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中国人映画カメラマン池小寧氏の追悼会が故郷の北京で開催されました

2007-07-23 18:32:56 | 中国
 昨日、7月22日午後、日本でも活躍した中国人映画カメラマン池小寧氏の死を悼んで、追悼会が故郷の北京、北京国航倶楽部で開催されました。

 池氏は日本大学芸術学部に留学した後、プロの映画カメラマンとなり、張芸謀監督の「秋菊の物語」の撮影などを担当したほか、日本では残念ながら放映されていませんが、「走向共和」「喬家大院」など、数多くの映画やテレビドラマの制作に撮影監督として関わってきました。

 亡くなったのは7月11日、夜11時過ぎ、横浜の病院でした。生きている間に北京へという思いもあったそうですが、治ることへの望みを捨てず、第二の故郷となった日本での治療にかけたといいます。

 池氏の生い立ちや人柄などを含め、詳細は「君在前哨/中国現場情報」の、
「中国映画制作陣と日本映画技術陣を結びつけた池小寧、死す」で、読むことができます。

 追悼会に参加した中国の友人がさっそく連絡をくれましたが、撮影などの都合で会う機会が少なくなっていた池氏の友人、知人、映画関係者などが多数集まり、改めて池氏の人柄の良さを痛感させられたとメールで記してきました。参列者の中には池氏の幼なじみでもあった監督の陳凱歌氏、俳優の葛優氏もあったそうです。

 文面には、「みんなが池小寧氏と最後のお別れが出来たが、本当に悲しい」とありました。