【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

肘や手首に痛みを抱えるゴルファー江 ② シャフトの硬さ

2023年07月24日 20時12分26秒 | ゴルフ


店長「ヘッドの重さは 直ぐに慣れてしまいます。
 ですので ちょっと重いかな 位を選ぶと良いと思います。
 
 ヘッドの効いた ヘッドの重さのあるクラブ と言うと
 鉛をちょっと張った程度のモノ をイメージするでしょうから
 ヘッド重量が 20gも 30gも重いモノ を
 多くの方は振ったコト、使ったコトがありません。

 直ぐに慣れてしまうのですが、
 重いモノの方が クラブの位置、ヘッドの位置、
 今のヘッドの姿勢 も非常に把握し易い、
 スイングのリズムやテンポも掴み易いというか、
 安定し易いです。
 

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 で…どの程度の重さを選べは良いか、のお話しですが
 今は アイアンで 話をしていますが
 ドライバーも含めた クラブの全体像 で
 考えてみるのが良いです。」

質問「…と 言いますと❓」

店長「ヒトによって ドライバーが好き、得意、苦手
 と色々いらっしゃると思いますが、
 その アイアンのヘッド重量 が
 そのまま流れて ドライバーのヘッド重量につながっていきます。

 使うドライバーのロフト角度、長さ、タイプ などを
 考慮して ドライバーの振りきれる、扱い切れる重さ
 を選定した方が良いですね。

 今 弊社では ドライバーの扱いやすさ も考え
 長くとも  45インチ
 平均して 44.5インチ と言ったトコロ です。
 300g 7番アイアンですと ドライバーは 215g前後
 (45インチでは一般的には 190g) と言った感じ。

 長さにもよりますが、
 ドライバーのこのヘッド重量位を境に
 ヘッドローテーションの強い人だと苦しむ かも知れません。」

質問「では この位の重量までだと
 あまり スイングに関係なく 楽しめるのですね。」

店主「そう思います。
 正直、シニアや女性でも 軽くても ここら辺の重量が最低線
 じゃあ ないのかな と思います。

 最低でも この位の重さを使わないと
 今度はウエッジ、アプローチで困ると思います。
 ラフ、バンカーなど ボール以外の質量をどかす能力が低いです。
 それを腕力で解決って訳にも行きませんし、
 アプローチの距離感、距離加減は重量の有るモノが断然、有利です。」

 
IMG_0496



質問「シャフトの硬さ についてはどうですか❓」

店主「それぞれの方で 痛み の発生原因はさまざま と思いますが、
 ヘッドの軽さ、クラブの軽すぎとともに
 『シャフトの硬さ』 がかなり大きく起因していると思います。

 ドライバーに比べ 打つ頻度を多い、
 特に練習場でよく使われる アイアンの
 その スチールシャフト の 硬さ が問題です。
 ドライバーのシャフトは話題になるコトが少なくありませんが、
 アイアンのシャフト。。。特に『その硬さ』が話題になることは
 多くありません。
 ものすごい 硬い基準の中の Xとか、Sとか の差で
 まるで 血液型占い の如し 分け方 だと感じます。

 
 余談ですが、スチール のその素材がダメなのではありません。
 スチールでは 柔らかくするのに限界(予算的) があります。

 また グラファイトは織物 であるため、立体剛性が非常に高く
 復元性能に優れる為、シャフトの硬さを表す振動数で
 同じ数値であれば グラファイトの方が遥かに堅牢です。
 ですので 良くあるパターン なのですが、
 歳とったから スチールからグラファイトへ 移行して
 よりシャフトが強くなっている、硬くなっている、
 と言うケースは少なくありませんので
 そこは よく精査が必要です。

✋ゴルフ用品業界の困ったトコロ なんですが、
 歳をとって とか、女性だから とか で
 グラファイトを使って頂く場合の セット方法が
 シャフトは数値として、表記として 柔らかくなっているけれど
 ついでに 振り易かろう、軽かろう で
 分からないでは無いんですが
 ヘッドまで 軽量、超軽量にしてしまうんですね。
 

 シャフトが柔らかくなったとしても
 ソレに負荷として 動かす元になる ヘッドが軽くなったら
 シャフトを柔らかくした意味が発揮されません。
 ただ 軽い 振り回す為のクラブになるだけ です。
 で 軽いモノは衝撃減衰能力が低く、振り回すから
 肘を傷めたり、腰を傷めたりで 嫌われちゃうんですよね…
 グラファイトシャフトのアイアンって。



 スチールシャフト、その硬さについての話しに戻りますが、

①インパクトの衝撃の減衰性が非常に薄い
 一般的には スチールシャフト に比べ グラファイトシャフトの
 衝撃減衰性は2倍 と言われていますけれど、
 コレはおそらく 素材による基準の硬さの差 が大きいと思います。
 グラファイトよりも スチールの方が 倍近い衝撃を受ける、
 のは シャフトが硬く 減衰率が低いから でしょう。

②硬いシャフトは 腕~肘や手首の作業が多い。
 硬いシャフトですと グリップが押される と言う体験が出来ません。
 シャフトの使い方 として 真反対な使い方 を覚えることが
 多いのでは😵 と思います。
 ある程度 柔らかいシャフトですと
 グリップがシャフトのしなり や クラブの重さに押され、
 グリップが運動方向に対し、押され
 カラダの向き、その運動と分離し難いです。
 硬いシャフトですと、そもそも グリップを基点にして
 ヘッドやクラブを振る動きが多くなりますので
 腕周りがカラダと分離し易くなり、
 小さい箇所、弱い箇所である 肘や手首を傷める原因になります。」
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質問「一般的に どこを痛めるのでしょうか❓」

