日本の雑誌などではラジャアンパットはどちらかと言えばマクロな海。。。
みたいに紹介されてるけど、前回のサンゴ編もそうだけどワイドもめちゃめちゃ面白い海です!

潮の流れに関係なくどのポイントでも見られるユメウメイロ、ウメイロモドキ、クマザサハナムロの大群。



潮が当たる張り出した根の上ではアジやカイワリの仲間が大きな群れを作って集団捕食なんてシーンが
当たり前のように目の前で見ることが出来る。


ドロップオフ沿いの水面近くにはアカモンガラの大群、深場にはムレハタタテダイの大群も
馴染みの景色になってしまう。

Blue Magicというポイントでは浅場でギンガメアジが壁になっていた。



アンダマン海でもたまに見かけるけど、こんな大きな群れは見たことがない。
ピンジャロスナッパーの大群。



バラクーダはシェベロンバラクーダ、ブラックフィン、ピックハンドルの3種類がいたるところで
群れを作っていて、ダイバー慣れしていないのかかなり近づくことが出来た。




浅場のガレ場にはスズメダイの仲間のゴールドベーリーダムゼルが群れている。

桟橋の下ではアジの仲間が群れていて、動画で撮ってみても面白い。


Sarden Reefというポイントでは視界を塞ぐほどのシルバースライド(きびなごの仲間)や根を覆い尽くす
スカシテンジクダイ、潮が当たればインデイアンオーシャニックトリガーの大群れやテングハギモドキの大群。
運が良ければカンムリブダイやリボンスイートリップスの群れにも出会える。


Manta Sandyというポイントではついついマンタばかり見てしまいがちだけど、すぐそばの枝サンゴには
クロオビアトヒキテンジクダイやSPOTGILL CARDINALFISHがびっしりと群れている。



ツバメウオもラジャアンパットでは多くのポイントで普通に見られる。
Misokonというポイントでは大きな群れに出会うことが出来る。






潮が当たればウメイロモドキやクマザサハナムロの大群にアタックをかけるロウニンアジやカスミアジの群れといった
エキサイティングなシーンにも出会うことが出来る。
次回はいよいよ【水中マクロ編】
ラジャアンパットの固有種をはじめ、珍種がいっぱい!
Photo By Nu Parnupong , Shoji