別 胡 説 八 道!

    真 是 豈 有 此 理!

過激な言葉ににじみ出る、むなしさ はかなさ

2005-08-08 18:22:53 | Weblog
<熱烈祝賀小日本挨原子弾60周年>

<先把全日本的男人殺光,再把全日本的女人奸光,再殺!>

 上記の中国語を日本語に訳さなくても、意味はわかると思います。

 8月13日(第2次上海事変)、8月15日(日本降伏)、9月3日(抗日戦争勝利)、9月18日(柳条湖事件)というように、抗日戦争勝利60周年の日々が近づきつつあることが関係しているのでしょう。

 中国の掲示板には、日本へのさまざまな感情的批判、罵詈雑言がまたまた飛び交い始めています。

 中国人の日本への怒りや批判が今もっておさまりきらないことは認識できるが、こんな口汚いののしりを書き込んでほざいたところで何の効果もないことを、中国人、とりわけ、若者たちは知るべきではないでしょうか。

 「自らの現代社会への不満を日本に転嫁してののしっても、日本人にその声が届かないばかりか、反発を招いたり無視されるだけということを、今の若い中国人は理解できない」と、述べる中国人もいます。

 ましてやここ1、2年のうちに、これまで中国と深く関わってきた日本人が、中国との関わりを受け身ではなく能動的に避け始めたことを危惧する中国人の声も、何度か聞く機会がありました。

 日本への批判はいっこうにかまわないが、あざけりが過激になればなるほど、彼らのむなしさ、はかなさがより鮮明ににじみ出ているという確信に近づきつつあります。