店主「一番多く耳にするのは 右打ちの人であれば 左ひじ
 ではないかと思います。

 フェースターン、ヘッドの返し をする人 にとって
 それをするため 止まる箇所が必要で
 それが 左前腕になります。
 左ひじを回転させるようなコトになり、傷める訳です。
 硬いシャフトだと 必要なテク なんだと思います。」

質問「冬場になると 肘にサポーターを付けている方
 多く見かけます。」

店主「ですよね…。

 現在のゴルフクラブ事情全般で
 ドライバーを含めたウッド系 と
 スチールシャフトが装着されたアイアン では
 あまりにギャップが大き過ぎます。
 年々 その関係は離れていく ような気がします。
 アイアンが硬すぎる のです。

 ドライバーの飛距離、ドライバーショットの楽しみは
 ゴルフの醍醐味 のヒトツ なのですから
 ドライバーを より良く、楽しく使える 環境 として
 アイアンの シャフトの硬さを考えるべき だと思います。

 クラブをセットとして シャフトの硬さの流れ
 を作るのが アマチュアのゴルフの秘訣 なんだと思います。」

質問「アマチュアでも関係あるんですか❓」

店主「アマチュア だからこそ です。
 プロは お金を貰って クラブを使っています。
 選ぶ基準が その契約金や条件 かどうかは
 人に寄りますが、アマチュアとは正反対の関係です。

 アマチュアは 練習量も圧倒的に少ないですし、
 練習場に行かない と言うゴルファーも沢山います。

 クラブの特性、シャフトの硬さに応じて
 ボールの位置やタイミングやスイングを替えたり するのは
 アマチュアにはあまりに 大変です。

 車で言えば マニュアル、ギア付きの時代ではないのですから
 距離に応じて 何も考えず 振る、打つ、
 と言うクラブセッティングに対して
 シャフトの硬さの流れは絶大な影響です。」

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肘や手首の痛みを抱えるゴルファー江 ① ヘッドの重み

2023年07月23日 23時30分41秒 | ゴルフ

質問「こんにちは。
 今日はクラブのコトを伺いに来ました。
 肘や手首の痛みを抱えており 練習もままなりません。 
 どのようなクラブ選びをすれば 良いでしょうか❓」

店長「こんにちは。
 そうですね、若い時はからだの各所にあぶらというか
 保湿効果があるので 大丈夫なんですけれど
 50歳を過ぎた辺りから 結構、ふしぶし 痛みますし、
 本能的なのか、反射的なのか、
 痛みが発生することを避ける、
 忌避するコトが増えると思います。」

sample 2009_09_15_19_49_13-17フレームショット


質問「一般的、なんですが
 年齢を取ると 軽いクラブを選ぶ、選んだ方が良い
 と言われますけれど、どうなんでしょう❓」

店長「ひじ痛や腰痛など ゴルフが原因でのからだの不調、
 故障などを出来るだけ回避したい、 というのであれば
 軽いクラブ、軽いヘッドのクラブ、
 そして 硬いシャフトのクラブは避けた方が良い
と思います。


 一般的ですが、シニア用 と呼ばれているクラブは
 ヘッドも軽く、シャフトも軽い、
 ドライバーで言うと 総重量270g以下なんていうタイプ ですね。

 痛みの発生する状況において
 問題になるのは 急加速、急減速、急停止
でしょう。
 そうなってしまう、と言うのもありますし、
 そうしないと使うことが出来ない、というのもあります。
 それらが 軽く(ヘッド)硬い(シャフト)のクラブを使う
 取り扱い説明書と言ってもよいほど です。

スナップショット 1 (2018-05-17 19-39)


 総重量が重ければ重い程良い訳では無いですが
 ヘッド重量、総重量が重ければ
 運動を続けようとする 慣性の能力 が高くなります。
 止まり難く、変わり難くなる のですね。

 ゴルフクラブで言われる 慣性モーメント とは
 ヘッドの重心位置軸廻りを指すことが多いですが
 クラブ全体にも慣性モーメントと言うモノがあり、
 重量の重いクラブ、ヘッドの効いたクラブは
 その数値が高くなります。
 それは どういうコトに相当するか、というと
 車が分かり易い でしょうね、
 重いクルマ 重い重量の車は発進し辛いのは
 分かると思います。
 しかし、一旦 動き始めると 今度は止め辛い。

 スイングで言うと 振り辛い と思うかも ですが、
 ヘッド で言えば 双方(軽いモノも)、棒の先端に重さが有るコト
 には変わりはないですから、大きな違いはありません。

 テークアウェイ…重力に逆らう上げる行為 は
 慣性の係数になる 速度が速くないですから
 ヘッドが重くとも さしたる負荷増大ではありません。
 逆に ボールを打つ、ダウンスイングは
 その言葉の通り『ダウン』スイングですので
 その重さを利用出来るでしょう。
 正しい使い方をすれば その重さに動作も促される のですから
 そういう使い方を『教えて貰える』クラブの方が
 軽くて 振り易い筈なのに、何もしてくれず
 結局、全部を自分で処理するクラブより
 のちのち のことも考え、良さそうじゃないですか❓❓❓ 

