店長「そう思います。
 シャフトの硬さ・柔らかさ を揃えて置けば
 機種や番手などによる 重心距離や重心位置の違いを
 気にする必要が無くなります。

IMG_0079

 重心距離の長い ドライバー 40㎜オーバー
 重心距離の短い アイアン  35㎜
 双方ともに しなりの無い硬いシャフトであった場合、
 では ボールの当て方、クラブの通し方も
 それぞれ 異なるように調整しなくてはなりません。」

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ヘッドの重心位置構造をどう考える?

2024年04月13日 23時53分32秒 | ゴルフ


店長「この話題はドライバーに限らず
 ゴルフクラブでのショット全般に関係するんですけど
 この観点からも ヘッドを振らない と言うか
 手で振らない、その割合を減らすコトは大切だと思うんです。」

質問「大事なコト…なんです❓」

店長「と思うんですけどね…。

445TL-2

 ゴルフクラブ、クラブヘッドって
 野球のバットやテニスのラケットみたいに
 打点がシャフトの延長線上にないじゃないですか
 打点ソノモノではないですけれど
 重心位置(ヘッドの重量の中心点)って言うのがあって
 フェース面状であれば 重心距離と呼べば良いのか
 その重心、打点 と 握っている棒のズレ を
 どう処理しているのか❓❓ って思うんです。


 静止状態はズレていますけれど
 シャフトが柔らかければ
 クラブが運動状態になれば 自然に揃います。
 遠心力の掛かる点と打点が揃っていた方が
 力学的に チカラは逃げにくいと思います。
 ズレたままでは 打撃時にヘッドやクラブに回転(ヨジレテ)して
 チカラが逃げてしまうと思うんです。
 俗に言う トルクの掛かった状態 って奴ですね。

 ですので 悶絶クラブは捻じって使わないように
 シャフトを振らない、ヘッドを振らない よう 薦めています。」

質問「確かに 握っている棒、そのもので
 ボールを打つ方が、数センチ ずらして 打つよりも簡単、
 って思えますよね。」

EG05_041

店長「はい。クラブや機種、番手によって そのズレが
 3センチだったり、4センチだったりするのですから
 その調節をしなくていい に越したことは無いと思います。

 ボールの大きさ(直径)って 42.6㎜でしょ、
 1cm(10㎜)ずれたら 結構大きなミスになります。

 クラブを替える度に コッチは32㎜、… コッチは44㎜
 なんて 無理だと思うんですよね。

445TL-4

 ヘッドのソノモノの構造として
 重心がズレていないと 番手ごとのロフトが設定出来る、
 クラブの場所やヘッドの姿勢なんかが把握し易い、
 ゴルフと言うスポーツ、娯楽の安全面を考えても
 重心位置~ズレは『絶対に』必要なんですが、
 ボールとの激突時は 出来れば無い方が良い✋
 柔らかいシャフト…と言うと誤解を生み易いですが、
 ちゃんと運動する硬さ、動く柔らかさを使うと
 その 二重構造 というか、 二面性を両立出来るんですが、
 硬いシャフトだと そのズレはずっと維持されてしまう。。。

 それって どうやって解決してるんでしょう❓
 ものすごく 謎 です😵

 おそらく 多くの方、もしくは その手の知識がうっすらと有る方は
 その トゥダウンと言う現象は 悪 と言う認識なんだと思うのですが
 じゃあ その重心位置とシャフトのズレ
 機種によるその違いをどうされているのか、
 どう処理するのか 公表して貰いたいのですよ。」

質問「友達に無理やり 硬いシャフトを打たされる と
 始めの数発 シャンクが出るのは ソレ が原因ですか⁈」

店長「はい。柔らかければ インパクト付近では
 シャフト、グリップ、棒の延長線上に 重心位置が来ますから
 棒そのもので打つ感覚で良いんですけど、
 硬いシャフトで  それやったら そこは棒、
 ヘッドで言えば ネック部になりますから シャンクですね。

