イーダイブ スペシャルトリップ報告☆

ediveオペレートのインドネシア・コモドクルーズ、インド領アンダマン諸島クルーズのSPクルーズ報告!

ラジャアンパットクルーズ 2012 【水中ワイド/地形&マングローブ編】

2012-04-26 | 2012/3 ラジャアンパットクルーズ

ラジャアンパットクルーズ いよいよ最終章です。

石灰岩で出来たラジャアンパットの島々は長い年月をかけて波に浸食され、不思議な地形を生み出しました。

ガイドブックの表紙にもなっている浅場のホール。





小さなホールを通して差し込む光がスポットライトのよう。













今回のクルーズで最も気に入ったMangrove Ridge
こんなに透明度の高いマングローブ水域は見たことがなかった。
しかもその手前は美しいサンゴが一面に広がっていた。

















マングローブの水域にはお馴染みの魚地もいっぱい。










豊富な栄養分がマングローブから海へと流れ込み、美しいサンゴを育んでいく。


ソフトコーラル、ハードコーラルともに珊瑚の美しい海。

大物からマクロまで多種多様な生き物たちが集まる豊かな海。

『奇跡の海! ラジャアンパット』

ぜひ皆さんもその目で確かめてみてください。



来年は1月19日~27日と3月20日~28日の2クルーズチャーターを予定しています。

興味のある方はご連絡ください。

ご予約、お問い合わせお待ちしています。



Photo by Nu Parnupong , Shoji



ラジャアンパットクルーズ 2012 【陸上編】

2012-04-26 | 2012/3 ラジャアンパットクルーズ

ラジャアンパットクルーズはもちろん海がメインだけど、陸上のツアーも見どころがいっぱい。

600以上ある島々に人が住んでいるのはわずかに35島。島に上陸すると出迎えてくれたのは子供たち。







ディンギーに乗って進んでいくと、石灰岩で出来た岩肌の島々が入り組んだラグーンへ
波に浸食された奇岩があったり、綺麗なランが咲いていたり。。。























入り組んだラグーンを抜けてビーチの綺麗な島へ上陸。

















山を登ってビューポイントへ。。。かなりハードですが上からの景色は最高です!







朝はちょっと早起きして朝靄に包まれた島々と鳥の鳴き声がとても神秘的なので、お勧めですよ。

でも、少しずつ開発が進んでいたり、違法な漁業が増えたりと、いつまでこの自然が守られていくのだろう。

本当に素晴らしいこの海と自然を大切に守ってこれからも多くの人たちに見て欲しいと思います。



長きにわたったラジャアンパットクルーズ報告もいよいよ次回がフィナーレです!

最後は個人的に一番感動したマングローブ水域でのダイビング&【水中ワイド/地形編】です。

ラジャアンパットの素晴らしさはここから始まったのではないのだろうか?と、思えるほど

生命力に満ち溢れた素晴らしいところでした。

そして、神秘的な空間が水中世界に光のアートを作っている場所。。。こうご期待!


ラジャアンパットクルーズ 2012 【水中ワイド/大物編】

2012-04-25 | 2012/3 ラジャアンパットクルーズ

お待たせしました~いよいよラジャアンパットで見られる大物?シリーズです。

まずは12月から3月にかけて遭遇率がアップするマンタ
クリーニングステーションに次から次へと集まる数は10枚以上。
しかもでかい!そしてブラックマンタも!










クリーニングステーションはサンゴの瓦礫を集めてラインを作り、それ以上内側には入らないようなルールがあります。
マンタもそれをわかってるのか全然逃げようとせずにすぐ近くまで寄ってきます。







ラジャアンパットと言えば ウォビゴンシャーク!スカシテンジクダイに覆われた小さな根に隠れてることが多いです。



こんだけ近づいても逃げません。目のアップ&口髭?のアップ~







結構頻繁にいろんなとこで見ました。ナポレオン





テーブルサンゴの下にはホワイトチップシャークの子供たちが集まっていました。





珍種!ラジャアンパット固有のラジャエボレットシャークは別名ウォーキングシャーク(歩くサメ)





時間帯や潮の当たり具合によっては数十匹の群れになるときも。カンムリブダイ





他にもリーフ内ではブラックチップシャーク、ドロップオフの深場ではグレイリーフシャークがいたりしました。

大型のロウニンアジイソマグロサワラなど光物系の大物もたくさんいます。

そして・・・

なんと今回のクルーズでは2名の幸運なゲストがジンベイザメを目撃しました!