IMG_2813-0001-1


 180ヤード位を打つとして
 ボールの重さは 700㌔を越えます。
 これはデータではっきり表れるのですが、
 ヘッド重量、総重量の軽いクラブは
 打つまでのスピード に対し、
 インパクト直後のスピードの変化が緩やかですが、
 軽いヘッド重量、総重量のクラブは
 その減衰が激しいです。 

 軽いと振り易い とよく言われますが、
 ヘッド重量がなければ その分をスピードで補わないと
 軽い分、距離が落ちます。
 重量が軽いから スピードが出る は ウソ と言って良く
 ヘッド重量の プラスマイナス50gでは
 上がるコトも 下がるコトも無く、ほぼ 通常通りです。
 軽いから振り易そう は 頑張って振れ
 そうじゃないと 距離は落ちるけどいいかな、ってコトです。
 自分の振り加減で リニアに距離が変化し易く もなります。

 運動のモーメントが高いモノ の方が
 ミスにも強くなりますし、安定度も高いです。
 ヘッド重量のしっかりしたモノと
 軽量ヘッドで ラフやバンカーを打ち比べて貰うと
 その差は歴然としています。

IMG_0002


 チカラの無い女性に 軽いヘッドのウエッジを使わせて
 ラフからのショットやバンカーショットをしろ って
 ちょっとした ハラスメント だと私は思っています。」

質問「なるほど。
 どの位のヘッド重量が良いのでしょうか❓」

店主「使えるのであれば 重めの方が良いと思いますが、
 どう クラブを扱われているか、振られているか、
 によって 異なってくるか と思います。

 例えば アイアンで 7番を基準としましょう。
 一般的な 軽量スチール装着のモノは 260g 位 です。
 280g ・ 300g ・ 320g ・ 340g
 の4種類を打ち比べて頂くのが理想的ですね。
 
 初めて、悶絶クラブを打つ場合、
 おそらく 340gは重くて 扱い切れない、苦しいかも知れません。
 ですので 280g 300g と打ち比べていくのですが、
 始めは重く感じるヘッド重量も 5球位打つと
 簡単に慣れてしまうと思います。多くの方がそうです。

 重いヘッドに慣れた方は そこからのゴルフ歴の中で
 ヘッドを軽くする方には進まない傾向が強いです。
 300gのヘッドのクラブを打った後で
 元の 260gのクラブを打つと
 まるでヘッドが付いていない棒 のような感触を覚えます。

✋棒の先にある 重さ でボールを打つのか
✋長い棒で ボールを打つのか

 非常に初歩的な 概念の違い を感じるのだと思います。
 
 スイング・クラブ扱いの大きな差になってくると思います。」

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時間と空間を『自分で』造っているッテコト

2023年07月22日 22時55分53秒 | ゴルフ

店長「とりあえず グリップの話しは終わりにして
 ちょっと 実験して貰いたいんです。」

Sさん「はい。」

 店長「スイングの用語で言うと
 タメを造る とか
 シャフトを立てて降ろしてくる とか
 ひいては 上から打つ~ロフトを立てる、
 ハンドファースト~ヘッドレイト
 にもつながっていくと思うんですが…。

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 で、ですが スイングの大きさはそこそこ フルスケールサイズ、
 スピードは半分以下、ハーフスピードより遅め位が良いです。

 多分、チョロやシャンクも多発するので
 練習場ではモッタイナイかも…ですし、
 空振りもあり得るので ケガをしない程度で ><」

Sさん「うへへへ😧」

店長「トップの位置って
 だいたい ですけれど、ヘッドは飛球線側、
 グリップでそれに対して後方にあるじゃないですか❓」

クラブ・シャフトを振るって❔

Sさん「そうですね。」

店長「その位置関係を維持したまま、
 ヘッドの方が後ろにならないよう、逆転しないよう✋
 グリップとヘッドの位置関係を『反転』させないよう✋
 ヘッドの方が飛球線側にあるよう
 インパクトのギリギリ まで
 それを維持して 打って貰いたいんです。
 正確には 当てて貰いたい、空振りもアリ ですので😵」

Sさん「ええええええ」

店長「少なくとも ですね、
 自分の構えの向き、スタンスとボールとの関係、
 そのラインを『ブレイクライン』って言うんですけど
 実際には 絶対にそうはならないんですが
 あくまでもイメージで そのブレイクラインをグリップが越す まで
 (越すって事は グリップの方が飛球線側になるんですけどね)
 インパクトギリギリまで ヘッドが飛球線側に
 ってイメージで ボールに当てて貰いたい、
 少なくとも イメージの中での クラブの『リリース』
 ボールに当たってから✋  早くであっても
 グリップがブレイクラインを越えたら✋ で。

 勿論、ゆっくり 当たっても 8番アイアンで50ヤード転がる
 そんな程度で ゆっくり振って貰いたいんですが、
 ロフトを開いて、フェースを開いて
 インパクトに入ってくる人 にとっては
 ソールで❓ ソールに当たるか、シャンク連発です。

クラブ・シャフトを振るって

 フェースをボールに向けられる人 であっても
 ヘッドとグリップの関係を そこまで維持すると
 ボールの上っ面、北極を打つ可能性もあります。」

Sさん「ぐえええ。」

店長「こう打ちなさい と言う意味では無く、
 ここまで クラブを振らず、ヘッドを落とさず、
 まあ そう打つには 手で振る にしても
 早い段階でそう出来ない ですから
 自分の普段の打撃と『比較』して頂いて
 どう違うのか、どんなに違うのか、