IMG_0103

 この問題はもう少し複雑で、
 実はアマチュアゴルファーを悩ませている課題だと思うのですが、
 一般的なゴルファーの場合、
△大きなヘッド(重心距離の長い)のドライバー は
  シャフトが柔らかくて(アイアンに比べると) 👉振動数230cpm
△小さなヘッド(重心距離の短い)のアイアンは
  シャフトが硬い(ドライバーに比べると) 👉振動数300cpm

✅シャフトが硬い 重心距離が残るクラブは
 運動させると フェースが開くので フェースターン必須
 な 打撃方法になると思うのですが、
 その打撃方法で ドライバー(重心距離大/シャフト柔)を打つと
 ハイ-プッシュ-スライス になると思うんですけど…。

✅逆に ドライバーを基準にして スイングを造ると
 まあ十分な柔らかさはないですけど それでも
 シャフトの延長線上近くに 重心来るスイングになりますが、
 それで アイアン打つと シャフト硬いですから シャンクです。

✋平均的なゴルファーですと
 ボールの置き位置は アイアンはうんと中、
 ドライバーは左かかととか かなり外ですので
 インパクトタイミングがかなり奥、後になりますから
 ハイプッシュスライスの逆球、ひっかけ フック に
 なっちゃうんじゃないですかね❓

 どう考えても 同じスイング、同じスイングタイミングで
 双方を同じように打つのは不可能に近い芸当です。

 スイングの練習って 主にアイアンでされるコトが多い
 でしょうから、ドライバーに持ち替えても
 上手く当たるのに 数球かかるんじゃないです❓

 

 コースで どっちかは良いけど、どっちかはダメ🙄
 😵ドライバー、アイアン が 両方 良い😊 って
 日はなかなか来ない、年に一度 とか なるのは
 仕方が無いと思うんですよね。
 気付かない内に 自分自身でそう仕向けている のですから…。

 そう考えると ゴルフの技量として
 メカニズムをちゃんと考えて ゴルフクラブ
 特に セットのシャフトの硬さの流れを把握する、
 そういう ゴルフクラブをセットして選ぶ は
 大変 大きな ゴルフの技術、技量の一部だと思います。

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振り遅れを取り戻してる? それとも…

2024年04月13日 15時02分00秒 | スポーツ

振り遅れを取り戻してる? それとも…

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ドライバーヘッドの進化は 手打ちと対極にある

2024年04月12日 23時19分52秒 | ゴルフ

店長「クラブヘッドの中でも
 ドライバーヘッドの この30年での進化は
 とても 革新的、驚くほどの進化です。

 その最大のポイントは
 ハミングバードの記事ではたびたび登場しますが、
  『慣性モーメント』 です。」

質問「慣性モーメント❓」

店長「はい。

 慣性モーメント にも幾つかあります。

 ヘッドの場合は 縦のもありますけれど
 数値としてよく登場するのは
 ヘッドの横の慣性モーメント です。

445TL-2

〇30年前のドライバーの体積は 200cc
 慣性モーメントは 2500gcm2前後
〇20年前のドライバーの体積は 370cc
 慣性モーメントは 3600g㎝2
〇現代主流のドライバーの体積は 460cc
 慣性モーメントは 4750g㎝2

 30年前のモーメントとは おおよそ倍違います。」

質問「倍はかなりの違いですね。」

店長「はい。ものすごい違いです。

 では、慣性モーメントは何に働くか というと
 主に二つ。

〇ヒトツは スウィートエリアの拡大 ですね。
 俗にいう 芯、良い当たりの場所が 非常に拡大した。
 50円玉のサイズが 500円玉になった、そんな感じです。

 この数値は厳密にはヘッドの左右の慣性モーメントですので
 左右方向に ものすごく広がった。
 打点が左右のズレても 弾道や距離がブレにくくなった。
 ミスに強くなった と言って良いでしょうね。