10月から12月にかけてはモブラの群れが見られることもあるそうです。




次回は【陸上編】このクルーズの楽しみの一つでもあるビーチや島への上陸、マングローブツアー

トレッキング&ビューポイントツアー等々盛り沢山です。



Photo by Nu Parnupong , Yasuko Ando , Masami Shimada , Wakako Tanaka



















ラジャアンパットクルーズ 2012 【水中マクロ/エビ・カニ&ウミウシ編】

2012-04-24 | 2012/3 ラジャアンパットクルーズ

今回は水中マクロの続編です。
特にエビやカニなどの甲殻類とウミウシを集めてみました。
コモドと違って水温の高いラジャアンパットですがウミウシ結構色々いましたよ~

日本で数年前にブレイクしたユキンコボウシガニ



こいつ撮るのはめちゃめちゃ大変です。テヅルモヅルエビ



オラウータンクラブはミズタマサンゴじゃなくてマッシュルームコーラルに多い?



日本のに比べて微妙に色合いが違う?ミカヅキコモンエビ



珍しい!バイオレットボクサーシュリンプ



ミズガメカイメンやスリバチカイメンを探せば自分でも見つけられるピンクスクワットロブスター



フシウデサンゴモエビの仲間もけっこう多かった。オリビアシュリンプ



カイメンの中にいた綺麗なエビ。



ナデシコカクレエビ?だと思います。。。



今回のスーパーエビ!ヘアーリーシュリンプははっきし言ってゴミにしか見えません(笑)



アンダマン海や日本の海で見る個体とは模様が異なるバブルコーラルシュリンプ



いつでもおしりフリフリ~イソギンチャクモエビ



ちょっと変わったカイメンを背中にしょったカムリの仲間



バックが綺麗!アカホシカクレエビ





ここからはウミウシ編です。
正直ウミウシにはあまり興味がなく、名前もほとんどわかりませんのでとりあえず並べてみました。
でも、ピカチューは多かったですよ。しかもいろんなバージョンがいてこれらは僕も撮りました(笑)





















































次回はいよいよ【水中ワイド/大物編】をアップしますのでお楽しみに!


Photo by Nu Parnupong , Wakako Tanaka , Masami Shimada






















ラジャアンパットクルーズ 2012 【水中マクロ編】

2012-04-22 | 2012/3 ラジャアンパットクルーズ

ラジャアンパットに生息する魚は2007年のナショナルジオグラフィックのレポートで
970種類を超えており、現在でもなお新たな魚が発見されている。
著名な魚類学者G.アレンは1回のダイビングで283種類の魚類を確認した。

今回のクルーズでも多種多様な生物に出会うことが出来ました。
ほんの一部ですがご紹介します。



マクロ派ダイバーに人気のピグミーシーホースはなんと6種類!
しかも水深15m前後で見れるからじっくり観察&撮影が出来ます。

白、緑、赤が絶妙のカラーバランスのポントヒ







以前はポントヒのカラーバリエーションと言われてましたが、セヴァーンシという別種だそうです。







コールマンはペアーでいたけどなかなか2匹同時に同じ方を向いてくれないんだよね~







個体数的には一番多くて見つけやすいデニス







デニスのバリエーション?まだ学名のない通称クリスマス







日本でもなじみのバキーバンティはお腹がパンパン。







バキーバンティの黄色バージョン。





カエルアンコウはほとんど見かけなかったけど、Pearl farm Jetty では珍しい種類のカエルアンコウに出会えた。









イッポンテグリはバタンタ島で。





ラジャアンパット固有のカエルウオ。テールスポットブレニー





ラジャアンパット固有のメギス。ラジャドティーバッグ





ラジャアンパット固有のイソハゼの仲間。ラジャゴビー





バスブレニーはオスとメスで体色が違う。こちらはオス。





バスブレニーのメス





イエローテイルブレニーのカラーバリエーションに似てるけど。。。





個体数はやや少なめかな。スポークアイブレニー





コモドでも見られるボブテイルスクイドは変幻自在に色を変える。





メギスは種類も多く、図鑑に載ってないのも多い。これは特に目立っていたスプレンディッドドティーバッグ





フラッシャー(クジャクベラ)の仲間も多く、これはイリアンジャヤラス





Jetty(桟橋)にはアイドルがいっぱい。水深5mにいたカニハゼ





足の踏み場がないほどいっぱい。ゴールドスペックジョーフィッシュ。。。よく見るとそばに変わったカニ?





サンセットで産卵の瞬間を狙え!ニシキテグリ





会えたらラッキー。アカククリの幼魚





マンタのクリーニングステーション Manta Sandy ではマンタに飽きたら下を見て。変なのがいっぱいです(笑)
全身毛むくじゃらなタツノイトコ?





スーパーマクロなオコゼの仲間のベビー





ギンガハゼは水深5mにいっぱい







インドネシアの海には綺麗な貝の仲間やホヤの仲間がいっぱい。




















まだまだ紹介しきれないぐらい変わった魚やかわいい魚がいっぱいのラジャアンパット。
しかも自分たちでも探せるぐらいいっぱいいるから、マクロにあまり興味がなかった人も
クルーズが終わるころには夢中になってしまうかも。

次回は【水中マクロ編】の続編でエビ&カニ、ウミウシを集めてみましたのでお楽しみに~


Photo by Nu Parnupong , Wakako Tanaka