 感じて貰いたいのです。

 一番 極端な 上から打つ 体験 です。

 こすって打っちゃう、
 ボールが抜けちゃう、って のは
 その反対の 極力、緩く入れる
 アタックアングルのユルイ入れ方 なので
 その比較を体験して貰いたい のです。

 そして コレが正解ではないですけれど
 正解に近い方は そのギリギリまで
 ヘッドの方が飛球線側にある「感じ」寄り
 です。
 6:4~7:3 で ギリギリ寄り…もっとかな…です。

 コレって当てられる、打てるようになると
 ボールの前の、飛球線側の地面、
 練習場で言うとマットが ちょっと邪魔になります。
 どうしても ボールより先に地面・マット に 触らずを得ない…。」

Sさん「俗に言う ターフを取る って奴ですか❓」

店長「そうですね。
 最終的な 打撃(スイング)としては
 ここまで極端にする必要は全くもってないですけれど
 自分の普段の ヘッドの入れ方、クラブの解き方、
 どの位早い段階で クラブを『振っているのか』、
 インパクト迄に どれだけ遠回りしているのか、
 を実感できると思います。

 そして この体験を通して、
 クラブを振っちゃっている、
 手で振っちゃっている、 のは
 実は 自ら クラブを振れるよう、
 手で振れるように 時間と空間を意図的に作っている
 手で振るコトが出来る 時間と空間を用意している
 と知って貰いたい のです。

スクリーンショット 2023-06-18 232553

 その差、違いを体験するのは結構、役に立つと思います。」

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【フィッティング】そのドライバーを上手く打たせる環境

2023年07月21日 21時21分43秒 | ゴルフ

オーダーメイド、今どきの言葉で言うと
フィッティングって言うのかな、
その 最大のメリット は
全番手 同じ感じで打てるコト
クラブの設定が上から下まで
 ちゃんと流れているコト
 だと思います。

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それがタイミングだったり、
重さのフィーリングだったり、
リズムと関係する硬さだったり、
それぞれあると思うんですけど
結構、重要なのが『ボールの位置』だったりします。

私の経験上、硬さや何かのフィーリングの異なるクラブって
ボールの置き位置が それに相応して
違う場所になり易いんですね。
一般論ですけれど
硬いシャフトだとボールは中(右打ちの人だと右寄り)
柔らかいシャフトだと ボールは外(右打ちの人だと左寄り)

になり易い。
多少、であれば
ドライバーはティーアップしたりしますから良いけれど
ドライバーは左足かかと で
アイアンは アドレスのからだの真ん中よりも中(右打ちだと右)
なヒト とっても多いですよね。

IMG_1487

ソレって タイミングも違うでしょうし、
同じ打ち方って訳にも行かない程の『差』でしょ⁈

また ボールの位置が色々になっちゃう、と
コースでは傾斜などもありますし、
ホールごとに疲労度も加わるから
適正なボールの位置に ちゃんと置けない可能性もあがる。
コースでミスが出ちゃう 大きな原因になるんじゃありません❓

オーダーメイド、フィッティングの最大のポイントはソコ で
全番手が 同じようなタイミングやフィーリング、
同じような ボールの置き位置で打てるコト
だと思うんですね。

ソコ ないがしろには出来ないと思うんですね。

良く耳にする
『自分に合ったクラブ』って言葉がありますけれど
例えば
自分に合った『ドライバー』単品を作った、造れた、としても

そのドライバーを上手く打たせない環境、
ドライバー以外のクラブが
ドライバーとは全く異なったタイミング、
 全然違うボールの置き位置にせざるを得ないクラブ達 であったら
『自分に合っている筈』の そのドライバーは
本領を発揮できません よね⁈



練習場で ショット、スイングの練習をするのって
多くが アイアンやウエッジです。
ドライバーで『スイング』の練習をするのは
余り多くないと思います。

全然違うタイミングの、全然違うフィーリングの
ドライバーとは ボールの置き位置も大きく異なる
アイアンの練習って、
ドライバーのショット精度向上にはつながらない…のでは❓

会田20210701_Moment

逆に ドライバーを上手く打たせない練習 に
なってしまっている可能性は否めないと思うのです。


こんなことを書いていいのか微妙なんですけれど
フィッティングで その部分を無視にしていると
単に 在庫を持たなくて良い 経費効率の良いお客様
単なる注文生産のお客様 になってしまうんじゃ ないですか❓

主にドライバーになると思うんですけれど
ドライバーを上手く打たせる のは
そのドライバーソノモノもそうですけれど
スイング以外にも そのドライバーを上手く打たせる環境
…要するに ドライバー以外のクラブ
って言うのを意識しても損はないと思いますよ。

お店30年近くやって来た、多くのゴルファーを見ました。
個々のスイングの問題やドライバー単品の問題 と並んで
その ドライバー以外のクラブの造る環境 が
ドライバーショットの是非に非常に関係している
と思います。
そして それを解決するのが
 本来の意味での『フィッティング』だと思ってます。

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ウエッヂの『バンス』

2023年07月20日 23時31分06秒 | ゴルフ


ウエッヂ…サンドウエッヂのバンス角度やバンスソールに

なったのは 1930年頃です。


ウォルター・ヘーゲンがやり始め

ジーンサラゼンが量産型で使い始めました。

 

スタートはバンカーなどの地面潜り込まないようにするため

でしたが、 このバンスソールやバンス角度のせいで

安定した飛距離が打ち易くなったこと が

定着した原因です。

 