460TL-2

〇そして、もうヒトツ。コチラはあまり意識されていないのですが
 慣性モーメントの役割としては コチラの方が強い、のですが
 運動性、エネルギーの伝達性です。

同じ姿勢を維持しようとするチカラ
✅同じ運動を持続しようとするチカラ
✅相手、この場合はボールですが、その力を伝達するチカラ

 と言えば良いでしょうか❓

 ですので 20年前、30年前に比べ
 かなりミスヒットに強くなり、
 ヘッドの持っている破壊力をボールに伝えやすくなった。
 と同時に
 『ヘッドがその運動や姿勢を維持し易くなった。』
 特に この部分は
 ゴルフクラブを、クラブヘッドをどう扱うのか、
 どう動かしたらよいのか、 を示唆している部分でもあり、

 出来るだけ ヘッドは 緩やかに、穏やかに、
 👉そうし難い機能が増している訳ですから
 ヘッドの急激な回転などを与えない。

455T-2

 ぶっつけ打ちの元になる 手打ちや手振り は
 意図的かどうかは別にして
 ヘッドを回転させる、先端を激しく動かすクラブ扱い ですが、
 この30年のドライバーヘッドの進化は
 それを嫌がる、それと対極にある機能と言って良く
 ヘッドの回転を嫌う機能が増しているのに
 それを無理やりするのは 上手く行き難い原因になります。」

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この感覚を掴むだけでも かなり異なると思います

2024年04月11日 22時09分50秒 | ゴルフ


店長「クラブやヘッドを上げないで
 からだの右向き(右打ち)を作ってみる。

2023-11-24_20-18-34 - frame at 0m16s

 右サイドが高くなる、、、大袈裟には上げるに近いかな
 そう言う姿勢を作ると
 フェースはかなり下向きになると思います。」

質問「はい。」 

店長「それとは反対に
 フェースを上に向くよう にしてみる、
 
 フェースが下向きになるようにすると
 ヘッドの重心位置の関係から
 クラブの重さは 左グリップを前に押す、
 進行方向に押すような やや下向きのチカラが掛かります。

2023-11-24_20-18-34 - frame at 0m23s

 一方、フェースを上向きにした状態では
 ヘッドの重さがより強く掛かった感じがして
 グリップを上に動かそう、移動を妨げるような重さの
 掛かり方になります。」

質問「コレは 切り返し時のリキミに繋がりそうですね❓」

店長「そう思います。
 望んでいない重さの掛かり方になりますから
 力まざるを得ない になってしまいます。

2023-11-24_20-15-45 - frame at 1m1s

 手を捻じったり、細工をして下向きを造るのはダメですが、
 テークアウェイのからだの動かし方で
 フェースの下向きを作れば
 そのまま からだの向きを変えれば ボールを当てられますが、
 フェースの上向きを作ってしまうと
 そのままでは ソールがボールに対峙するコトになるので
 からだの回転 そして その加減 に加え
 フェースがボールと対峙する作業 が必要になりますから
 やはり 難易度はグッと上がってしまいます。

 その上で グリップが先に進みたがらない重さ
 が掛かる訳ですから 当然、失敗の確率が上がる。

2023-11-24_20-15-45 - frame at 0m18s

 クラブやヘッドを上げてる訳じゃないですけど
 この「上げ方」の感覚を掴む のは
 通常のショットにとっても、アプローチにとっても
 とても役に立つと思うんですね。

 ボールを転がす、グリーン周りのランニングアプローチとか
 あまり得意でない方などは
 この感覚を掴むだけでも かなり異なると思います。」

質問「そう感じます。」

店長「そして 慣れてきたら
 この延長線上で 打つ距離を増やしていく。
2023-11-24_20-15-45 - frame at 0m52s2023-11-24_20-15-45 - frame at 0m52







 グリップの進みを促す位置に
 クラブを持ってこないと ヘッドが落ちちゃいますから
 腕を上げるとか、ヘッドを上げる、とかではなく
 からだの向きで ヘッドが引き摺れるよう
 引きずってボールを打てるよう そう言う位置を探る。
 そう言う感じになって行くと思います。」

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