飛ばすものではないウエッヂですが

安定した距離が出ないと困りますし、

ピンと来ないかも知れませんが

飛ばないウエッヂは安定度が低いのです。


そのメカニズムは非常に簡単で、

飛ぶウエッヂは 
小さなスイング
遅いスイングでも

希望の距離を打ち易いですが、

飛ばないウエッヂは 
大きなスイング
速いスイングが

必要になりますから、安定度は当然低くなります。

 

その目安になるのがバンス角度・バンスソールです。

少々、単純ですが

機能としての ウエッヂのロフト角度機能は

(ロフト角度)-(バンス角度)  です。

つまり

 ロフト55度 バンス角度 6度(49) のウエッヂは

 ロフト58度 バンス角度12度(46) のウエッヂよりも

飛距離が出にくいのです。


バンス角度やバンスソールの役割ですが

どの道、地面と接触するウエッヂショットは

そ機能によって インパクト姿勢に補正をかけますから

均一なショットがし易くなるのです。

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バンス角度を選ぶ 一つの目安は
ウエッヂのヘッドの入射角度です。
バンス角度 14度であれば、
入射角度  14度以上 にすると
地面に対しては平行な0度なバンスになる訳ですが、
入射角度が それよりも緩いと
バンスは地面方向に張り出した形になり
ボールを打ち前に突っかかり易くなります。

ですので アイアンだけでなく
フェアウェイウッドも、
そのクラブの長さに応じたバンス角度になり
長いものほど 少ないバンス角度の数値になります。

本来、ヘッドの地面に対する入射角度は
体の前傾姿勢によって もたらされます。
全体の円弧が それこそ「円」になるのは
どこかの軸点があって、からだが向きを変えるからです。
補助や誘導することはあっても
手や腕が その「円」そのものを造ることではありません。
ですので 入射角度 ☞上から打つ
は 手や腕でヘッド~クラブを下に振ることではありません。
単に 体の回転通りに、
引き摺ってクラブを移動させれば 良いだけです。

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もっこ〇君の脱「右を向いている内に」

2023年07月19日 22時28分03秒 | ゴルフ

店長「スイングの時間帯 は
 アドレスから始まり
 テークアウェイ時の 行きの右向き
 ダウンスイング時の 帰りの右向き
 フォロー、インパクト後の 左向き
 と
 大別して 3つの時間帯があります。

2023-03-02_10-30-37 - frame at 0m4s

 全員が当てはまるとは限りませんが、
 スイングやショットの悩みに
 インサイドアウトやアウトサイドインの軌道 や
 フェースの向き、ロフト姿勢など
 手さばきで調整や管理の出来る そう言う箇所に
 意識があると それは概ねダウンスイング時の
 帰りの右向きの時間に処理したくなります。」

Mさん「ですよねー。」

店長「Mさんの場合、つかまりが悪いからロフト姿勢、
 スライスが出たりしているから 軌道だったり、
 そこら辺を強く意識している可能性があるので
 帰りの右向きの時間を確保したくなる、
 長く取りたくなる可能性が否めません。
〇もっこす君の練習 - frame at 0m55s〇もっこす君の練習 - frame at 0m56s









 特に クラブと腕を長くする、右腕を伸ばす、
 それを『右向きの内に』の意識が強いので
 余計ですよね。」

Mさん「ですです。」

店長「スイングを見ていても
 体重移動などの脚は先行していますが、
 それに対して 腕の付け根である 肩 は
 残す傾向が強い
ように見えます。

 グリップは当然ですが、腕を移動させる
 最大の原動力は 肩を廻すことで
 からだを廻す、からだの向きを変える、はイコール
 脚で行う骨盤周りの向きと同調して肩も動かす、
 肩を残さないコト です。」

Mさん「あああああ」

店長「右向き自体は特に問題は無いと思うのですが、
 切り返しから 自然にフェースが向きたがっているのに
 突然 フェースの向きが上向き方向に動きます。
 かなり 早い段階、かなり高い位置で、です。
 とても 奇妙なヘッド廻り、フェース廻りの動きです。

 コレって 脚での胴体の動きに対し、
 肩を廻していない、同調させていない時に起こる動きで
 その原因になっているのが
 『右向きの内に』 腕のリリースで 問題を解決しよう 
 それを行う 時間を確保する為のモノ と考えられます。

 確かに ゴルフスイングは
 帰りの右向きの間に
 腕がからだに追随して
 リリースをしているように『見える』んですが、
 それは 腕の付け根が回っているから であって
 主たる腕の動きで ロフトを立てたり
 インサイドから入れたり、している訳では無いんです。
 …そう見えるだけ👀

 今の『からだの回転のドリル』で
 前がつっかえる、先が渋滞しているのは
 あとから リリースをする目的で
 足腰に対して、
肩を一緒に廻さない習慣が付いている』 から です。

 肩…つまり腕の付け根が先に行ってくれて無いから
 前にある 左腕が邪魔になっちゃうんですね。」

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もっこ〇君のリリース

2023年07月18日 22時20分30秒 | スポーツ

店長「説明は後に廻します。明日か、明後日の記事で😊



 まずは コレをやって下さい。 

 テークアウェイを取って
 腕が地面と平行になる位、だいたいで良いですよ。
 からだはきっちり右向きを取ります。
2023-06-01_15-15-06 - frame at 0m3s〇本日のゴルフショット 20230601 - frame at 0m2s







 ほのかーに右腕は曲がる位の位置でしょうか。

〇左向け左 - frame at 0m2s

✅Point-1
 フェースはやや下向き
 地面にまで向く必要はありませんが、
 下向きになりかかっている姿勢を作って下さい。」

Mさん「はい。」

店長「そしたら
 その位置から 一気に左を向きます。

 スイングには時間帯として
①テークアウェイの 行きの右向き、
②切り返し以降、ダウンスイングの 帰りの右向き、
➂フォロー、インパクト後の 左向き と
 ざっくりですが 3つの時間帯がありますが、
 
 その姿勢を仮の 今のトップ とすると
 時間進行で言えば ①と②の境になります が
 意識としては ②をすっ飛ばして
 一気に ➂ の 左向き✊
 お腹を、秀二を 飛球線に向けて下さい。
 すぐに✊  一気に✊ です。」

Mさん「当たりません。」

店長「今は良いんです。

 からだの向きを変える は
 グリップを、腕を移動させる為です。
 ボールを打つクラブを持ってますからね😌
  それを忘れずに😶😶

 からだを廻すと 腕やクラブには移動速度分、
 負荷や遠心力が掛かります。
 ですので 曲げた右腕を曲げたままにしておくのは
 ちょっと辛いので
 上手く当たる、当たらない は別として
 腕は その付け根である部分から離れて行こう とします。
 伸ばされる ッテコト ですね。

 それに抵抗する必要はありません。

 回転に伴って 自然に伸びる、伸ばされるようにして下さい。」

Mさん「はい。」

店長「トップ時 フェースは下向き、
 スイング円弧に対して外向き にしている、
 もしくは しかかっていますから
 腕の仕事は 伸ばすコト ではなく、
 伸ばされても その下向きを維持しておくコト です。」

Mさん「ああああ 当たり始めました。」

店長「腕のリリースを意識的にしようとすると
 どうしても からだを止めないと出来ません。
 ですので からだの回転で 受動的にする にするのが
 からだの回転との同期です。
 似ているんですけど 全然、違うんです
〇もっこす君の練習 - frame at 0m42s〇もっこす君の練習 - frame at 0m42









 トップの位置から ガバッと左を向くだけ。

 ダウンスイングと呼ばれる時間、
 帰りの右向きの時間、には何もしない に等しい。

 動作 として ダウンスイングはない 感じ

 ガバッと左を向くだけ。」

Mさん「はい。」

店長「からだの回転で打つスタートラインに立った状態です。
 ダウンスイングに何か出来る ッテコトは
 逆に からだの回転を止めて 腕の作業をしている と
 考えて良いと思います。

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L型ブリストルパターG2 の活かし方

2023年07月17日 22時16分20秒 | ゴルフクラブ

進化版L型ブリストルパター(G2-550g) と
一般的な市販のパター(300g強)  の
最大の違いは その数値通り『ヘッド重量』です。

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パターは飛ばさない道具
 と認識されているゴルファーは少なくありませんが、
少ない力で飛ぶのなら
✌小さなストローク、
✌ゆっくりしたストローク、
✌小さなストローク幅で
十分な距離を打てる方が より簡単 です。

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軽いヘッド・硬いシャフトの市販のパターで
弾いて打ってしまうのは 仕方ないかも知れませんが、
L型ブリストルパターの持つ その打撃力・破壊力を
弾いて 無駄なスピンにしてしまっては勿体無いです。

パターストロークは
ボールが地面を転がって進むので
ショットと異なり 順回転・オーバースピンになりますが、
パターにおいての 良い転がり とは
オーバースピンが沢山かかることではなく
逆に 同じ距離を進むのなら 少ない回転 の方が
地面との接触も少なく、
よりブレーキが掛かり難い上
芝目などの影響も少なくなります。
(曲がりにくい・直進性が高い ということです)

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多い回転になると ブレーキも掛かり易く
芝目の影響も受けやすくなりますから、
意図的に オーバースピンをかけるような弾くストロークは
実は サイドブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいるように
良いことは何一つありません。

ボールは自重により 始め少し沈んでいますから
そのくぼみから 飛ばしてあげてから 転がり始める方がよく
いきなり オーバースピンをかけてしまうのは
くぼみの壁に当たり、エネルギーをロスする上に
跳ねてスタートするのでラインに乗りにくくなります。

パターにおいて 一番悪いパターンは
歯で打ってしまう事で
特に
ロフトが、フェース面がどんどん上に向きながら
加えて、ヘッドも上昇、上り傾向が絡むと
歯がボールに入ってしまいます。
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距離にもよりますが、
パターでの自然なボールの回転数は 数百回転 なのですが、
歯が入ってしまうと 途端に5倍~10倍の 2000~4000回転
が初期に入ってしまいます。
お分かりになるとは思いますが、
同じ打撃力で 500回転で済む回転数が2000回転(4倍)
になるということは それだけ推進力を取られてしまうだけでなく
その回転数の増幅が当然地面との摩擦として働きます。
出だしはピュッと早く出ても、すぐに減速して伸びない ばかりか
摩擦として芝目を多く受けてしまいますから
その回転力が曲がりをさらに増やしてしまい
切れが大きくなってしまうのです。

L型ブリストルの良さを引き出すのには
単に ヘッド・フェースでボールを押してあげれば
いいのですが、逆に弾いてしまうと
破壊力があるために 逆効果になってしまう場合も…。

ショルダーストロークはパターだけでなく
ゴルフショット(ストローク)にとって
良いことは何一つないのですが、それはさておき
自分のストロークをガラスや鏡で見て頂きたい。

注目するのは 自分の動きではなく
パターの動きです。
特にヘッドではなく、シャフトに注目して貰いたいのです。

パターストロークは
ショルダーを使った 振り子で振らなくとも
多少ヘッドは上下に動きます。
理想的には やや高い位置から低い位置に
高低差という意味では斜め直線に動きたいのですが、
そうも行きません。
高いところから 低いところ
 そして打ち終わると 高いところへと移動します。

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ロフトは シャフトとの角度差 を指しますから、
ボールに対し、地面に対し
シャフトを振ってしまうと それだけ大きなロフトのクラブ
で打つことを意味します。
ゴルフクラブは構造上、ロフトが寝て来れば
フェース面の下部、歯の部分が前に出るような形に
なりますので トップになりやすいですね。
ボールが下に飛び出た上に スピンが多くかかるのですから
ブレーキも掛かりやすいでしょう。
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インパクトもそうですが、
それ以降(フォロー)に対し
シャフトが ロフトを増やさず
シャフトの角度、姿勢がそのまま
ボールを打つ抜いてあげる という事が重要です。

同じような位置で、同じようなヘッドの高さでも
シャフトの角度によって
これだけ フェースの姿勢は違うのです。

そして これは必ず撃つ方の人間の姿勢にも影響します。
特に 肩の振り子で振る人にとっては
このシャフトの延長線上に頭があるわけで、
ヘッドが前に出るストロークでは
撃つ人の頭は右にズレ易く
 その分、最下点は右にずれます。
より一層 歯で打つ確率が高くなるわけです。

意識がヘッドに行ってしまいがちですが、
人間が操作できるのは グリップの動かし方 ですから
同時にシャフト姿勢の意識も持って貰えると
L型ブリストルパターはあなたのパッティングを
インチキのように向上させます。保証します。

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悶絶クラブの楽しみ方♪

2023年07月16日 23時31分10秒 | ゴルフ

振り易いクラブ というのはどういうクラブでしょう…。

一般的には「軽い」というのが振り易いクラブに
  該当するのでしょうか…。


ここの部分、勘違いしなくてはいけないのは
 ゴルフクラブの役割として重要なのは
やや言葉遊びになってしまいますが
「打ち易い」ことであって「振り易い」ことではありません。

少ない労力・体力で 出来るだけ遠くへ飛ばす
ということを考えれば
振り易いクラブ…一般的な振り易い(軽いクラブ)は
打ち手にとって速い動きがしやすい というだけで
打ち易いとは違う意味合いです。

frame

自分の動きがしやすいという意味で
振り易い というのはあるとは思いますが
軽いクラブは ボールをどかす ボールを移動させる
ということをするのに、クラブ自身にその力が
多くない ということを指します。

自分が力がないから、非力だから
軽いクラブを選ぶというのは 
一見すると正解なように思えますが、
その実 軽いクラブで自分が速く動かなくては「飛ばない」
ということを見落としがちです。


私自身もそういう年齢になってきましたが、
若い…とは言えなくなってくると
「速く」動く行為はとても苦手になります。
怖い・・・が付いて回ります。
何かを落としたりして 反応、反射で
素早く体を動かした時 痛めたりし易くなります。



と同時に忘れてはいけないのは
ゴルフというゲームは ショットの連続性
ということの方が重要なのです。
一発、単発打つ というのではなく
ある程度時間は置いたとしても
数十回のショットの積み重ねです。
ですので コンボとして 安定的な連続性と創りだすには
出来るだけ 似たような感触のゴルフクラブを
バックの中にいれ 流れを統一化しておいた方が
それを具現化しやすいでしょう。


先端に重さの無いもので
もしも打撃をしようとした時
繰り返す…ということを前提にすると
当てることそのものが最優先になり
同じような方向や同じような距離を打つのは
二の次、三の次になってしまうでしょう。
人間は感覚の生き物ですから
動作中に何かの目安になる感覚というのに
重さは大変役に立ち、それが繰り返しの元になると思います。
→ まあ クラブを正しく使うと
  重いヘッドのクラブを軽く感じるように扱う
  重く扱わない ということにはなるですが…。

2023-03-19_10-42-17 - frame at 0m5


クラブヘッドには重心位置と言って
握る棒(シャフト・グリップ)の延長線上には実質的な
重さは無く、ズレたところに位置しています。
それが故に クラブ全体の姿勢や位置
ヘッドの姿勢や位置が把握しやすく、感覚として掴みやすく
同じことをしやすくなっているのです。

多くの人が勘違いしている ゴルフクラブの扱い方
ショットの概念
 ➡遠心力を増やして 破壊力をたくさん作る(な訳ないんですが)
というのは 
多分、軽いクラブを重くして使う方法
軽いクラブを長くして重く使う方法 だと思います。
クラブを作る側、売る側の人の考え不足も深刻ですが
軽いクラブを重くして使う のは
結果、打ち手の労力や故障として問題が多いです。
ケガのしにくい、いろいろ柔軟で筋力のある若い人向けの
クラブであり、スイング論ばかりが流行り
でも、ゴルフを実際にプレイする年齢は
どんどん上がっている 若い人が減っている という
洒落にならない 現状が進んでいます。


私は どのゴルフクラブであっても どのスイングであっても
ゴルフを楽しんでいる人は皆ゴルフ仲間だと思っています。
う~ん 言葉は悪いですが
こと ゴルフにとって「悪い」は
ゴルフに興味をもたない人やゴルフをあきらめてしまった人で
(体や家庭の事情などいろいろな理由はあるとは思いますが)
ゴルフ仲間を批判するつもりも、非難するつもりもありません。

一般的に流通しているゴルフクラブや
一般的に言われているゴルフスイングに
自分の活路の見いだせない、矛盾から抜け出せない方
是非 弊社の悶絶クラブと対話してみて下さい。
きっと 今までとは真逆な、正反対の何かが見え
ゴルフやゴルフクラブ、ゴルフスイングを
違う角度からの視点で見れるようになると思います。

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ゴルフクラブ♡悶絶クラブの楽しみ方①

2023年07月15日 22時30分42秒 | ゴルフ

悶絶クラブ(重たいヘッド・柔らかいシャフト)
だけに限りませんが、
ヘッドの重さやシャフトの機能を使って
ボールを打ってみたい・・・
そういうスイングを覚えたい という方は
是非 
✊出来るだけ重たいヘッド
✊出来るだけ重心距離の長いヘッド
✊ストロングロフトでないもの
✊出来るだけ柔らかいシャフト
を使うことをお薦めします。
いきなり ウッド(ドライバー)からは
ちょっと辛いかもしれないので
アイアンから始めると良いと思います。

スナップショット 1 (2016-11-26 1-11)


通常 スイング破壊兵器と呼んでいる
「軽量スチールシャフト」装着のアイアン
 😱5番で ヘッド重量 は 240g弱
 😱重心距離は 35㎜以下のモノが多いです
 😱SR位の硬さで 振動数は290cpm位です
 😱ストロングロフト系だと5番で25度位です
軟鉄のヘッドの場合、
 小振りなものが多く採用されています。

市販品にはほとんどない…かも知れませんが
 🌟5番アイアンで ヘッド重量 270g以上。
 🌟重心距離は 37㎜以上。
 🌟振動数は 5番アイアンで230cpm以下。
 🌟ノーマルロフト で 5番で28度位を目安に。
ここら辺を使っていれば
スイングは兎も角、体を痛めるゴルフにはならないでしょう。



今まで軽いとか、小振りなヘッド、動かない硬いシャフト
を使っていた人が この手のセッティングを打つと

まず 大ダフリ
 (もしくはチョロに近いトップ)から始まります。


おそらく 
先端にあるヘッド(重さ)をいかに振りまわすか
いったん 遅らせたヘッドを 如何にもとに戻すか
しならせたシャフトを 如何にしなり戻すか
ヘッドの重さとシャフトの柔らかさでボールを弾く
という事をイメージしていたゴルファーにとっては
重いヘッド、長い重心距離、柔らかいシャフトは
より沢山しなり、よりクラブが重く感じ
今まで以上に ゴルフクラブが思うようにならないでしょう。

色々なことを試しながら
まずは 『スイング中のクラブの重さ変化』 を
感じてみて下さい。

アドレス時に感じる ゴルフクラブの重さは
動作を始めると必ず変化します。
おそらく重くなるでしょう。

スナップショット 1 (2015-06-14 18-02)



ヘッド重量だけでなく
重心距離やシャフトの柔らかさは
その重さを良い扱いではとても軽くし
悪い扱いではより一層重くします(重く感じさせます)。

重くなるということは
自分自身の動作したい 動作しよう と思っている方向と
ゴルフクラブが行こうとしている、行きたがっている方向に
大きな差があるという事です。


テークアウェイを始めます。
テークアウェイは
ボールを打つ為の準備行為です。
ショットの目的は
「ボールを打つこと」
「ボールを目的の方向へ打つこと」
ですから
その動作時、ボールへの方向/ボールの打ちたい方向
と大きく異なるような方向に重さが掛かるのは
あまり良いことではありません。

それは打つ方向と逆に動く
準備としてのテークアウェイでも同じです。

ヘッドの重さやクラブの重さの役割は
それを使って
同じく重量物であるボールをどかすこと
その重さを使って、より動作を簡単に、
スイング動作速度を増すようにすること 
です。

ですので テークアウェイは
確かに重力に逆らい、クラブやクラブヘッドに
位置エネルギー(高さ)を与える行為ですから
アドレス時よりは多少重くなるかもですが、
反動をつけるような動き、
加速するような動き、
必要以上にクラブを重くする動きは
決して良いことではありません!

595bd670_Ben20Hogan20Backswing


ハミングバード視点で言えば
軽くて、硬い 飛ばなそうなクラブに
自分の動作スピードでエネルギーを作ってあげている
今までの癖 です。

ヘッドに重さがあって、シャフトにも柔らかさの
あるゴルフクラブには不必要な動きです。

いかにクラブの重さ、重さ感を増やさずに
速やかに・・・
 この場合の速やかな というのは速度の速さではなく
短距離で、一番近道をして、トップオブザスイングまで
行きつけるか がテーマになります。

自分の胴体・骨盤の動きと
クラブヘッドの動きが直接リンクして
体の動きが止まったら、ヘッドも止まる
と言う動作を身に着けておかないと
フルショットでない ハーフショットとか
距離コントロールするようなショットが
別なものになってしまいます。

2010111116444243889


多くのゴルファーのスイングを見ていると
始め、揺さぶる程度に少しだけ体を動かし、
クラブヘッドの重さに慣性を与え
あとはその慣性に任せて、
適当にテークアウェイしています。

これでは クラブヘッドの重さは全く活きてきません。
クラブヘッドの重さはボールをどかす為
ダウンスイング時の運動の促進の為のものであり
テークバックを横着するためのものではありません。

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